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「第27回東アジアシンポジウム」開催報告

掲載日:2021年12月2日

10月27日(水)~29日(金)の3日間、医科学研究所主催のもと、第27回東アジアシンポジウムが開催されました。第27回のテーマは、~Reboot 2021: Exploring Life Science in the Post-Pandemic Era~でした。

このシンポジウムは、東アジアの生命科学分野における研究者間の情報交換と交流を深めることを目的に1994年に始まり、参加機関が輪番で主催しています。本来は2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により1年間延期し、本年完全オンラインでの開催となりました。

今回は下記の8機関が参加しました。
京都大学ウイルス・再生医科学研究所(日本)
国立台湾大学医学院生物化学・分子生物学研究所(台湾)
東京大学医科学研究所(日本)
ソウル大学分子生物学遺伝学研究所(韓国)
沖縄科学技術大学院大学(日本)
中国科学院上海生命科学研究院生物化学・細胞生物学研究所(中国)
順天郷大学順天郷医学生物学研究所(韓国)
上海科技大学(中国)

医科研からは8名の研究者が参加し、シニア研究者がそれぞれ12分間の研究発表を行ったあと、質疑応答が活発に行われました。また、若手研究者/学生セッションでは、8分間のショートトークとポスターディスカッションの時間が設けられました。若手研究者/学生セッションでは、参加者の中から選ばれた代表者の主導により、ショートトークが運営された他、ポスター発表については、事前にオンラインで閲覧可能なポスター閲覧サイトを開設することで、ポスターディスカッションの時間に若手・学生参加者が十分に活発な議論・意見交換をおこなうことができました。

さらに、シンポジウムの終盤には第26回より新たに創立された“Ken-ichi Arai Award”の本年の受賞者である順天堂大学の森下英晃講師による記念講演が行われました。
 
なお、医科研から若手発表者として参加した山内(石川)祐さんが、Best Presenter Award(若手研究者部門)を受賞されました。(発表タイトル:Age-associated alteration of female reproductive morphology and fertility in mice)
 
来年は、上海科技大学主催にて開催される予定です。


<山梨所長によるOpening Remarks>


<シンポジウムメインセッション>


<ポスターディスカッションセッション>


<順天堂大学 森下講師によるKen-ichi Arai Award 記念講演>


<Best Presenter Award(若手研究者部門)受賞の山内(石川)祐さん>
 
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