乳幼児発達科学に基づく保育実践政策学の創成

  • 目標1:貧困をなくそう
  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
秋田 喜代美
教育学研究科
附属発達保育実践政策学センター センター長/教授
乳幼児発達科学研究に基づく「発達保育実践政策学」の取り組みとして、現在①国際的な乳幼児研究ネットワークの構築に関わって、OECDとの協働や日中韓台湾シンガポール豪の各国を代表する研究大学等との協働による乳幼児保育者養成・研修・人材育成に関するネットワーク形成、イタリアのレッジョエミリア市研究財団との共同の模索、②乳幼児期から大規模縦断調査とそのデータベースの構築による発達と育児や保育の質に関する調査研究の実施、そのための保育の質スケールの開発、③IoTを活用した保育スマートテクノロジー開発による保育や育児の情報解析技術の開発、乳児期からの食や運動データ収集解析アプリの開発とそれによる子育て世帯への情報発信技術の開発、保育者・ミドルリーダーの実践知の解明と研修プログラム開発、④乳幼児発達・保育の調査研究・政策研究による経済投資や自治体行政のあり方に関する政策提言と保育行政政策担当者人材育成プログラムの開発、⑤発達神経科学等にもとづく乳児からの睡眠、運動等の発達メカニズム解明のための実験研究等を行っている。これらの取り組みを通して、人生最初期からの人の発達メカニズムの解明、よりよい子育て環境形成のための政策提言ならびにIoT等先端技術を活用した保育・子育て支援システムの開発を行い、未来社会を担う子どもたちのための研究を行う卓越研究拠点を形成する。
発達保育実践政策学センター(Cedep)の組織とネットワーク
Cedep
発達保育実践政策学センターのコンセプト
Cedep

プロジェクトに関するURL

共同実施者

学内連携部局
・医学系研究科
・総合文化研究科
・情報学環
・情報理工学系研究科
・工学系研究科
・農学生命科学研究科
・経済学研究科
・社会科学研究所
・公共政策大学院
・高大接続研究開発センター
・スポーツ先端科学研究拠点

連携先
・国立教育政策研究所
・同志社大学
・文京区
・株式会社ベネッセホールディングス・ベネッセ教育総合研究所
・トヨタ自動車株式会社
・株式会社日本共同システム
・ナチュラルスマイルジャパン株式会社
・株式会社フューチャースタンダード
・foo.log株式会社

主な関連論文

・秋田喜代美(監訳)山邉昭則・多賀厳太郎(編著)「あらゆる学問は保育につながる」東京大学出版会2016
・「乳児保育の質に関する研究の動向と展望」東京大学大学院教育学研究科紀要56, 399-419. 2017
・「保育におけるリーダーシップ研究の展望」東京大学大学院教育学研究科紀要56, 283-306. 2017
・文部科学省委託研究報告書『平成28年度「幼児教育の推進体制構築事業」実施に係る調査分析事業 成果報告書』2017

問い合わせ先

  • 担当: 野澤 祥子 センター准教授
  • メールアドレス: nozawa[at]p.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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