白山市と地域未来社会連携研究機構との連携事業

松原 宏
地域未来社会連携研究機構
機構長
  • 石川県
石川県白山市
東京大学地域未来社会連携研究機構と石川県白山市が連携協定を締結し、連携拠点となる北陸サテライトを白山市の白峰・桑島地区に開設。サテライトを活用し、ワークショップ、セミナー、フィールドワーク、調査研究事業など各種の連携事業を展開し、多様な地域課題の解決に向けたプロジェクトを実施する。

〇白山市との連携協定締結および北陸サテライトの開設
東京大学地域未来社会連携研究機構と北陸サテライトを設置する石川県白山市との連携協定締結が2019年3月13日に白山市役所で行われた。2019年5月15日には、白山市白峰・桑島地区に設置準備を進めてきた当機構の北陸サテライト(通称:ライン館)の開所式が行われ、地元の小学生が中心となったワークショップが開催された。

〇部局横断型教育プログラムのフィールドワークの実施
「地域未来社会フィールドワーク」が、2019年8月5日~8日に、北陸サテライトを拠点に実施された。白山市役所での聞き取り調査、まちづくりや空き家問題などの現地調査、地域の若者とのワークショップなどが行われた。今後も、北陸地域で毎年実施する予定である。

〇北陸サテライトを活用した調査研究
2019年9月3日~6日に、機構の参画教員である新領域創成科学研究科の須貝俊彦教授が、大学院の授業科目で「地水環境学実習」の野外実習を白山と周辺地域で実施するため、北陸サテライト拠点を活用した。白山周辺地域でドローンなど最新技術を活用して、地層写真撮影などによるデータ収集の実習を行った。今後も、地域活性化や生態学などを専門にする参画教員が、調査研究を予定している。

〇白山市でのSDGsシンポジウムの開催
2019年11月27日に白山市民交流センターにて、「東京大学と白山市が連携して進めるSDGs」をテーマにシンポジウムが開催された。東京大学の瀬川浩司教授が、「エネルギーと環境の問題解決からみたSDGs~地域の力をどう活かすか~」、また佐々木夏来助教が「白山の自然環境とSDGs」と題した記念講演を行い、その後松原機構長の司会で総合討論が行われた。今後も白山市にてSDGs関連のシンポジウムを開催していく予定である。
調印式で協定書を手にする山田市長と松原機構長
地域未来社会連携研究機構
北陸サテライト拠点「ライン館」の除幕式
地域未来社会連携研究機構

連携先

  • 名称: 石川県白山市
  • 区分: 自治体
  • 所在都道府県: 石川県

地域連携区分

  • SDGsやSociety5.0に立脚し社会改革を主導する地域連携
  • 地域貢献と知の循環が双方向で成立する地域連携
  • 大学のハブ機能を生かす地域連携
  • 学生の教育を中心としたプログラム
  • 東京大学が有する総合力と先端性を生かす地域連携
  • 研究対象・実装現場としての地域連携
  • 行政等におけるアドバイサリー

プロジェクトに関するURL

共同実施部局/共同実施者

地域未来社会連携研究機構を構成する11部局

関連する協定

白山市と地域未来社会連携研究機構との連携協定(2019年3月13日締結)

実施期間

2019年3月13日~

問い合わせ先

  • 担当: 松原宏
  • 電話: office@frs.c.u-tokyo.ac.jp

関連するSDGs項目

  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
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