東大史Q&A Q2-1-1

2.総長・学生・教職員

2-1.  総長

Q 東京大学では「学長」と言わずに、なぜ「総長」とよぶのですか?

A 1877(明治10)年の創立当初の東京大学には、管理職として法理文三学部と医学部それぞれに綜理が設置されました。1881(明治14)年、全学を管理する「総理」職が置かれました。1886(明治 19)年、帝国大学の発足に伴って総長制度が設けられ、「総長」が誕生します。現行の学校教育法第 92 条において大学には「学長」を置かなければならないと定められています。東京大学も制度上の正式名称は「学長」ですが、1947 年(昭和 22 年)3 月の評議会や 1949 年(昭和 24 年)7 月の新大学制度実施準備委員会の決定に基づき、従来からの「総長」の呼称が用いられています。

 

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