東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する学生のための行動ガイドライン
東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する学生のための行動ガイドライン
東京大学は、「東京大学憲章」及び「東京大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言」を制定し、構成員の多様性が本質的に重要な意味をもつことを認識に立脚して、すべての構成員が差別されることがないよう保障することを掲げています。東京大学では、こうした理念の実現に向けた取組の一環として、学内意見公募を経て、性的指向と性自認の多様性に焦点を当てた行動ガイドラインを策定しました。
東京大学は、「多様な構成員が相互の交流・対話によって視野を広げ」ることを目指し、「魅力あるインクルーシブキャンパスを実現する」ことによって、「誰もが来たくなる大学」(以上は「UTokyo Compass」より)となることを切に望んでいます。みなさんの全員が、かつその一人ひとりが、どのような性的指向あるいは性自認をもつものであろうとも、東京大学は多様性の尊重と包摂性の推進という基本理念にもとづいて、みなさんが安心してキャンパス生活を送れる環境を、みなさんと一緒につくりあげてゆきます。
なお、この行動ガイドライン自体が時局に見合った改訂の対象となるものであり、性的指向と性自認の多様性を認知・尊重するという基本姿勢を堅持した上で、随時の見直しを要するものと考えています。
- 東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する学生のための行動ガイドライン(2024年2月6日) (PDFファイル:1.54 MB)
※本ガイドラインの著作権は東京大学が保有しています。なお、クリエーティブ・コモンズ ライセンスCC BY-NC-SAの下で利用することができます。 - 性的指向と性自認の多様性の理解に関する参考情報