人工脳組織を用いた脳機能解明

池内 与志穂
Beyond AI 研究推進機構
准教授
      
生産技術研究所
准教授
本研究プロジェクトでは、ヒトiPS細胞から人工的に脳のような組織を作り、その人工脳に機能を持たせることを目標としています。ヒトiPS細胞を球状に集めて培養すると、自発的に脳の一部のような組織(脳オルガノイド)が発生します。本プロジェクトチームは脳内の領域間の「つながり」が脳の機能にとって重要である事に着目し、脳オルガノイドをつなぎ合わせた神経回路組織「コネクトイド」を作る独自手法を開発した実績があります。脳オルガノイドは、コネクトイドによってつなぎ合わせることで、これまでに報告されたよりも活発かつ複雑に活動し、外部刺激に応じて反応を示すことが分かっています。さらに本プロジェクトでは、外部刺激のパターンを最適化してこの組織を効率的にトレーニングするAIシステムを構築し、最終的には、神経組織が自発的に「知能」と呼びうるような高次機能を持つようにすることを目指します。
Beyond AI 研究推進機構

プロジェクトに関するURL

共同実施者

ソフトバンク

関連するSDGs項目

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4:質の高い教育をみんなに

問い合わせ先

  • 担当: Beyond AI 研究推進機構    
  • メールアドレス: info[at]beyondai.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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