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12頭の馬と馬術部員と猫も暮らす三鷹馬場/キャンパス散歩

掲載日:2022年12月6日

キャンパス散歩 第40回

12頭の馬と馬術部員と猫も暮らす三鷹馬場

荒浪航洋
本部学生支援課
体育チーム一般職員 
 

三鷹馬場は、本郷・駒場の両キャンパスから少し離れた東京都三鷹市大沢に位置する東京大学運動会馬術部の練習場です。三鷹馬場周辺は、都内でありながらも閑静で自然豊かな場所となっており、馬術部員と馬たちは、落ち着いた環境で日々練習に臨むことができています。三鷹馬場のすぐそばには野川という川が流れており、春には川岸の桜並木が満開となり、大変美しい景色を眺めることができます。

三鷹馬場には、12頭の馬が過ごす厩舎、馬が運動する大馬場、調馬索練習や放牧に使うポニーリンクなどの練習用設備と部員用の部室があります。現在は馬術部の練習場としての利用のほか、年に2回東京大学運動会主催による馬術講習会の開催により、一般学生・教職員も利用することが可能です。

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12頭の馬が日々暮らす厩舎
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厩舎から顔を出す馬の様子
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三鷹馬場で練習する本学馬術部員

三鷹馬場は、東京大学運動会馬術部の練習地として昭和40年3月に竣工されました。もともと同部の施設は旧・東京高校の跡地(現・三鷹寮)の一角に立地していましたが、昭和40年3月に、東京天文台(当時は本学附属研究所)の一部であった現在地を本学学生部が借用し、馬場および厩舎を全面的に移転しました。その後、昭和62年に同地内に学生用施設(部室)を設置、さらに平成16年4月の本学法人化にともない、東京大学所有の課外活動施設となり、現在に至ります。

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三鷹馬場で行われている体験乗馬会の様子
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散歩中の犬に興味津々なスマートコーラス(馬)
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猫とも仲良しなパズドリーム(馬)

現在、三鷹馬場には12頭の馬が飼育されており、毎日欠かさず部員が面倒を見て、馬術の練習に励んでいますが、時には馬術部員以外の一般の方とふれあう機会もあります。五月祭・駒場祭では、三鷹馬場から各キャンパスに馬たちを連れていき、乗馬体験や餌やり体験を実施しています。また、地元の自治体である三鷹市と本学馬術部とが協力して、親子向けの地域イベント「三鷹ふれあい乗馬体験」を開催しています。乗馬体験や餌やり体験はもちろんのこと、部員や外部講師による馬についてのレクチャーや、部員による馬術競技の実演など、様々なイベントを通して馬に親しんでもらうことを目指しています。

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試合に臨む本学馬術部員
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試合に臨む本学馬術部員
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シルバーボーイ(馬)と本学馬術部員

最後になりますが、三鷹馬場で活動する東大馬術部のほか、多くの運動部を支援するため、本学では「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、これまでも皆様から多大なご支援を頂戴しております。引き続き、本学運動部へのご支援・ご声援を賜りますようよろしくお願いいたします。

東京大学馬術部支援基金はこちらから

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