AIガバナンスプロジェクト

江間 有沙
未来ビジョン研究センター
准教授
人工知能(AI)やロボティクスを含む最先端情報技術をめぐる倫理、法、社会的な課題に関して、国内外で産学官民の様々な議論が展開されています。このような中、世界的にもAI実現すべき価値や原則を実践に落とし込んでいく、リスクベースのアプローチが主流となってきています。 そこで本プロジェクトでは、国内外で展開されている技術と社会をめぐる議論に焦点をあて、異業種・異分野間での議論をする国際的なネットワークとプラットフォームを形成していきます。また、リスクコントロールを検討するためのツールやフレームワークの開発・研究を、実際にAIやITサービスを影響している企業と共同研究をしながら行っていきます。

具体的には、以下のテーマに焦点をあてて研究と活動を行います。
  1. AIサービスとリスクコーディネーション研究会
  2. サイバネティック・アバター社会研究会
  3. AI社会における未来ビジョン研究会
  4. 医療×AI研究会
  5. 記憶と忘却のガバナンス研究会
※当プロジェクトは、東京大学次世代知能科学研究センターの連携活動の一つです。
AIガバナンスプロジェクト

プロジェクトに関するURL

共同実施者

  • 公益財団法人トヨタ財団
  • デロイトトーマツグループ
  • 日本電気株式会社
  • AIビジネス推進コンソーシアム
  • 大阪大学社会技術共創研究センター
  • Global Partnership on AI

主な関連論文

  • Arisa Ema, Katsue Nagakura, and Takanori Fujita. Proposal for Type Classification for Building Trust in Medical Artificial Intelligence System, Proceedings of the 3rd AAAI/ACM Conference on Artificial Intelligence, Ethics and Society (AIES), 2020, NY, USA, pp. 251-7, doi: 10.1145/3375627.3375846
  • 松本敬史、江間有沙、AI サービスのリスクコントロールを検討するためのモデル提案、2020 年度人工知能学会全国大会
  • 原嶋瞭, 江間有沙, 井上彰, 神嶌敏弘, 松本敬史, 木畑登樹夫:日本の産業構造を踏まえたAIの公平性に関する企業の役割の考察, 2022年度人工知能学会全国大会

関連するSDGs項目

  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
  • 目標16:平和と公正をすべての人に

問い合わせ先

  • 担当: 未来ビジョン研究センター AIガバナンスプロジェクト事務局 
  • メールアドレス: ifi_ai[at]ifi.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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