東京大学教員の著作を著者自らが語る広場
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教養の近代測地学
校了間際、編集者と「装幀を考える時間」が私は何よりも楽しみで、「単著を書いたご褒美」だと思っている。...
総文
Tetsugaku Companion to Ogyu Sorai
江戸中期の儒学者である宇野明霞は、次のように嘆いている。富士山と徂徠先生は中国にも匹敵するものが稀な...
環太平洋地域の移動と人種
人種カテゴリーに生物学的根拠はないことが明らかになって久しい。しかしそれにも関わらず、人種差別は執拗...
ラカン
19世紀の終わり、ウィーンの神経科医ジーグムント・フロイトがヒステリーの治療法として考案した精神分析...
歴史学の思考法
「歴史を学んで何になるんだろう」――年号や人名の暗記に苦しんだ受験勉強の最中に、そんな風に思ったこと...
続・世界文学論集
『マイケル・K』(1983)、『恥辱』(1999) などの小説で知られる南アフリカ共和国出身のノーベ...
国際連盟
国際連盟は世界大戦の再発を避けられなかった国際社会の「失敗」の一環として語られてきた。第二次世界大戦...
事例で学ぶ統合失調症のための認知行動療法
統合失調症の複雑な症状の基盤に認知機能の障害があることを、神経心理学や認知心理学などの科学的心理学は...
うつ病のためのメタ認知トレーニング(D-MCT)
本書はドイツ・ハンブルク大学のレナ・イェリネクLena Jelinek教授らによって開発された「うつ...
クライエントの言葉をひきだす認知療法の「問う力」
本書は、ソクラテス的手法を具体的に解説する第1部と、短期認知療法適合度尺度 (Suitability...
大学生のストレスマネジメント
大学での学生相談の話をすると「大学生にストレスなんてあるの?」と真顔で聞いてくる一般社会人はたくさん...
恥の烙印
本書はStephen P. Hinshaw著 “The Mark of Shame: S...