LGBT当事者が大学において抱える困難とニーズに関する包括的研究

  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
Euan McKay
広報戦略本部
特任助教
近年、LGBT(Lesbian、 Gay、 Bisexual and Transgender)に代表される性的少数者に関する権利拡大の動きは日本を含めて世界的にみられる。 本研究では、大学に通うLGBT当事者に対してインタビュー調査を行い、彼らが大学生活において抱える具体的な困難やニーズを質的に明らかにする。その結果から、LGBTに対する大学のサポート体制や学生の主観的体験が学生の精神健康度や学業の動機づけにどのように影響するかについて仮説を生成し、Web調査にて量的に仮説を検証する。 本研究の結果から、LGBTを含む多様性に開かれた大学環境を実現するうえで有益な知見を提示できると考えられる。
当事者学生が直面する多くの問題は男女二元論的前提の考え方が関係している。
性の多様性に関する理解が深まることで全ての学生にとって居心地の良いキャンパス風土が作られる。
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プロジェクトに関するURL

共同実施者

小林 良介(Ryosuke Kobayashi)東京大学大学院 教育学研究科総合教育科学専攻 臨床心理学コース博士課程
金 智慧 (Jihye Kim )    早稲田大学 人間科学学術院 健康生命医科学研究科 助手
佐藤 遊馬(Yuma Sato)    東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻 臨床心理学コース博士課程

主な関連論文

  • 金智慧、小林良介、佐藤遊馬、Euan McKay『LGBT当事者学生が大学において抱えるニーズと困難—首都圏の大学に通う当事者学生の声から—』(ポスター) 日本質的心理学会第16回大会、明治学院大学(2019年9月21日~22日)
  • 小林良介、金智慧、佐藤遊馬、Euan McKay『大学生活におけるLGBT当事者学生困難とニーズ—首都圏の大学に所属するLGBT当事者学生に関する事例調査—』(学会発表) 第39回日本性科学会学術集会、鹿児島市医師会館(2019年10月6日)

問い合わせ先

  • 担当: Euan McKay Division for Strategic Public Relations
  • メールアドレス: euan.mckay[at]mail.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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