「第6回サステナブルファイナンス大賞」表彰式が開催され 「東京大学FSI債」が大賞を受賞
1月20日、2020年を通じて日本での環境金融・サステナブルファイナンスの発展に貢献した企業等を選ぶ「第6回サステナブルファイナンス大賞」の表彰式がオンラインで開催され、過去最多の13団体が表彰される中、国立大学法人東京大学(総長:五神真/以下、東京大学)が最優秀賞(大賞)を受賞しました。
「サステナブルファイナンス大賞」は、環境問題を金融的に解決する「環境金融」の普及・啓蒙活動を行う一般社団法人環境金融研究機構(以下、RIEF)が、日本の金融市場で環境金融商品・サービス・取り組みを行う金融機関、企業、団体等を顕彰する制度で、2015年に始まりました。
今回の受賞は、東京大学が本年10月、国立大学として初めてとなるソーシャルボンド「東京大学FSI債」(正式名称:第1回国立大学法人東京大学債券)の発行による資金調達を行った取り組みが評価されたものです。
表彰式では、初めに佐藤泉審査委員長より講評が行われ、東京大学が教育・研究活動に加えてFSIを推進する取り組み等を通じて社会課題の解決を目指している点が高く評価されたとコメントがありました。表彰状の授与では、オンラインの表彰式に先立って東京大学で行われたRIEF藤井良広代表理事から五神総長への表彰状授与の様子が写真で紹介されました。また、各受賞団体による報告では、坂田副学長が「東京大学FSI債」発行の取り組み内容やその意義についてプレゼンテーションを行いました。
※FSI(Future Society Initiative:未来社会協創)とは、教育と研究に加えて、複雑化する社会課題の解決を新たなミッションと認識し、文理を超えた「知」を集積して、より良い未来社会の構築に向けて協創すること。
- 第六回(2020年)サステナブルファイナンス大賞の表彰式(オンライン)開催(環境金融研究機構)
- 「第六回(2020年)サステナブルファイナンス大賞」決定(環境金融研究機構)
- 「東京大学FSI債」について(投資家向け情報)
東京大学財務部経理課資金調達チーム
担当:中西、大原
電話:03-5841-0307、0329
E-Mail:shikinchoutatsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp