東京大学FSI債がキャピタル・アイの「BEST DEAL OF 2020」 （財投機関債等部門）を受賞

国立大学法人東京大学（総長：藤井輝夫／以下、東京大学）が昨年10月に発行した「東京大学FSI債」（正式名称：第1回国立大学法人東京大学債券）が、株式会社キャピタル・アイが選定する「キャピタル・アイAwards」において財投機関債等部門の「BEST DEAL OF 2020」を受賞しました。
　
「キャピタル・アイAwards」は、当該年度の資本市場でなされたファイナンスのなかで最も優れた案件について、株式会社キャピタル・アイが引受証券会社と機関投資家へアンケートを行い、その回答をもとに選出し表彰する賞で、2007年度から行われています。
 
今回の受賞について、キャピタル・アイでは次のように講評しています。
「国立大学初の市場公募債。ソーシャルボンドとして起債し、大学債という新市場の形成だけでなく、SDGs債市場の拡大にも貢献した。200億円の発行額を優に上回る1260億円程度のオーダーを取り込む盛り上がりとなった。政府が関連法令を6月に改正しており、これに基づく第1号だった。」
 
東京大学FSI債は、既に一般社団法人環境金融研究機構「2020年サステナブルファイナンス大賞」、DealWatch「Debut Debt Deal of the Year」を受賞しており、3件目の受賞となります。
 
※FSI(Future Society Initiative:未来社会協創)とは、教育と研究に加えて、複雑化する社会課題の解決を新たなミッションと認識し、文理を超えた「知」を集積して、より良い未来社会の構築に向けて協創すること。