交換留学とは、東京大学と東京大学の協定校(東京大学が学生交流覚書を締結している海外大学)が1学期~1年間学生を交換する留学プログラムです。(英語では一般的に”Student Exchange”と言います。)東京大学が授業料を徴収せずに協定校の学生を受け入れる代わりに、東京大学の学生は東京大学に授業料を納めれば、留学先での授業料は支払わずに協定校で授業を履修したり、研究指導を受けたりすることができます。これを大学全体で実施するものが「全学交換留学」です。全学交換留学は、資格条件を満たす学生であれば、どの学部・研究科の学生でも応募することが可能です。
東京大学の協定校は世界的に評価の高い教育機関です。事前に多くの情報が得られ、現地でのサポート体制も充実しています。
留学先の授業料が不要になる代わりに、留学期間中の身分は「休学」ではなく「留学」となり、東京大学の授業料は納める必要があります。(大学院学生の場合、その活動の実態により「留学」又は「研究指導の委託」の手続きをとることになります。)
宿舎を優先的に確保してもらえたり、留学生用カウンセリングを受けられたりなど、特段の配慮をしてもらえるケースがあります。
協定校で取得した単位が東京大学の単位として認定される可能性があります。認定の基準は所属する学部・研究科により異なり、履修した科目によっては認定されない場合もあります。留学時の所属学部・研究科の担当窓口に事前に相談しましょう。
月5~10万円ほど支給される奨学金に応募可能です。(支給額は年度や地域によって異なります。)また、東京大学や民間財団などが募集する他の奨学金への応募も可能です。
・留学期間を通じて東京大学の正規課程に在学する者。留学期間内に東京大学を卒業・修了する者、東京大学の学部から大学院に進学する者は対象外です。
・協定校が定める交換留学生の資格・条件を満たす者(語学能力、所属学部・研究科、学年等)。
その他の資格・条件については募集要項を確認してください。
協定校一覧ページをご覧ください。Fact Sheet (Information Sheet)も、それぞれの協定校のページから確認できます。また世界地図から検索することもできます。
書面審査・面接審査により学内審査を行います。
学内選考を通過した学生は、協定校が定める申請書類を作成します。東京大学が留学先の協定校へ学生を推薦し、協定校で審査が行われます。協定校での審査を通過すると、留学決定です!
1学期間あるいは1年間が一般的な留学期間です。実際の詳細な留学期間は留学先の協定校の学事暦(Academic Calender)に基づきます。1年間の留学を希望する場合は、原則として秋学期からの1年間となりますが、春学期が学事歴の1学期目となる大学については、春学期開始の1年間の留学が可能です。
海外の大学は一般的に1学期目:秋学期(8~10月開始、12~1月終了)、2学期目:春学期(1~2月開始、4~5月終了)の2学期制が多いです。また、2023年の秋学期(1学期目)~2024年の春学期(2学期目)という海外大学の1学年(Academic Year)を学内募集では2023-2024年期(AY2023-2024)と呼びます。
学内募集は年に2回行います。
翌年の秋学期留学開始分・翌々年の春学期留学開始分を募集。
翌年の春学期留学開始分を募集。
※前年度の秋募集で余った派遣枠及び春募集募までに加わった新規協定校の派遣枠を募集します。
応募にあたってよくある質問をまとめました。こちらのページをご覧ください。
全学交換留学(グローバル教育センター(旧グローバルキャンパス推進本部))応募・派遣状況(2024/08/02更新)
協定校ごとに、2013-14年期~最新回の申請者数・学内内定者数・派遣者数等のデータを記載しています。
応募時に所属する学部・研究科の応募締切日までに、UTASからの電子申請を完了させてください。(本ウェブサイトに情報が掲載された後、学部・研究科のウェブサイトに情報が掲載されるまでには、タイムラグがあります。)詳しい応募方法は次のリンク先から確認してください。