IoT技術による生活・産業・観光の持続的向上を目的としたスマートシティの実現


西岡 潔
先端科学技術研究センター
研究顧問
- 福井県
福井県永平寺町は人口減少、高齢化、財政逼迫の問題を抱え、それに対処するために、町民の暮らしやすさの向上や産業・観光の振興から地域全体の活性化への好循環を生み出す工夫が必要とされている。永平寺町は、そんなまちづくりのビジョンとして「IoT技術による生活・産業・観光の持続的向上」を掲げ、国土交通省管轄のスマートシティ官民連携プラットフォームに参加している。具体的には、町民の生活の安全性・快適性を重視した情報インターフェースや災害対応、生活利便性の向上を重視し自動運転技術等を活用した町内の交通ネットワーク(MaaS)、産業振興を重視したサテライトオフィス・ビジネスマッチングなどを行い、IoT技術を用いて情報基盤整備さらにはその情報データを持ちにした新サービスや人材育成に取り組んでいる。その中でも、情報インターフェースの部門において、現在西岡研究顧問は最先端のIoT導入した窓口業務の効率化に中心的に携わっており、今後は予算の確保状況次第で、防災などの他部門のIoT技術導入から、下図の永平寺町スマートシティ計画を推進していく方針。

国土交通省 スマートシティ官民連携プラットフォーム

国土交通省 スマートシティ官民連携プラットフォーム
連携先
- 名称: 福井県永平寺町
- 区分: 自治体
- 所在都道府県: 福井県
地域連携区分
- SDGsやSociety5.0に立脚し社会改革を主導する地域連携
- 地域固有の問題解決から一般化を目指す地域連携
- 広範な地域から次世代を担う多様な人材を育成する地域連携
- 研究対象・実装現場としての地域連携
- 行政等におけるアドバイサリー
共同実施部局/共同実施者
まちづくり株式会社ZENコネクト・日本工営株式会社・森ビル株式会社
関連する協定
永平寺町と東京大学先端科学技術研究センターとのまちづくりに関する協定書(2019年5月23日締結)
実施期間
2019年5月1日~
関連するSDGs項目
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