外国学校卒業学生特別選考Q&A

外国学校卒業学生特別選考とは

 多様性を活力とするキャンパスづくりを目指して、一般選抜、学校推薦型選抜に加え、外国の学校を卒業した者を対象として実施する入学者選抜のことで、以下の2種類があります。
 
第1種 私費留学生を対象とした選抜
第2種 帰国生徒を対象とした選抜
詳細は、必ず外国学校卒業学生特別選考のページから募集要項をご確認ください。


外国学校卒業学生特別選考Q&A(2023.7.14更新)

<注意事項>
 このQ&Aは、受験を考えている方の予備的な判断を助けるために、過去の事例に基づいて入試事務室がアドバイスをするものです。 東京大学では、願書を受理した後「出願資格審査」を行い、出願資格の有無を最終的に判断しています。(出願資格審査の結果、資格がないとされた場合は、1月下旬にその旨を通知し、入学検定料のうち13,000円を返還します。)
 自身の出願資格に不明な点がある場合、募集要項記載の期日までに、外国学校卒業学生特別選考のページの[照会先]まで問い合わせてください。
 

目次

1. 募集要項について
2. 出願資格について
3. 出願の方法について
4. 入学後の学修について
5. その他

 

1. 募集要項について

Q1-1. 募集要項はいつ頃公開されますか?
 例年7月頃に翌年4月入学のための募集要項を公開しています。

Q1-2. 募集要項は日本語版のみですか?
 募集要項は日本語版のみとなります。
 なお、外国学校卒業学生特別選考により入学した場合、入学後の授業は、主に日本語で行われます。また、外国学校卒業学生特別選考の出願手続・入学試験も基本的に日本語で行うため、出願者は出願の時点で一定の日本語能力が求められます。

2. 出願資格について

Q2-1. 【第1種】いつ実施された日本留学試験のスコアが利用できますか?
 2024年度においては、2023年6月、2023年11月実施のいずれかのスコアを有効とします。

Q2-2. 出願時の必須書類に「TOEFL又はIELTSのスコア」との記載がありますが、「TOEFL Home Edition」のスコアを必須書類として利用することができますか?
 かまいません。TOEFL Home Edition も有効とします。

Q2-3. 来年6月に高校を卒業するのですが、今年出願できますか?
 できません。来年の3月31日までに学校を卒業する予定であれば卒業見込みとして出願できますが、来年の4月1日以降に卒業する場合は、来年度出願してください。

Q2-4. 海外にある「日本人学校」、「在外教育施設」を修了したのですが、出願できますか?
 できません。日本の教育制度に基づく学校であるため、外国の教育制度に基づく教育課程として認められません。

Q2-5. 海外にあるインターナショナルスクールを修了したのですが、出願できますか?
 海外にあるインターナショナルスクールを修了した場合、国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI、NEASC)の認定を受けた教育施設を修了した場合は、他の出願要件をすべて満たしていれば出願資格があります。
 ※ 地理的、場所的に日本にあるインターナショナルスクールを修了した場合は、外国学校卒業学生特別選考には出願できません。なお、一般選抜または学部英語コース特別選考(PEAK)については地理的な制限はありません。

Q2-6. 【第2種】日本の学校に籍を置いたまま海外の高校に留学した(いわゆる交換留学をした)のですが、この期間は海外の学校での在学期間に含まれますか?
 日本の学校に籍を置いたまま一時的に海外の高校に留学(交換留学を含む)し、日本の高校を卒業した場合は、外国での学校の在学期間として認められません。
 ただし、海外の高校に正規生として留学しながら、その高校に最終学年を含め継続して2年以上在学し卒業や修了をすれば、この期間は海外の高校の在学期間に含まれます。

Q2-7. 国際バカロレアを基礎資格として出願を予定していますが、試験結果が1月となるため出願期間最終日までに資格取得書類を提出できない場合、出願できますか?
 出願資格で認めれられている範囲内の3月31日までに国際バカロレアを取得見込みである場合は、出願いただけます。出願期間最終日までに資格を証明する書類を提出できない場合は、入試事務室へ連絡の上、資格取得後速やかに(2~3日以内に)証明書類を発送してください。出願資格で認められている範囲内の3月31日までに到着したものについては、基礎資格を満たす書類として受理します。
 なお、“Predict Scores/Grades”での代替はできません。

Q2-8. 出願する際に年齢制限はありますか?
 年齢制限はありません。ただし、以下の方が出願の対象となります。基礎資格の詳細は募集要項をご確認ください。

第1種 本学入学の時点で、日本以外の国の高校卒業等の基礎資格を初めて取得してから5年以内の方
第2種 本学入学の時点で、日本以外の国の高校卒業等の基礎資格を初めて取得してから2年以内の方

Q2-9. 日本国籍と外国籍の両方を持っています。第1種、第2種のどちらで出願すればよいでしょうか?
 日本国籍または日本の永住許可を持っている方は、第2種で出願してください。

Q2-10. TOEFL/IELTS/日本留学生試験/統一試験等に最低点/基準点はありますか?
 ありません。第1次選考では、提出された書類を総合的に判断しています。

Q2-11. TOEFLまたはIELTSはいつ受験すればよいですか?
 出願開始日からさかのぼって2年以内の間に受験してください。なお、出願のためスコア直送(電子データ)の手続きが必要となりますが、出願期間の最終日までに直送されたスコアが入試事務室に未着の場合は、出願資格が失われますので、余裕をもって(1か月程度)スコア直送の手続きを行ってください。
 スコアデータ到着にかかる日数等の質問には本学は回答できません。

Q2-12. TOEFLのMyBest scoresは使用できますか?
 TOEFLについては、Test Date Scoresを使用します。MyBest Scoresは使用しません。

Q2-13. 【第1種】日本留学試験(EJU)では何の教科を受験する必要がありますか?出題言語は英語でもかまいませんか?
 第1種の場合、日本留学試験(EJU)の受験が必須です。日本留学試験の受験科目については、文科各類・理科各類で受験科目が違います。受験科目は次のとおりです。出題言語は日本語・英語いずれでも受験可能です。
 第2種の方は、日本留学試験を受験する必要はありません。

文科各類を志望する場合 「日本語」・「総合科目」・「数学(コース1)」
理科各類を志望する場合 「日本語」・「理科(物理・化学・生物から2科目)」・「数学(コース2)」

Q2-14. 国家試験等の統一試験は、必ず受験しなければいけませんか?また、受験すべき科目等は指定されていますか?
 国家試験等の統一試験のある国では、その統一試験を受験しておくことが望まれますが、受験は任意となり、受験すべき科目等の指定もありません。出願書類として任意で提出する場合は、成績評価証明書を提出してください。

Q2-15. 日本語能力試験(JLPT)を受験する必要はありますか?
 受験する必要はありません。ただし、任意書類として結果を提出いただいてもかまいません。

3. 出願の方法について

Q3-1. 入学志願票はどこでダウンロードすることができますか?
 インターネット入学志願票作成期間中に、外国学校卒業学生特別選考のページからインターネット入学志願票作成を行うことで、ダウンロードできます。

Q3-2. 推薦書は、誰に書いてもらえばよいですか?
 卒業した高校の学校長または教諭(スクールカウンセラーでも可)に作成してもらってください。

Q3-3. 推薦書は、指定の用紙でなくても構いませんか?
 募集要項に添付されている様式に記入されたものと同様の内容であれば(必要とされている情報がすべて含まれていれば)構いません。また、前年度の様式を使用する場合は、年度を訂正して使用してください。ただし、出願年度の様式に前年度からの項目変更があった場合には、出願年度の様式の全項目を含む推薦書に書き直してもらう必要があります。

Q3-4. 通っていた高校に、卒業証明書の様式がない場合はどうすればよいですか?
 卒業された年月日を確認できるものを提出してください。(例:卒業年月日が記載されている成績証明書など)
ただし、提出された書類に卒業された年月日が明記されていない場合は、書類不備となり出願資格が失われますのでご注意ください。

Q3-5. 成績証明書/卒業証明書/推薦書は、高校から直接東京大学に郵送してもかまいませんか?
 かまいません。 その場合、直接送付した書類のリスト、発送元学校名等を記載した紙をご自身で作成し、ご自身が提出する他の出願書類に同封してください。様式は問いません。
 ただし、以下の2点にご注意ください。
・直接送付された書類は、出願期間前に届いた場合は受け付けますが、出願期間後に届いた場合は受け付けません。
・ご自身が提出する出願書類と、高校からの直接送付される書類のどちらか一方でも出願締切日までに届かない場合は、受験資格がなくなります。

Q3-6. 海外に在住しているため、書留速達郵便で出願書類を郵送できない場合は、国際郵便を利用してもかまいませんか?
やむを得ず海外からの発送となる場合は、追跡可能な国際宅急便等で、必ず出願締切日までに届くように送ってください。(出願書類等を国内から発送する場合は、書留速達郵便に限ります。)
なお、国際宅急便等を利用する際に、発送先が郵便局留(Poste Restante)で受取り不可の場合は、以下の住所に郵送をお願いいたします。

【郵送先】 Admissions Office, The University of Tokyo
7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8654 JAPAN

4. 入学後の学修について

Q4-1. 日本語能力はどの程度必要ですか?
 外国学校卒業学生特別選考により入学した場合、入学後の授業は、主に日本語で行われます。また、外国学校卒業学生特別選考の出願手続・入学試験も基本的に日本語で行うため、出願者は出願の時点で一定の日本語能力が求められます。

Q4-2. 3年次に進学する後期課程の学部・学科は出願時に決めておく必要がありますか?

第1種 進学する学部・学科等は出願時までに決めて、出願書類に記載いただく必要があります。
第2種 出願時には前期課程の各科類(文科一類・文科二類・文科三類・理科一類・理科二類・理科三類)のうちから1つの科類を決めて、出願書類に記載いただく必要があります。一般選抜で入学した者と同様に、進学する学部・学科等は、学生の志望と成績等をもとにして内定されます。

5. その他

Q5-1. 過去の問題を閲覧することはできますか?

小論文(第1種・第2種共通) これまでの試験問題及び解答等の公表のページに、過去3年分の過去問題を掲載しています。
学力試験(第2種のみ) 学力試験は、一般選抜の前期日程試験問題の一部を利用しています。前期日程試験問題については、これまでの試験問題及び解答等の公表のページに、過去3年分の過去問題を掲載しています。
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