東京大学教員の著作を著者自らが語る広場
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近代エジプト家族の社会史
本書は、家族をめぐる問題を軸に近代エジプトの社会変容の考察を試みた論考の集成である。本書は、二つの部...
東文研
反転する環境国家
大学院時代にタイの奥地でフィールドワークをしているときに、先進諸国や後発諸国の都市部では明らかに「良...
李公麟「五馬図」
中国・北宋時代を代表する文人画家、李公麟 (1049?~1106)「五馬図巻」は同時代から「神品」と...
「仁」の原義と古代の数理
仁は儒教研究者にとってのキーコンセプトである。その意味として「親愛」・「慈善」・「美徳」・「道徳」・...
蒼生のミャンマー
1986年、当時「ビルマ連邦社会主義共和国」と呼ばれていた現在の「ミャンマー連邦」の農村を私は初めて...
初期仏教
19世紀中頃、ダーウィンの進化論によってキリスト教の創造神話に終止符が打たれたころ、アジアのある宗教...
世界の語り方
東京大学の社会人向けプログラムであるEMPの10周年を記念して作った2冊です。東京大学は文理融合、文...
日本を解き放つ
この本は、小林康夫先生との共著です。共著といっても独立した論文が並んでいるようなものではありません。...
不平等の再検討
この世の中は不平等なことに満ちていると多くの人が思っている。では、「不平等とは何か」という話になると...
馮夢龍と明末俗文学
もともと中国の文化に興味があり、大学に入学すると迷いなく中国語のクラスに進んだ。大学一年の後期、当時...
蘇州花街散歩
吉原などの遊里を抜きにして、日本の江戸文学を語ることは難しい。それは海の向こうの中国文学についても同...
グローバル化と世界史
現代の特徴は、経済、政治、情報、文化、環境など多くの側面で世界各地が緊密に結びつき、共時的に連動して...