柏市生涯現役促進協議会

菅原 育子
高齢社会総合研究機構
特任講師
  • 千葉県
柏市
年齢に関わらず、本人の意欲・能力・経験に応じて多様な形で働くことができる社会づくりは、少子高齢化と人口減少が進む中で極めて重要な社会課題となっている。同時に、現役を退いた後の社会参加、社会貢献の多様化が問われている点からは、シニア層が多様な働き方をとおして地域社会の様々な課題解決に貢献できる仕組みづくりが必要である。
柏市と東京大学高齢社会総合研究機構は、2010年から3年間JST社会技術研究センターの研究助成を受けて、高齢者が地域での仕事をとおして、地域の課題解決に貢献する場と機会を創出する「生きがい就労」プロジェクトに取り組んだ。プロジェクトの成果は、2014年から市事業「柏市セカンドライフプラットフォーム事業」に発展、さらに2016年より「柏市生涯現役促進協議会」が立ち上がった。
協議会は2016年10月より厚生労働省生涯現役促進地域連携事業を受託。柏市、市商工会、柏市沼南商工会、日本政策金融金庫、市社会福祉協議会、市シルバー人材センター、一般社団法人セカンドライフファクトリー(生きがい就労プロジェクトから生まれた市民組織)、東京大学高齢社会総合研究機構が構成員となり、構成員の協力のもとで、市内の高年齢者の就労および社会参加を促進するための、諸事業を展開している。
東京大学高齢社会総合研究機構は、生きがい就労プロジェクトから続く柏市および関係機関との強い連携のもと、セカンドライフの働き方や社会参加のあり方についての啓蒙活動、事業推進へのアドバイス、就労・社会参加促進による個人の健康および社会における効果検証等に関わっている。
柏市生涯現役促進協議会のネットワーク図
IOG
柏市生涯現役促進協議会の運営する情報提供ウエブサイト
柏市生涯現役促進協議会

連携先

  • 名称: 柏市生涯現役促進協議会、柏市
  • 区分: 自治体
  • 所在都道府県: 千葉県

地域連携区分

  • 地域固有の問題解決から一般化を目指す地域連携
  • 研究対象・実装現場としての地域連携
  • 行政等におけるアドバイサリー

プロジェクトに関するURL

共同実施部局/共同実施者

高齢社会総合研究機構

関連する協定

柏市豊四季台地域高齢社会総合研究会協定

実施期間

2016年6月1日~

問い合わせ先

  • 担当: IOG事務
  • メールアドレス: info[at]iog.u-tokyo.ac.jp 
    ※[at]を@に置き換えてください

関連するSDGs項目

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
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