先端融合分野研究プロジェクト

  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
太田 勝造
法学政治学研究科
教授
加藤 淳子
法学政治学研究科
教授
法学政治学研究科は2017年度から開設した先端融合分野研究支援センターにおいて文理融合研究を推進している。法や政治は、司法や政策決定などを通じて社会に大きな影響を与えてきたが、科学技術の発展及び人間活動のグローバル化により、既存のディシプリンに止まる問題解決では既に限界に達している。こうした問題意識の下、現在、三研究が行われている。(下図「先端融合分野研究プロジェクト組織図」参照)

社会的行動に関わる脳神経科学実験 (下図「イェール大学医学部テヨール・リー教授を招いての研究会」参照)
社会的行動の背後にある神経過程をfMRI(機能的磁気画像共鳴法)実験で解明することにより効果的な法と政治に関わる意思決定を探る。法的判断の際の脳の活動を、感情と理性に焦点を当てて解明する実験を刑法の専門家の協力を得て行う。また、社会的意思決定に関わる認知バイアスを解明する実験を情報理工学系研究科國吉康夫教授との共同で行なっている。浅水屋剛助教がこの実験の主たる実施担当者である。

矯正施設における犬のトレーニングプログラム研究
法や政治の分野では、人間が人工的に創設した制度が中心的役割を担う一方、近年、人間が進化の過程で得た社会性や生物的基盤の影響も学祭的研究の対象となっている。例えば、少年院や刑務所で犬のトレーニングを行うことが参加者の社会的復帰や再犯防止に役立つことは多くの国で確認されている一方、その理由の科学的解明はいまだ行われていない。人間と犬の間にオキシトシンを介した特別な社会的関係があることを解明した麻布大学の菊水健史教授の協力を得て千葉県八街少年院のプログラムを対象に研究を行なっている。齋藤宙治助教がこの実験の主たる実施担当者である。

分野横断的政策評価研究
現代社会における政策問題は分野を超えた専門的知識とその共同を必要とするが、このような体制はいまだ整っておらず、特に政策評価の分野ではそれが顕著である。経済学研究科を初めとする文系部局とともに、工学系研究科や医学系研究科の研究者とも共同して、分野横断的な政策評価を行える体制を整備中である。


先端融合分野研究プロジェクト組織図
先端融合分野研究プロジェクト

プロジェクトに関するURL

  • 準備中

共同実施者

・東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 國吉 康夫
・麻布大学 獣医学部 動物応用化学科伴侶動物学研究室 教授 菊水健史
・研究寄付 東京大学エッジキャピタル

主な関連論文

Hirofumi Takesue, Carlos Makoto Miyauchi, Shiro Sakaiya, Hongwei Fan, Tetsuya Matsuda & Junko Kato. 2017. “Human pursuance of equality hinges on mental processes of projecting oneself into the perspectives of others and into future situations” Scientific Reports 7, Article number: 5878 https://www.nature.com/articles/s41598-017-05469-9
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