経済史、経営史、および歴史研究国際化のための「東大メソッド」の創出:学会デビューからトップジャーナル掲載へのシームレスな支援体制構築
山本 浩司
経済学研究科
准教授
過去に何が起きたのかを誠実に解き明かそうとするあらゆる歴史研究者を支援するプロジェクト。歴史を学ぶことのみならず、それをもとに現在を解釈し未来を構想する「歴史的思考」の価値と楽しさが広く共有されている社会の実現をめざします。より具体的には、大学院入学からテニュア獲得後までの段階にある全国の若手歴史系研究者を対象に、初めての英語発表から英文原稿の推敲と査読のノウハウ、一流国際誌への投稿、一般向け講演の技術と実践まで、国内外で最高水準の研究者に期待される成果発信の流れをシームレスに支援し、同時に学術成果の社会還元を促します。以上を研究教育手法「東大メソッド」として開発し他分野および国内外に提供することにより、人文社会科学分野の活性化を通した社会貢献を実現します。SDGsの多くの目標をよりよく理解し実現させるために欠かせない基盤的学術活動です。
プロジェクトに関するURL
共同実施者
歴史家ワークショップ
主な関連論文
市川佳世子・中辻柚珠・山本浩司「歴史家ワークショップ:デジタル化時代における草の根的国際化」『歴史学研究』No. 1000(2020年9月、績文堂出版)
問い合わせ先
- 担当: 山本 浩司
- メールアドレス: kyamamoto[at]e.u-tokyo.ac.jp
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