東京大学情報倫理ガイドライン
東京大学の構成員は、コンピュータやネットワークの教育・研究利用において、学問の自由、思想・良心の自由、表現の自由をはじめとする基本的人権を最大限に尊重し、プライバシーの権利、個人情報、著作権等の知的財産権の保護にも努めましょう。
東京大学の情報倫理の理念
東京大学の情報倫理は、学問の自由、思想・良心の自由、表現の自由をはじめとする基本的人権の尊重の理念にのっとり、東京大学が管理・運用する計算機資源の利用に関するルールを定めることにより、その円滑かつ適正な利用を促進し、本学の教育および研究の充実を図ることを目的とします。 計算機資源は発展を続けていますので、情報倫理も進化発展するものといえます。東京大学の情報倫理は、天下り的に強制されるものではなく、情報環境に関わるすべての人々による自律的共同作業によって創発する秩序として進化発展してゆくものです。
教育・研究の使命と目的にふさわしい情報倫理秩序を創発するためには、多様な能力、認識、関心、方法論、価値観、人間性を具えた学生・教職員の間の人間的相互作用を促進するような情報倫理でなければなりません。言い換えれば、情報倫理は多様性への寛容を基礎に置くものといえます。
・東京大学情報セキュリティ・ポリシー/UTokyo Basic Policy for Information Security
計算機資源の利用者は、権利を享受し義務を遵守する知識と能力と人格を有する個人として自覚と自律のもとに行動し、社会的な責任を果たすことが必要です。
規程等
本学では、情報倫理について遵守すべき規定として、下記の規則・規程が設けられています。また、これらの規程等をわかりやすく解説した「情報倫理・コンピュータ利用ガイドライン」も作成・配付しております。これらの内容をよく理解し、情報機器を正しく使いましょう。
東京大学情報倫理規則
情報倫理運用規程
情報倫理・コンピュータ利用ガイドライン(2024年度版)/"Guidelines for Information Ethics and Computer Use" (Japanese, English, Chinese, and Korean)
参考情報
・東京大学情報セキュリティ・ポリシー/UTokyo Basic Policy for Information Security
・東京大学情報セキュリティ教育/UTokyo Information Security Education
・東京大学情報ネットワークシステム運用規則/The University of Tokyo Rules Pertaining to the Operation of the Information Network System
・東京大学情報ネッ トワークシステム利用ガイドライン/The University of Tokyo Guidelines for Use of the Information Network System
・電子ジャーナル/Electronic journals to which The University of Tokyo subscribes
情報倫理に関する問い合わせ
東京大学が管理・運用する情報システム及び本学の構成員等への利用資格の付与を本学が行っている情報システムに係る情報倫理に関する連絡を受け付けております。
(情報システム:情報ネットワークシステム・コンピュータ、それらに接続された情報関連機器及びそれらにおいて用いられるソフトウェアのこと。)
本学への連絡は、下記の「お問い合わせ」から入力フォームに入り、名前・電子メール・住所・電話番号(後日、こちらから連絡させていただくことが出来るようにするため)及び違反行為の内容について記入の上、送信してください。