統合的気候モデル高度化に資する陸域モデル開発


- 2.8 地球環境(資源管理、気候変動、地球環境データベース 等)
芳村 圭
生産技術研究所
教授
最新の統合的気候予測モデルの陸域下部境界条件を提供するモデルとして、全球を水平距離1km間隔で解像可能な陸域モデルを開発します。また、そのような陸域モデルを走らせる際に必要な、1km解像度での土壌タイプ、粗度、土地利用データ等の境界条件について、最新の衛星データ、GIS技術を駆使して作成・整備する他、斜面流出過程や地下水利用など、より詳細な時空間スケールで重要となってくるプロセスを、新たなパラメタリゼーションとしてモデルに組み込むなどの高度化を行います。これらのことを通じ、より高い精度での気候予測を実現させ、より詳細かつ現場のニーズに即した気候変動の影響評価に貢献します。
プロジェクトに関するURL
共同実施者
・新田友子・大沼友貴彦・山崎大(東京大学)
・平林由希子(芝浦工業大学)
・平林由希子(芝浦工業大学)
主な関連論文
Nitta, T., T. Arakawa, M. Hatono, A. Takeshima, K. Yoshimura(cor), Development of Integrated Land Simulator, Prog. Earth Planet. Sci., 7, 68, 2020.
関連するSDGs項目
問い合わせ先
- 担当: 生産技術研究所リサーチ・マネジメント・オフィス
- 内線: 56747
- メールアドレス: rmo[at]iis.u-tokyo.ac.jp
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