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D&I向上のための短期的・長期的取り組み UTokyo D&I アクションとメッセージ

掲載日:2022年8月26日

― UTokyo D&Iキャンペーン2022 ―

ダイバーシティ&インクルージョン(以下「D&I」)推進を通じて、誰もが生き生きと活躍できる魅力あるインクルーシブキャンパスの実現を目指すため、東京大学では3月から「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。D&Iの取り組みについて、各部局長をはじめとする本学の構成員からの抱負とアクションを紹介していきます。

アクションとメッセージ

D&I向上のための短期的・長期的取り組み

大気海洋研究所 河村 知彦(所長)

大気海洋研究所では、D&Iに関する取り組みとして、産休取得時や育児・介護期間における研究を支援する部局独自のワークライフバランス支援制度の導入、若手教員を対象にしたサバティカルによる海外研究機関への派遣の活性化など、様々な若手研究者の育成・支援策を実施しています。

大気海洋科学に係わる女性研究者を長期的に増加させるため、柏キャンパス全体で取り組んでいる女子中高生の理系進路選択支援イベント「未来をのぞこう!」にも積極的に参画しています。また、2021年度には部局で初めて女性限定の教員選考人事を行いました。この人事では、女性のみが応募可能とする代わりに、大気海洋科学に係る広範な分野の研究者が応募できる公募とした結果、期待以上に多くの応募者がありました。これ以外にも女性教員の採用を推奨した結果、2020年度以降に新規採用した7名の専任教員のうち3名が女性教員となるなど、D&Iの向上に努力しています。

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