第22回ホームカミングデイのご報告

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第22回東京大学ホームカミングデイ報告 2023年10月21日(土)

2023年10月21日土曜日、ホームカミングデイを開催(東大校友会と共催)。卒業生・修了生にとって1年を通して最大のイベントである。今年は4年ぶりに制限のない開催となり、対面・オンライン・オンデマンド等開催したイベントは91を数えた。キャンパス内では飲食も可能となり、天候に恵まれた穏やかな秋の1日となった。

Homecoming Day

 安田講堂では、卒業・修了の節目を迎えた方をご招待した「周年祝賀式典」があり、約300名の卒業生・修了生が参加。オープニングは藤井輝夫総長、宗岡正二東大校友会会長、並びに周年代表の5名が登壇し、藤井総長は祝辞とともに、東京大学が目指す理念と活動について次のように述べた。

周年記念式典

 「世界は気候変動、エネルギー、食糧危機等のさまざまな問題に直面しており、大学としてどういう役割を果たしていけばいいのか考えている。大学は知意識を生み出す場所であり、皆さんと一緒に諸課題の解決を見出していきたい。そのためには3つのポイント「対話から創造へ」「多様性と包摂性」「世界の誰もが来たくなる大学」を大事にしている。」
具体例

  • D&Iキャンペーンを展開。UTokyo男女+協働改革
  • 教育・研究の成果によりネットゼロカーボンの実現
  • 学びを社会とむすび直すためのプログラムを展開
  • グローバル・スタートアップ・エコシステムを拡大し、総合的起業支援体制を実現
  • 2023年4月、学部・研究科以外で単一認定を行うグローバル教育センターを発足

「3年半後の2027年、東京大学は150周年を迎える。申し上げた構想を実現するため、皆さまにご協力いただき、様々な事業に使っていきたい。」と締めくくった。

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校友会会長祝辞

 引き続き、宗岡正二校友会会長の祝辞、各周年代表者が学生時代の思い出や周年に寄せる思い等、世代毎の時代背景がわかる印象深い言葉を述べた。

 最後は合唱団コール・アカデミーと女声合唱団コーロ・レティツィアによる祝賀演奏で幕を閉じた。

祝賀演奏混声

銀杏並木・キャンパスの様子

その他、銀杏並木に並んだテントでは東京大学におけるグリーントランスフォーメーション(GX)の取組みをアピール、模擬店などで飲食する来場者や、部局や同窓会による講演会やシンポジウムなどに参加する人たちで終日賑わった。来年2024年のホームカミングデイは10月19日(土)に開催予定。
  • 図書館ツアー

    図書館ツアー

  • ホームカミングデイ音楽祭

    ホームカミングデイ音楽祭

  • 懐徳館庭園

    懐徳館庭園

当日のプログラム

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