横断型教育プログラム(University-wide Education Program)
横断型教育プログラム(University-wide Education Program)
東京大学は、新しい課題に向けて異なる分野の知をつなぐ横断型教育プログラムを展開しています。横断型教育プログラムとは、定められたテーマに沿って、複数の教育部局において開設している講義・演習等をひとまとまりとして履修するもので、所属する教育部局固有の教育カリキュラムに加えて履修することができます。現在では14のテーマでプログラムを展開しており、どれもこれまでにない新しい創造的領域に挑戦するものです。プログラムを修了した者には修了証が授与されます。
*The following file contains the English version of the description about the program.
横断型教育プログラム一覧
学部横断型教育プログラム University-wide Undergraduate Education Program
プログラム名 | プログラム名(英) | 開設年月 |
---|---|---|
メディアコンテンツ教育プログラム 2024年度末で終了 |
Media Content | 平成21(2009)年4月 |
ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラム バリアフリー教育プログラムから名称変更(2023年度~) |
Diversity and Inclusion | 平成23(2011)年4月 |
死生学・応用倫理教育プログラム | Death and Life Studies and Practical Ethics | 平成24(2012)年4月 |
こころの総合人間科学教育プログラム | Human Integrative Science and Education of Mind | 平成28(2016)年4月 |
数理・データサイエンス教育プログラム | Mathematics and Data Science | 平成30(2018)年4月 |
地域未来社会教育プログラム | Future Regional Society | 平成31(2019)年4月 |
サイバーセキュリティ教育プログラム | CyberSecurity | 令和4(2022)年4月 |
エネルギー総合学教育プログラムnew | Education Program of Comprehensive Energy Sciences | 令和6(2024)年4月 |
サステイナビリティ学際教育プログラムnew | Interdisciplinary Education Program on Sustainability | 令和6(2024)年4月 |
半導体教育プログラムnew | Semiconductor Education Program for Interdisciplinary Research and Innovation | 令和6(2024)年4月 |
大学院横断型教育プログラム University-wide Graduate Education Program
プログラム名 | プログラム名(英) | 開設年月 |
---|---|---|
海洋学際教育プログラム | Interdisciplinary Education Program on Ocean Science and Policy | 平成21(2009)年4月 |
デジタル・ヒューマニティーズ教育プログラム | Digital Humanities | 平成24(2012)年4月 |
科学技術イノベーション政策の科学教育プログラム | Science, Technology, and Innovation Governance | 平成25(2013)年4月 |
社会デザインと実践のためのグローバルリーダーシップ養成プログラム | Global Leadership Program for Social Design and Management | 令和2(2020)年9月 |
(参考)終了したプログラム Terminated Program
横断型の種類 | プログラム名 | プログラム名(英) | 廃止年月 |
---|---|---|---|
学部横断型 | ジェロントロジー教育プログラム (PDFファイル:315KB) | Gerontology | 令和3(2021)年3月 |
大学院横断型 | Japan-Asia Studies | 令和4(2022)年3月 | |
学部横断型 | 国際総合日本学教育プログラム (PDFファイル:265KB) | Global Japan Studies | 令和5(2023)年3月 |
※終了したプログラムについても、修了証申請は受け付けます。
修了証授与までのステップ
履修対象は学部横断型と大学院横断型で異なります。
学部横断型:東京大学の学部後期課程の学生(内定生を含む)、大学院学生
大学院横断型:東京大学の大学院学生
※所属学部・研究科等の規則に注意して履修を進めてください。
Step1 科目履修登録
所属学部・研究科等の履修登録手続き方法に従い、通常の履修登録期間にUTASで登録を行ってください。
Step2 科目単位認定
成績評価および単位認定は、各授業科目の成績評価基準に基づき行われます。
Step3 修了証申請
修了証の申請時期は、在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)する学期の初めです。 修了証授与を希望する学生は、UTASで期間中に手続きを行ってください。手続きについてはこちらのリンク先 (PDFファイル: 1,016KB) を参照してください。プログラムによって必修科目等の単位数が異なります。詳細は各プログラムのウェブサイト等で確認してください。
〈申請時期〉
2025年3月末日までに在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)する学生で、プログラムの修了に必要な単位を修得する見込みの場合
2024年10月1日(火)~ 2024年10月31日(木)
2025年4月から2025年9月末日までに在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)する学生で、プログラムの修了に必要な単位を修得する見込みの場合
2025年4月中旬ごろにお知らせします。
※修了証申請を行わなかった場合には、修了証は交付されません。
Step4 修了証授与
各プログラムの修了に必要な単位を修得し、在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)した履修者には、東京大学から修了証が授与されます。この修了証は、全学の教育運営委員会で認められて大学が授与する正式な修了証です。
※プログラムの修了に必要な単位を修得しても、在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)しない場合には修了証は交付されません。
よくある質問
- プログラムに参加するために必要な手続きはありますか。
プログラムによっては事前に参加登録が必要な場合があります。各プログラムのウェブサイトをよく読み、事前登録が必要か確認してください。 - プログラムの認定科目は毎年同じですか?
プログラムの認定科目は年度により異なる場合があります。履修登録する際は、その科目が当該年度のプログラム認定科目に指定されているかを各プログラムのウェブサイトで必ず確認してください。
プログラム認定科目として指定されていない年度に修得した単位は、プログラムの修了に必要な単位に算入されません。 - プログラムの認定科目を確認する際、何を確認すればいいですか?
「開講年度」、「科目名」、「時間割コード」の3項目が、ご自身の履修する(履修した)科目と一致しているかを必ず確認してください。
指定された時間割コードと異なる時間割コードの科目を修得されても、その単位はプログラムの修了に必要な単位には算入されませんので、注意してください。 - 複数のプログラムで認定科目に指定されている科目があります。その科目の単位を修得した場合、それぞれのプログラムにおいて修了に必要な単位として認められますか?
それぞれのプログラムの単位として認定されます。
例えば、「ダイバーシティ・インクルージョン概論」は「ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラム」および「こころの総合人間科学教育プログラム」の認定科目です。この科目の単位を修得した場合、「ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラム」および「こころの総合人間科学教育プログラム」のどちらについても、プログラムの修了に必要な単位に算入されます。 - プログラムが開設されるより前に、当該プログラムに認定されている科目を履修し単位を修得しました。この単位をプログラム修了に必要な単位とすることはできますか?
できません。プログラムの開設年度以降に修得した単位のみが、プログラム修了に必要な単位の対象です。
履修済みの科目を再度履修できるかについては、科目の開講学部・研究科等および所属の学部・研究科等の取り扱いによります。 - 学部後期課程在学中に、「学部横断型教育プログラム」の修了に必要な単位の一部を修得しました。大学院(修士課程、博士課程)に入進学後、引き続きプログラム修了に必要な単位を修得したいと考えていますが、その場合、学部後期課程で修得した単位と大学院で修得した単位を合算して、プログラム修了に必要な単位とすることはできますか?
できます。なお、「学部横断型教育プログラム」の科目は学部後期課程の科目ですので、大学院で修得した場合にその単位を大学院の修了単位に含めることができるかについては、所属研究科等の取り扱いによります。 - バリアフリー教育プログラムの修了を目指し、単位修得をしていました。バリアフリー教育プログラムはダイバーシティ・インクルージョン教育プログラムに名称変更したと聞きましたが、その場合バリアフリー教育プログラム修了のために修得していた単位を、ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラムの修了に必要な単位の一部とすることはできますか?
可能です。バリアフリー教育プログラムは、2023年度からダイバーシティ・インクルージョン教育プログラムへ名称が変更になりました。2022年度以前にバリアフリー教育プログラムの認定科目を1科目以上修得していた場合は、「ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラム」の修了要件を満たすことで「ダイバーシティ・インクルージョン教育プログラム」を修了することができます。この際に希望があれば「バリアフリー教育プログラム」の名称でも修了が可能です。詳細は修了証申請の際に改めて連絡します。 - 3月卒業(修了)者対象の修了証申請時期に修了証の申請を行いましたが、3月には卒業(修了)せず、もう1年在学することになりました。この場合、翌年に再度修了証を申請する必要がありますか?
はい。修了証の申請時期は半年に1回(5月頃と10月頃)で、修了証を希望する学生は、在学している学部を卒業又は大学院を修了(博士課程満期退学を含む)する学期初めの申請時期に申請をすることになっています。該当する申請時期に修了証申請を行わなかった場合には、過去に修了証を申請していたことがあっても、修了証は交付されませんので注意してください。 - 申請した修了証はいつどこで受け取れますか?
修了証は原則として所属の学部・研究科等から学位記と一緒に授与されます。詳細な授与方法については所属の学部・研究科等にお問い合わせください。ただし例外として「科学技術イノベーション政策の科学教育プログラム」については、プログラムから修了証が授与されます。
なお、プログラム修了日は、在学している学部を卒業又は大学院を修了する日(博士課程満期退学者の場合は退学日)となっております。