イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究

  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標8:働きがいも 経済成長も
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
長澤 榮治
東洋文化研究所
教授
今日の中東・イスラーム地域は、革命・内戦・難民などの諸問題を抱えているが、それらをより深く構造的に分析するためにはジェンダーの視点が不可欠である。とくにイスラームにとってのジェンダー的公正という問題を軸に、文化・政治・開発などの諸側面を学際的に研究することが重要な課題となっている。本研究プロジェクトは、(1)従来、個別に行われてきた当該地域のジェンダー研究をまとめ上げ、(2)かつ広範囲の研究領域にジェンダー視点の導入を促進することで、(3)イスラーム・ジェンダー学という新しい研究分野の構築に向けた基礎固めを目的とする。具体的には、イスラームとジェンダー的公正をめぐる社会的動態の考察、ジェンダーの視点からの政治研究の再検討、広義の「開発」におけるジェンダー問題と実践という三点を主要課題とし、総合的に研究していく。
シンポジウムポスターおよび出版物表紙
主催イベントの様子

プロジェクトに関するURL

共同実施者

研究分担者
・後藤 絵美
・村上 薫
・松永 典子
・黒木 英充
・岩崎 えり奈
・服部 美奈
・岡 真理
・臼杵 陽
・山岸 智子
・嶺崎 寛子
・鷹木 恵子
・小林 寧子
・森田 豊子
・鳥山 純子

主な関連論文

後藤晃・長澤榮治 編 『現代中東を読み解く アラブ革命後の政治秩序とイスラーム』 明石書店、2016.8.
後藤絵美 『神のためにまとうヴェール―現代エジプトの女性とイスラーム』 中央公論新社、2014.7.
長沢栄治編『イスラーム・ジェンダー学の構築に向けて』日本学術振興会科学研究費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究(IG科研)、2017.3.

問い合わせ先

  • 担当: イスラーム・ジェンダー科研事務局
  • 電話: 03-5841-5887
  • メールアドレス: islam_gender[at]ioc.u-tokyo.ac.jp
    ※[at]を@に置き換えてください
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