Nature Indexにおける東京大学の国際共同研究への貢献
著名な自然科学系雑誌82誌に発表された論文を集計分析し、各機関がどれだけ参加し貢献したのかを数値化する Nature Indexにおいて、東京大学の国際共同研究に対する貢献が明らかになりました。
学術出版大手のシュプリンガー・ネイチャーの発表によると、Nature Indexが対象とする雑誌に掲載される研究において、国別でみると日本はアメリカ、中国、イギリス、ドイツと同様、国際共同研究シェアに基づくスコア(国際共同研究における重要度の指標)でトップ5に入っていました。さらに、日本の国際共同研究の中でスコアへの貢献度が高かった日本と他国の機関の組み合わせの分析では、貢献度の高い上位3件は、東京大学とドイツのマックスプランク研究所、東京大学と中国科学院、東京大学とフランス国立科学研究センターとの組み合わせでした。このことから、日本の国際共同研究において、東京大学が主導的な役割を果たしていることがわかります。
「Nature Index Annual Tables 2021」においては、東京大学の論文シェアは8位となっていました。
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このように東京大学は、海外の学術機関とも連携し、質の高い共同研究を行うことにより、幅広く「知」の活動を展開しています。