・交換留学とは、東京大学と東京大学の協定校(東京大学が学生交流覚書を締結している海外大学)が1学期~1年間、学生を交換する留学制度です。(英語では一般的に”Student Exchange”と言います。)
・東京大学の学生は東京大学に授業料を納めれば、留学先での授業料は支払わずに協定校で授業を履修したり、研究指導を受けたりすることができます。(東京大学も、授業料を徴収せずに協定校の学生を交換留学生として受け入れます。)
・これを大学全体で実施するものが「全学交換留学」です。全学交換留学は、資格条件を満たす学生であれば、どの学部・研究科の学生でも応募することが可能です。
・約90の協定校に、毎年200~300名の学生が留学しています。
東京大学の協定校は世界的に評価の高い大学です。事前に多くの情報が得られ、宿舎を優先的に確保してもらえる場合もあり、現地でのサポート体制も充実しています。
留学先の授業料が不要になる代わりに、留学期間中の身分は「休学」ではなく「留学」となり、東京大学の授業料は納める必要があります。(大学院学生の場合、その活動の実態により「留学」又は「研究指導の委託」の手続きをとることになります。)
協定校で取得した単位が東京大学の単位として認定される可能性があります。認定の基準は所属する学部・研究科により異なり、履修した科目によっては認定されない場合もあります。留学時の所属学部・研究科の担当窓口に事前に相談しましょう。
月8~12万円ほど支給される奨学金(返済不要)に応募可能です。(支給額は年度や地域によって異なります。)また、東京大学や民間財団などが募集する他の奨学金への応募も可能です。家賃や生活費が安い協定校へ留学した場合、東京で一人暮らしをするより安く留学することも可能です。
・留学開始の1年以上前に応募する必要がありますので、計画的に準備を進めてください。
・まず、所属学部・研究科に申請を行います。所属学部・研究科での確認・審査の後、大学全体での学内選考が行われます。学内選考では、学業成績・申請書の記述内容等が総合的に審査されます。留学先は第6希望まで選べます。
・学内審査を通過した学生は、協定校に推薦され、協定校での書類審査を経て留学が決定します。
・応募方法や協定校の詳細が掲載されています。全体の概要を掴んだら、このページを確認しましょう。
・年に1回、全学交換留学の説明会を実施しています。最新回の動画や資料は[1]の応募方法の詳細ページにリンクがあります。
・協定校を世界地図から検索
・学生スタッフによる協定校紹介ページ(作成中)学生目線で各協定校の魅力を紹介しています。
・詳細な協定校の情報は[1]の応募方法の詳細ページを参照
※[2]の説明会の資料やGo Globalガイドブックで、わかりやすく図解しています。
・1学期間あるいは1年間が一般的な留学期間です。実際の詳細な留学期間は留学先の協定校の学事暦(Academic Calendar)に基づきます。
・1年間の留学を希望する場合は、原則として秋学期からの1年間となりますが、春学期が学事歴の1学期目となる大学については、春学期開始の1年間の留学が可能です。
・海外の大学は一般的に1学期目:秋学期(8~10月開始、12~1月終了)、2学期目:春学期(1~2月開始、4~5月終了)の2学期制が多いです。また、2023年の秋学期(1学期目)~2024年の春学期(2学期目)という海外大学の1学年(Academic Year)を学内募集では2023-2024年期(AY2023-2024)と呼びます。
※[2]の説明会の資料やGo Globalガイドブックで、わかりやすく図解しています。
・学内募集は年に2回行います。留学開始の1年以上前に応募する必要がありますので、計画的に準備を進めてください。まず、A:秋募集を行い、B:春募集で余った枠を募集します。
翌年の秋学期留学開始分・翌々年の春学期留学開始分を募集。
翌年の春学期留学開始分を募集。