東京大学教員の著作を著者自らが語る広場
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一九世紀のオランダ商館 上
日本の歴史は、日本語史料によって書かれる。それは当たり前のように思われて、じつはそうでもない。19世...
史料
近世日本政治史と朝廷
日本古代に成立し、現代まで長期的に存在する天皇の近世期の実態や機能、政治・社会との関係を解こうと試み...
家わけ第十六 島津家文書之六
『大日本古文書』のシリーズで発刊されている多種の史料集のうち、「島津家文書」は、東京大学史料編纂所所...
戦国合戦〈大敗〉の歴史学
日本史のなかで戦国時代といえば、各地で戦乱が打ち続いていた時代である。大小さまざまな戦乱のなかで、規...
信長家臣明智光秀
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、明智光秀が主人公でした。どの大河ドラマ作品もそうですが...
實躬卿記 (九)
三条 (藤原) 実躬 (1264―ca.1325) は、鎌倉時代後半に活動した貴族です。彼の子孫は、...
徳川秀忠
令和2年 (2020) 3月に急逝した山本博文史料編纂所教授の、生前最後に上梓された書籍である。山本...
六角定頼
戦国大名六角氏についてどのようなイメージをお持ちだろうか。多くの方は、織田信長の上洛戦にあたり、近江...
家わけ第十八 東大寺文書之二十四
『大日本古文書』は、中世文書を中心に所蔵点数の豊富な寺社・武家の古文書を翻刻した史料集である。本書は...
「江戸大地震之図」を読む
安政2年10月2日(1855年11月11日)、幕府がおかれ100万人以上が暮らしていた江戸を大地震が...
甦る「豊後切支丹史料」
1930年代、大分に赴任したカトリック・サレジオ会のイタリア人神父、マリオ・マレガ氏は、この地域にか...
近世駆込寺と紛争解決
本書は、江戸時代における寺院への駆け込み行為―当時もっとも一般的な用語で「入寺 (にゅうじ)」といっ...