学校推薦型選抜Q&A

東京大学学校推薦型選抜Q&A

<注意事項>
 このQ&Aは、受験を考えている方の予備的な判断を助けるために、過去の事例に基づいて入試事務室が回答をするものです。
 実施日程など詳細については例年の情報に基づいた参考情報となりますので、必ず募集要項及びウェブサイトを確認してください。

目次

1. 学校推薦型選抜の目的等について
2. アドミッション・ポリシー、出願資格(募集人数等)について
3. 募集人員、選抜方法等について
4. 学部が求める書類等について
5. その他(問い合わせ先など)


 

1.学校推薦型選抜の目的等について

Q1-1.なぜ学校推薦型選抜を導入したのですか? 

 本学では、多様な学生構成を実現し、そのことによって学部教育の更なる活性化を進めることを目標としています。 過去行っていた後期日程試験も前期日程試験とは異なるタイプの学生、具体的には「学問を俯瞰的にとらえることができる学生の確保」を目指して設計されたものですが、後期日程試験で実現できていたよりも更に多様な学生構成を実現するため、後期日程試験の後継として、書類選考及び面接等に大学入学共通テストの結果を組み合わせた方法で実施する本学校推薦型選抜を導入しました。 選抜に当たっては、受験対策を超えた多様な取組を教育の一環として行う高等学校等が近年増え続けていることを視野に入れ、その成果を適切に評価していきたいと考えています。

Q1-2.学校推薦型選抜は、従来のペーパーテストによる一般選抜のような公平性を保てますか?

 現在の一般選抜が「公平性」の面で高い評価を得ていることは確かですが、一方で、学力試験の訓練に習熟した者が有利になる結果、アドミッション・ポリシーに掲げる「期待する学生像」に合致した、ペーパーテストでは評価しにくい優れた能力を持つ学生の確保という面では、改善の余地があります。 学校推薦型選抜は、ペーパーテストの点数を主として評価するという入試システムとは異なる尺度で選抜を行うこととなりますが、受験生間の公平性に充分配慮した選抜を行っていることについては変わりありません。

Q1-3.学校推薦型選抜に不合格になった場合は、東京大学の前期日程試験を受験できますか?

 受験可能です。ただし、学校推薦型選抜の合格発表は2月上旬ごろですが、前期日程試験の出願期間は1月下旬から2月上旬のため、学校推薦型選抜に不合格になった場合に備えて、予め本学の前期日程試験に出願する必要があります。なお、学校推薦型選抜に合格した場合は、前期日程試験の合格者にはなりません。

2.アドミッション・ポリシー、出願資格、募集人員、選抜方法等について

Q2-1.学校推薦型選抜では、どのような志願者を求めますか?

 本学校推薦型選抜では、アドミッション・ポリシーの「学校推薦型選抜の基本方針」に掲げているように、本学で教育・研究が行われている特定の分野や活動に関する卓越した能力、もしくは極めて強い関心や学ぶ意欲を持つ志願者を求めます。

Q2-2.学校長が推薦できる人数は何名ですか?

 学校長は、推薦要件・出願資格の全てに該当する者を合計4人まで推薦できますが、その内男女は各3人までとします。ただし、男女いずれかのみが在学する学校においては、推薦できる人数は3人までとします。

  例1

Q2-3.複数名を推薦する場合、推薦者の志願学部は重複してもかまいませんか?

 同一学部への推薦は男女各1人までとします。ただし、医学部においては、医学科と健康総合科学科を別の募集単位としておりますので、同性の志願者2名が医学科と健康総合科学科をそれぞれ出願することが可能です。

  例2


Q2-4.志願者1名が複数の学部を併願することは可能ですか?

 志願者1名につき出願できる学部は1つとなり、複数の学部に推薦することはできません。そのため、志願者1名が医学科と健康総合科学科を併願することもできません。

Q2-5.令和3年度学校推薦型選抜の変更として、推薦できる人数の変更を行ったのはなぜですか?

 学校推薦型選抜は平成28年度入試から導入し、一定期間実施した後に検証することとしておりました。令和2年度入試において5年目を迎え、高等学校等へのアンケートを実施し、各学校の受験希望者や受験生の多様性を高めることを踏まえて慎重に検討したうえで、推薦できる人数の変更を決定しました。

Q2-6.過年度卒業生も学校推薦型選抜に出願できますか?

 各学部が定める推薦要件に該当し、学校長が責任を持って推薦できる者であれば、過年度卒業生も出願できます。ただし、各書類において求める志願者の学習成果等については、原則として高等学校等在学中のものとします。

Q2-7.外国の高等学校の卒業生は、この学校推薦型選抜に出願できますか?

 学校推薦型選抜では、日本の高等学校等(文部科学大臣が認定した在外教育施設を含む)との連携を重視していることから、外国学校の卒業生については出願資格がないものとしています。なお、外国学校卒業学生を対象とした特別選考を別に実施しています。

 文部科学大臣が認定した在外教育施設一覧(外部サイト:文部科学省ウェブサイト)
 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/002/001.htm

Q2-8.高等学校を卒業していない場合は出願できませんか?(高卒認定試験合格者も含む)

 学校推薦型選抜では、日本の高等学校等(文部科学大臣が認定した在外教育施設を含む)との連携を重視していることから、出願資格がないものとしています。ただし、一般選抜(前期日程試験)において、高卒認定試験合格者の受験は可能です。

Q2-9.学校長以外の者からの推薦のみによる出願はできますか?また、自薦による出願はできますか?

 募集要項の推薦要件にあるとおり、学校長による推薦が必要になります。学校長以外の者による推薦や、自薦のみでの出願はできません。
   

3. 募集人員、選抜方法等について

Q3-1.東京大学は前期日程試験において科類ごとに募集を行っていますが、学校推薦型選抜に関しては学部ごとの募集としているのはなぜですか?

 学校推薦型選抜では、本学で教育・研究が行われている特定の分野や活動に関する卓越した能力、もしくは極めて強い関心や学ぶ意欲を持つ志願者を求めることとしています。このためには、学部ごとに求める学生像やカリキュラム・ポリシー、推薦要件等を定め、志願者や高等学校等に伝えたいメッセージを明確にすることが必要であると判断しました。

Q3-2.各学部の募集人員の「××人程度」というのはどういうことですか?

 「程度」というのは、それ以上も以下もあり得るということです。各学部の求める学生像に基づき、合格者を決定するためです。合格者数が募集人員に満たない場合は、原則としてその不足数を前期日程試験の募集人員に繰り入れます。合格者数が募集人員を超える場合でも、前期日程試験の募集人員を削減することはしません。

Q3-3.書類選考は、どのような基準に基づいて行うのですか?

  本学がアドミッション・ポリシーや募集要項で示す「学生像」、「推薦要件」に照らし、提出書類の内容を評価します。とりわけ、特定分野における卓越性や強い関心・意欲を審査することになります。

Q3-4.書類選考を経て面接等を受けられるのはどの程度の人数になりますか?

 募集要項や「過去の学校推薦型選抜資料」のページにて、過去の合格者数を公開しておりますので、参考にご覧ください。

Q3-5.面接等はどのように行うのですか?

 学部によって実施方法は異なりますが、プレゼンテーションや課題遂行を含む面接、グループ・ディスカッション、小論文の作成などとなります。実施方法の詳細については、募集要項をご覧ください。

Q3-6.なぜ大学入学共通テストを課すのですか?書類選考と面接等のみで選考することはできないのですか?

 本学の教育理念として、幅広いリベラル・アーツの学修を前提としており、そのためには、大学入学共通テストで課されている程度の基礎学力は必要と考えています。 合否判定は、出願書類の内容、面接等の審査結果、大学入学共通テストの成績の3つを総合的に評価して決定します。合否判定に当たっては、大学入学共通テストの成績のみを重視することは考えておらず、また、成績の利用方法としても、1点刻みではなく、入学後の学修を円滑に行い得る基礎学力を有しているかどうかを判定する観点から、大学入学共通テストは、従来の大学入試センター試験の概ね8割以上の得点と同等程度の水準であるかどうかを目安として判断することとしています。

Q3-7.募集要項・提出書類の様式は、いつ頃公表されるのですか?

 募集要項・学部が求める書類の様式は「学校推薦型選抜学生募集要項と出願に必要な書類」のページにて、例年7月中に公表を行っております。
 なお、学校推薦型選抜の募集要項は、紙媒体での発行は行っておりません。

Q3-8.学校推薦型選抜での入学者については、進学選択の対象にならないという理解で良いのですか?また、学科やコースまで進学先が決定するのですか?

 学校推薦型選抜によって入学した者については、原則として、合格した学部等(学部により学科・コース)へ進学することとなり、進学選択の対象にはなりません。

Q3-9.決定した進学先を変更することはできますか?

 原則として、出願時に志望した学部等に進学することになります。


Q3-10.前期課程は志望学部が指定する科類で学修することになっていますが、対応する科類が複数あるのはなぜですか?

 複数の科類が記載されている学部は、本人の志望する分野や学科等に進学するにあたり、どの科類で学修することが望ましいか個別に指定することにした学部です。
   

4. 学部が求める書類等について

Q4-1.英語検定試験について、TOEFL、英検、IELTS以外は認められないのですか?

 「学部が求める書類等」に記述した語学検定試験などについては、学部が志願者に求める能力等を客観的に判断する材料の1つとして、例示をしたものです。したがって、求める能力等を客観的に判断することが可能であれば、他の検定試験等の結果の提出でもかまいません。

Q4-2.「総合的な学習の時間」では、論文に限らず、学校の個性・特色に応じて、多様な成果物がまとめられていますが、それらも評価の対象となり得ますか?

 各学部の推薦要件に合致することを客観的に証明する資料であれば、「総合的な学習の時間」や「課題研究」の成果等も、評価の対象となり得ます。

Q4-3.国際バカロレアは現在一部の高校にしか導入されていません。一部の学部はそれらの成績を判断材料に含めるということですが、それは国際バカロレアを導入している一部の高校を優遇することになり、不公平ではないのですか?

  国際バカロレアを履修していれば有利になるというものではなく、あくまでも国際バカロレアで優秀な成績を修めたことが評価されるものです。また、国際バカロレアは、能力を示す判断材料の一部として例示しているものです。あくまでも例示であり、国際バカロレアでなくても能力を示す材料は様々なものがあり得ると考えています。

Q4-4.海外留学経験を積極的に評価する学部があるのはなぜですか?

  本学の基本姿勢として、海外留学経験を積むことは、視野を拡げ、知的関心を刺激し、精神面の成長を助けるなど、好ましい効果が期待できるという判断があります。ただし、海外留学をしていればただちに有利になるというものではなく、あくまで、その経験による成果が評価の材料の1つとなるものです。したがって、海外留学経験のない受験生が一方的に不利になるというものではありません。
   

5. その他(問い合わせ先など)

Q5-1. 入試事務室へ直接、学校推薦型選抜に関する相談しに行くことは可能ですか?

 本学入試事務室は窓口を設けていないため、直接の相談を受け付けることができません。
恐れ入りますが、ご質問・お問い合わせがございましたら以下メールアドレス宛お問い合わせください。

 nyuusi3.adm◆gs.mail.u-tokyo.ac.jp (送付の際は◆を@に変更してください)
 

 
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