ジャパンサーチを活用したキュレーション学習モデルの開発


- 2.6 データ市場(データ取引/契約、データ価値化/価値共創)
- 2.12 社会科学(デジタルアーカイブ、社会調査データ、社会学、経済学、社会情報学等)
- 2.14 教育(e-learning、教育コンテンツ、遠隔教育、学習支援)
- 2.15 人文学(宗教、文学、言語学、歴史学、考古学、文化人類学、地理学、地域研究、観光学、博物館学、芸術、など)
渡邉 英徳
情報学環・学際情報学府
教授
本研究の目的は、デジタルアーカイブ資料と探究学習における児童生徒の「問い」を接続し、構造化することです。
そのための手法として、まず児童生徒が自身の「問い」に即した資料収集を通して学びを深める「キュレーション授業」を開発しました。この際、多様な資料のメタデータを横断検索することが可能な、国の分野横断型検索プラットフォーム「ジャパンサーチ」を用いて、学習資料の網羅性を高めるとともに、協働的な学びの中で「問い」と資料の接続・構造化を支援する「協働キュレーション機能」を開発者とデザインすることで、複数のユーザがメタデータを保持しながらキュレーションを行えるようにしました。
小学校・中学校での連続的な実践の結果、自身の「問い」を基点とした主体的な学びが創発され、「問い」に即して収集した資料をもとに意見を構築する力が向上することが示唆され、多様なデジタルアーカイブ資料と探究学習における児童生徒の「問い」の接続・構造化が促進されたことが認められました。
そのための手法として、まず児童生徒が自身の「問い」に即した資料収集を通して学びを深める「キュレーション授業」を開発しました。この際、多様な資料のメタデータを横断検索することが可能な、国の分野横断型検索プラットフォーム「ジャパンサーチ」を用いて、学習資料の網羅性を高めるとともに、協働的な学びの中で「問い」と資料の接続・構造化を支援する「協働キュレーション機能」を開発者とデザインすることで、複数のユーザがメタデータを保持しながらキュレーションを行えるようにしました。
小学校・中学校での連続的な実践の結果、自身の「問い」を基点とした主体的な学びが創発され、「問い」に即して収集した資料をもとに意見を構築する力が向上することが示唆され、多様なデジタルアーカイブ資料と探究学習における児童生徒の「問い」の接続・構造化が促進されたことが認められました。
プロジェクトに関するURL
共同実施者
宮田 諭志 東京学芸大学附属竹早小学校(*実践時)
大野 健人 東京都立大泉高等学校附属中学校
大野 健人 東京都立大泉高等学校附属中学校
主な関連論文
大井将生, 渡邉英徳. ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン: デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性. デジタルアーカイブ学会誌, 2020, Vol.4, No.4, p.352-359. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsda/4/4/4_352/_article/-char/ja
関連するSDGs項目
問い合わせ先
- メールアドレス: hwtnv[at]iii.u-tokyo.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください
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