地域気象データと先端学術による戦略的社会共創拠点 (ClimCORE)

中村 尚
先端科学技術研究センター
教授
社会設計の前提となる基盤データとして、最新の気象モデル技術と 衛星・レーダー等の観測技術を融合した再解析を実施し、周辺海域を含む 日本域の過去から現在に至る時・空間4次元気象データを整備 する。日本各地の気候変動の評価や、過去に発生した気象リスク の影響分析を始め、社会・産業のあらゆる分野において様々 な気象情報を戦略的かつ有機的に利活用可能とする体制を「共 創の場」として構築する。
ウィズ・コロナの近未来に安全・安心で活気ある社会の実現へ向けて、エネルギー、 交通・物流、まちづくり、農林水産業、ものづくり、情報、防災・減災、医療・福祉、 保険・金融等、多様な産業分野と地域での産学官公連携により社会イノベーション 創出を目指す。
高付加価値の地域気象データの整備と社会での利活用
中村 尚

共同実施者

飯田 誠特任准教授、河野龍興特任教授、杉山正和教授 (先端研)、
野村不動産株式会社、株式会社ウェザーニューズ、気象庁、東北大学、農業・食品産業技術総合研究機構、海洋研究開発機構、日本郵政株式会社、日本郵便株式会社、ヤマトホールディングス株式会社、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社、シーメンス株式会社、一般財団法人日本気象協会、石川県、熊本県、いわき市、和歌山県、仙台市

主な関連論文

・L. Wu, W. Cai, L. Zhang, H. Nakamura, et al.: Enhanced warming over the global subtropical western boundary currents, Nature Climate Change, 2, 161-166, 2012.
・A. Manda, H. Nakamura, et al.: Impacts of a warming marginal sea on torrential rainfall organized under the Asian summer monsoon, Scientific Reports, 4, #5741, 2014.
・R. Masunaga, H. Nakamura, H. Kamahori, K. Onogi, S. Okajima: JRA-55CHS: An atmospheric reanalysis produced with high-resolution SST, SOLA, 14, 6-13, 2018.

関連するSDGs項目

  • 目標2:飢餓をゼロに
  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標6:安全な水とトイレを世界中に
  • 目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標13:気候変動に具体的な対策を
  • 目標14:海の豊かさを守ろう
  • 目標15:陸の豊かさも守ろう
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

問い合わせ先

  • 担当: 中村 尚
  • 電話: 03-5452-5145
  • メールアドレス: hisashi[at]climcore.rcast.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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