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研究資源の多様性、研究環境の包摂性が創造する新しいアジア研究 UTokyo D&I アクションとメッセージ

掲載日:2022年7月20日

― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―

ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。

アクションとメッセージ

研究資源の多様性、研究環境の包摂性が創造する新しいアジア研究

東洋文化研究所 髙橋 昭雄(所長)

本研究所では、日本、アジア、世界の過去・現在・未来を総合的に研究しています。政治・経済・歴史・文学・芸術・宗教など多様な研究分野を視野におさめ、海外の研究機関との交流も活発です。図書室では、漢籍を中心に、少数言語を含む多様で膨大な蔵書(図書約70万冊、学術雑誌約1万タイトル、49の大型コレクション等)を構築してきました。さらに、国際的評価を得ている海外の一流大学の教員を1年程招聘して国際共同研究を推進するなど、研究や教員のダイバーシティ向上に取り組んでいます。

また、東文研には、毎年数多くの外国人研究者が訪問研究員として一定期間所属しています。かれらの自由な研究活動を支援するため、図書室の利用や研究スペース、一流のアジア研究者との交流の場といった魅力的な研究環境を提供し、優秀な研究者が集まるアジア研究の世界的拠点となっています。2022年度からは、国際交流基金が招聘した外国人研究者の支援にも取り組むなど、日本のアジア研究のインクルージョン実現に貢献しています。

東京大学と台湾大学の合同ワークショップ(2022年2月19日)
社会学を学ぶ学生らが、国際結婚やセクシュアリティ、社会運動、世代など、異なるテーマで報告、討論しました。

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