気候変動時代の幼児教育:関係的な世界と〈共に/その中で〉継承することを学ぶ
基本情報
| 区分 | 講演会等 |
|---|---|
| 対象者 | 社会人・一般 / 企業 / 大学生 / 教職員 |
| 開催日(開催期間) | 2025年9月23日 9時30分 — 11時 |
| 開催場所 | オンライン |
| 会場 | 【オンライン】 Zoomウェビナー |
| 定員 | 1000名 |
| 参加費 |
無料
|
| 申込方法 | 要事前申込
お申し込み・詳細はCEDEPウェブサイト イベントページをご参照ください。 |
| 申込受付期間 | 2025年8月28日 — 2025年9月23日 |
| お問い合わせ先 | イベントページ内の問い合わせフォームから |
CEDEP国際セミナー 「気候変動時代の幼児教育:関係的な世界と〈共に/その中で〉継承することを学ぶ
共催|科研費(国際共同研究加速基金)子どもと自然の新しい関係のための教育理論とアプローチの構築:気候変動の時代の保育/発達保育実践政策学センター(CEDEP)お申し込み|事前登録制(先着1,000名)参加費無料
企画趣旨
本セミナーは、気候変動時代の幼児教育をテーマとしたセミナーの第3回目です。日本、カナダ、スウェーデンの共同研究者が集まり、カナダ・ブリティッシュコロンビア州カムループスのトンプソン・リバーズ大学からセミナーをお届けします。ヴェロニカ・パシーニ=ケッチャボー教授と、ペダゴジストのテレサ・スミス氏、ナーダ・ネルソン氏が「関係的な世界と〈共に/その中で〉継承することを学ぶ」というテーマで講演します。
プログラム
■開会挨拶・企画趣旨浅井 幸子(東京大学 教授/CEDEPセンター長)
■講演
気候変動時代の幼児教育:関係的な世界と〈共に/その中で〉継承することを学ぶ
ヴェロニカ・パシーニ=ケッチャボー(ウェスタン大学 教授)
テレサ・スミス(ブリティッシュ・コロンビア幼児教育ペダゴジー・ネットワーク ペダゴジスト)
ナーダ・ネルソン(ビクトリア大学チャイルドケア ペダゴジスト)
ウェビナーの前半では、パシーニ=ケッチャボー教授が、カナダの幼児教育における「コモン・ワールド」アプローチに内在する複雑性と倫理的配慮について論じます。特に、子どもたち、家族、幼児教育者と共に新たな軌跡を切り拓きながら、土地と共にあり、また土地の内に根ざした、継承の実践に生命を吹き込むことに焦点を当てます。
後半では、ペダゴジストのテレサ・スミス氏とナーダ・ネルソン氏が、カナダ西部の文脈において教育者と共に「よく継承する(inherit well)」ことに、どのように取り組んだかの実践事例を紹介します。テレサ氏は、子どもとイモムシとの関係を複雑さの中に置き直す教育プロジェクトを通して、幼児教育における存在の人間中心的なあり方を揺さぶります。ナーダ氏は、3~5歳児クラスにおける教育的瞬間をたどり、地球規模の火災や洪水への子どもたちの関心と、地域の「人間以上のものを含む世界」との間のつながりを浮き彫りにします。
ウェビナー全体を通して、登壇者たちは、幼児教育において、現在的な状況に応える準備をし、新しい可能性を世界化していく上で、ペダゴジストの果たす役割を焦点化します。
■討論
野澤 祥子(東京大学 特任教授/CEDEP)
グニラ・ダールベリ (ストックホルム大学 名誉教授)
ボディル・ハルバース (ストックホルム大学 幼児教育プログラム・ディレクター)
インゲラ・エルフストロム(ストックホルム大学講師(元))
ヴェロニカ・パシーニ=ケッチャボー Veronica Pacini-Ketchabaw, PhD.
カナダ・オンタリオ州のウェスタン大学教育学部幼児教育学科の教授であり、ブリティッシュ・コロンビア幼児教育ペダゴジーネットワークの共同ディレクターを務めている。彼女の著作や研究は、コモン・ワールド・リサーチ・コレクティヴ(子どもと場所・物質・他の種との関係をたどる)や、幼児教育ペダゴジー・コラボラトリー(21世紀のペダゴジーの輪郭・条件・複雑性を実験的に探究する)に貢献している。
テレサ・スミス Teresa Smith
ブリティッシュコロンビア幼児教育ペダゴジーネットワークに所属するペダゴジストであり、カナダ・ブリティッシュコロンビア州内陸部のセクウェペムク(Secwepemcu’lecw)の地で、子ども、教育者、家族と共に活動している。彼女の教育実践は、人間および隣人であるモアザンヒューマンとの日常的関係に焦点を当てている。スミス氏は、21世紀の複数かつ重なり合う危機と可能性に創造的に応答しながら、人間が多くの地球上の種のひとつとして、生き生きと暮らしていく場として幼児教育を構想している。
ナーダ・ネルソン Narda Nelson
ビクトリア大学チャイルドケアに所属するペダゴジストであり、ジェンダー研究のバックグラウンドと、カナダ・アルバータ州北部(トリーティ8テリトリー)で育ったことをいかし、幼児教育において、植物・動物・廃棄物の流れの関係と共に倫理的な未来を再想像することに焦点を当て、学際的なアプローチを展開している。ネルソン氏は現在、ウェスタン大学教育学部の博士課程に在籍しており、幼児教育ペダゴジー・コラボラトリーとコモン・ワールド・リサーチ・コレクティヴのメンバーでもある。


