生涯現役促進地域連携事業

檜山敦
先端科学技術研究センター
身体情報学分野 講師
  • 熊本県
東大先端研は、平成29年4月に熊本県と包括連携協定を締結し、熊本地震からの復旧・復興に向けた取り組みを支援してきた。熊本県は全国有数の長寿県でもあり、働く意欲を持つ元気な高齢者も多いことから、こうした人々の多様な就業機会や地域社会で活躍できる環境を整備することが求められている。平成30年7月から開始した熊本県の生涯現役促進地域連携事業は、高齢者と事業者の双方のニーズをつなぐ就労マッチング支援システムとして、檜山研究室が開発した「GBER」の導入を主たる事業内容の一つに据えている。このため熊本県は、「GBER」の社会実装研究を進めるフィールドとしても期待される。そこで県庁や生涯現役促進地域連携協議会と緊密な連携をしながら、使いやすいマニュアルの作成や高齢者に向けた研修会の開催など、「GBER」の本格的な運用に向けた準備を進めている。
包括連携協定締結時の写真
先端科学技術研究センターHP
GBERのイメージ図
先端科学技術研究センター 檜山研究室

連携先

  • 名称: 熊本県庁、熊本県生涯現役促進地域連携協議会
  • 区分: 自治体
  • 所在都道府県: 熊本県

地域連携区分

  • 地域固有の問題解決から一般化を目指す地域連携
  • 地域貢献と知の循環が双方向で成立する地域連携
  • 東京大学が有する総合力と先端性を生かす地域連携
  • 研究対象・実装現場としての地域連携
  • 行政等におけるアドバイサリー

関連する協定

東京大学先端科学技術研究センター、熊本大学及び熊本県との包括的連携に関する協定

実施期間

2018年7月1日~
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