メディア表現におけるダイバーシティ向上を目指す産学共同抜本的検討会議

  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
林 香里
情報学環・学際情報学府
教授
私たちは、2017年5月に、テレビ、新聞、インターネットなど、さまざまな媒体上の表現のあり方を考える産学共同研究グループ「メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)」を発足させました。メディアに関わる各界の専門家、実務家をお招きして、記事、番組、広告など、メディアの表現が実際にどのようにつくられているのか、いまなぜ「多様性」がキーワードとなるのか、そして、メディア表現のリスクとは何かなどについて学び、よりよいメディア文化を創造することを目指します。メディアの表現は、日常生活の規範をつくるほどの影響力があるだけに、不適切な表現は人権問題にもなり、職場や学校での差別やいじめ、ハラスメントにつながっているという指摘もあります。また、この研究グループでは、こうしたメディアの諸問題を指摘するとともに、現代のデジタル情報社会の積極的な可能性と今後の課題について、海外の提携校と連携しながら模索します。
第2回メディアと表現について考えるシンポジウム
メディアからの反響
HUFFPOST

共同実施者

・治部れんげ(大学院情報学環客員研究員、ジャーナリスト)
・小島慶子(大学院情報学環客員研究員、エッセイスト)
・田中東子(大学院情報学環客員准教授、大妻女子大学准教授)
・白河桃子(大学院情報学環客員研究員、ジャーナリスト)
・山本恵子(大学院情報学環客員研究員、NHK記者)
・李恩政 (ベルリン自由大学教授)
・Margreth Luneborg (ベルリン自由大学教授)

主な関連論文

・Kaori Hayashi, 2016, “A journalism of care”, In Rethinking Journalism Again. Societal Role and Public Relevance in a Digital Age. Edited by Chris Peters and Marcel Broersma, Routledge, 2016, 146-160.
・林香里, 2015,「報道検証」はジャーナリズムをよくするか―朝日新聞社第三者委員会委員の仕事を終えて」岩波書店『世界』2015年5月号、56-64.
・林香里・谷岡理香編, 2013, 『テレビ報道職のワーク・ライフ・アンバランス 13局男女30人の聞き取り調査から』大月書店、285頁、2013年11月20日.

問い合わせ先

  • 電話: 03-5841-5910
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