AIと電力データを用いたフレイル検知の実証実験


越塚 登
情報学環・学際情報学府
教授
- 三重県
東京大学情報学環越塚研究室では、スマートメーターから取得可能な電力データや各種センサデータと AIを用いて、特に単身高齢者に対するフレイルの簡易判定を行う技術検討を進めています。これまでもセンサデバイスや専用の通信機を用いてフレイルの判定を行う研究は存在しておりましたが、本手法によって、より簡易かつ漏れのないフレイル検知が実現できると期待しています。関係各者は連携して、三重県東員町にてフレイル検知の実証実験を行っています。本実験では、約 30 世帯の単身ご高齢者世帯にスマートメーターとの通信用ゲートウェイ機器と市販のセンサを設置し、データを収集します。

図提供:越塚研究室

図提供:越塚研究室
連携先
- 名称: 東員町、三重県、日本データサイエンス研究所、ネコリコ、三重大学
- 区分: その他
- 所在都道府県: 三重県
地域連携区分
- 地域固有の問題解決から一般化を目指す地域連携
- 地域貢献と知の循環が双方向で成立する地域連携
- 東京大学が有する総合力と先端性を生かす地域連携
- 研究対象・実装現場としての地域連携
- 行政等におけるアドバイサリー
プロジェクトに関するURL
共同実施部局/共同実施者
地域未来社会連携研究機構、高齢社会総合研究機構
関連する協定
三重県と東京大学との連携協定(2018年11月23日締結)
実施期間
2020年1月21日~
関連するSDGs項目
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