「東大の研究室をのぞいてみよう!」プログラム


(※募集は終了しました。)「東大の研究室をのぞいてみよう!~多様な学生を東大に~」プログラム
【プログラムの趣旨】
このたび、東京大学では、
全国各地の高校(特に、これまで本学の研究室を見学したくても伝手がなかった高校)の生徒を対象に、本学のキャンパスおよび研究室を実際に見学していただくことで、教育研究内容を身近に感じてもらい、本学への興味や受験意欲を高めてもらうことを目的として、「『東大の研究室をのぞいてみよう!~多様な学生を東大に~』プログラム」を下記の通り企画しました。
ついては、上記趣旨を踏まえてご検討いただき、学校単位で本プログラムにお申し込みいただきますようご案内申し上げます。
記
1.対 象 東京大学に興味のある高校生
(ただし、学校単位での申請。個人からの申請は受け付けません。)
2.募集数 11校程度(1校あたり生徒10名、引率教員1名。)
3.実施日 平成25年12月21日(土) 午前 9:00~12:05、午後 13:30~16:35
4.実施場所 東京大学本郷地区キャンパス(東京都文京区本郷7-3-1)
5.プログラム
見学可能な研究室は下記「今回見学可能な研究室一覧」参照。)
【午前×6コース】※プログラムの順番は、団体ごとに異なります。
9:00 集合(東京大学本郷キャンパス内)
・研究室見学 (約60分)
・キャンパスツアー (約50分)
・東大生との懇談 (約60分)
・附属図書館見学 (約15分)
12:05 解散
【午後×5コース】※プログラムの順番は、団体ごとに異なります。
13:30 集合(東京大学本郷キャンパス内)
・研究室見学 (約60分)
・キャンパスツアー (約50分)
・東大生との懇談 (約60分)
・附属図書館見学 (約15分)
16:35 解散
6.申込方法 参加希望者を取りまとめのうえ、申込書により、平成25年11月20日(水)までに、郵送にてお申し込みください。(封筒には、「東大の研究室をのぞいてみよう!」プログラム申込書在中」と朱書き願います。) ※募集は終了しました。
7.参加費 無料(会場までの交通費はご負担ください。)
8.その他
(1)お申込み多数となった場合には、誠に勝手ながら、本学にて調整のうえ参加校を決めさせていただきますので、予めご了承ください。参加の可否については、12月3日(火)までにメールでお知らせいたします。
(2)後日、参加生徒全員に感想文・アンケートを提出いただきます。
通番/午前 | 通番/午後 | 部局名 | 教員氏名 | 職名 | 研究室見学タイトル | 研究室見学内容 |
1 | 7 | 農学部 | 田野井慶太朗 |
准教授 |
物の動きを放射線を使って見てみよう | 植物体内で、栄養である無機元素や光合成産物がどのようなメカニズムで輸送されているかまだよく知られていない。当施設では、放射性同位体をトレーサーとして利用し、非破壊で可視化する手法を開発している。今回の見学では、実際に撮像する様子やその機器を見ながら概要を説明するとともに、放射性同位体が可視化される様子を体験していただく。また、東大農学部で実施中の放射能汚染調査研究による実験や測定も見学いただく。 |
2 | 8 | 理学部 | 茅根 創 | 教授 | 地球環境変化とサンゴ礁 | サンゴ礁は温暖化による白化、海面上昇による水没など、地球温暖化によって真っ先に影響を受ける生態系・地形です。研究室見学では,フィールドから持ち帰ったサンゴや有孔虫の試料から地球環境変化とサンゴ礁の関係をどのように読み解くのか、実際の試料を観察してもらいながら解説します。 |
3 | - | 薬学部 | 一條 秀憲 | 教授 | 薬学系研究科の基礎生物学的研究の実際 ~新しい薬の標的を見つける研究~ | 当研究室は様々な学問分野を扱う薬学系研究科のうちで、特に生物系の基礎的な研究を主に行っています。見学では、当研究室で行っている研究の概論の後、実際に実験室の中にも入ってもらい、培養細胞を使った生物学的実験、高性能の顕微鏡による細胞の観察、モデル生物を用いた実験の説明などを予定しています。また、見学の最後に研究生活の実態や魅力について、当研究室の学生や大学院生と話す機会も設ける予定です。 |
4 | 9 | 東洋文化研究所 | 池本 幸生 | 教授 | アジアの経済と文化 | 日本にとってアジアは様々な意味で重要な地域である。東洋文化研究所では、アジア地域を文化・社会・政治・経済等、多面的に研究している。今回の研究室見学では、アジアの経済を中心に、日本との関わりや日本の果たすべき役割について考えていただく。 |
5 | 10 | 工学部 | 須賀 唯知 | 教授 | 常温接合の世界 | 接着剤をつかわずにものとものをくっつける常温接合。表面にイオンビームを照射して、表面を活性化し、接触させるだけで驚くような強い接合が実現します。そのしくみをご説明し、接合がどれくらい強いのかを実際に体験してみます。また、世界最小の大気圧センサーをご紹介し、この技術がどのようなところに実用化されているのかをご説明します。また、常温接合実験が行われている装置とクリーンルームを実際に見学していただきます(クリーンルーム入室は希望者のみ)。 |
6 | 11 | 工学部 | 淺間 一・山下 淳 | 教授・准教授 | ヒトを知り、ロボットを創る | 本研究室では、ヒトを知り、ロボットをつくる研究に取り組んでいます。ヒトが動くときに、カラダ全体の筋肉がどのタイミングでどのように活動しているのかを計測し、解析する方法について紹介します。また、自分で考えて行動する知能ロボット、器用な動きをするロボット、災害対応ロボットの遠隔操作システムなど、現在必要なロボット技術から未来のロボット技術まで紹介します。 |
【本件問い合わせ先・申込書送付先】
〒113-8654
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 社会連携部社会連携推進課
TEL: 03-3815-8345
9:00~17:00(土・日・祝祭日を除く)
【参考:過去の開催状況】
2012年12月21日
2013年3月29日
2013年8月7日