分散PDSを用いたスマートソサエティの構築

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標9:産業と技術革新の基盤をつくろ
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標12:つくる責任つかう責任
橋田 浩一
情報理工学系研究科
ソーシャルICT研究センター 教授
AIを社会で実運用し十分大きな価値を生み出すには、AIによるサービスの相手(ほとんどの場合は個人)に関する良質で詳細なデータをその場で簡単に利用できる必要がある。そこで、自治体の持つ(保健、医療、教育、税などに関する)パーソナルデータ、および地域の民間事業者のサービスから生ずる(購買などに関する)パーソナルデータを各住民本人に電子的に開示し、本人がそのデータをPLR (personal life repository)というアプリで蓄積・管理して自らの意思で他者と簡単に共有できるようにすることにより、各個人が本人のパーソナルデータを自分や社会ために自由に活用できる状態を作る。また、パーソナルデータを本人が管理していることにより、本人同意に基づいてそのデータを収集しAIの開発等に活用するのが簡単になる。これによって当該地域をAIの実証フィールドかつ市場にし、地域の生産性と福利を高めるとともに、そのAIを他地域に展開する。
PLR: Personal Life Repository
多様なサービスの間の連携

共同実施者

・同志社大学
・理化学研究所
・徳島大学

など

主な関連論文

・Koiti Hasida (2013) Personal Life Repository: Distributed PDS for Data-Driven Improvement of Your Welfare. AAAI Spring Symposium 2013 (Data Driven Wellness), Stanford University. (招待講演)
・橋田 浩一 (2017) 分散PDSと情報銀行: 集めないビッグデータによる生活と産業の全体最適化. 情報管理, 60(4), 251-260.

問い合わせ先

  • 担当: 橋田 浩一
  • メールアドレス: hasida.koiti[at]i.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
カテゴリナビ
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる