新型コロナウイルス感染症に関連する対応について
留学生の皆さんへ、感染症拡大に対応した学籍の特別措置等について

留学生の皆さんへ、感染症拡大に対応した学籍の特別措置等について

東京大学の留学生の皆さん

新型コロナウイルス感染拡大は、日本でもまだ続いています。

海外から日本に来て学ぶ皆さんは、感染症の影響が長期化する中、さまざまな不安があるでしょう。とりわけ、学修・研究計画が予定通り進まず、思い悩むこともあるでしょう。

このような状況の下、東京大学では、在学生の経済的・心理的負担を軽減するため、在学期間の特別措置、及び、それに伴う授業料不徴収の特別措置などを開始します。

在学期間の特別措置は、新型コロナウイルス感染症の影響によって、定められた在学年限を超えて在学期間を延長することや、卒業・修了要件を満たしているにも関わらず、引き続き在学することを特例として認めるものです。

授業料不徴収の特例措置は、上記のような特例の在学延長などの場合に、授業料を徴収しないことを特例として認めるものです。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響によって、標準修業年限を超えて在籍する場合も、授業料を徴収しないことが特例として認められます。

いずれの措置も、所属部局長が新型コロナウイルス感染症の影響であると認めることが必要ですので、該当する方は、所属先の指導教員や留学生担当教職員に相談して手続きをしてください。

また、日本への厳しい入国制限が続く現状では、多くの留学生にとって、秋学期開始に合わせて渡日したり再入国したりすることが困難であることが予想されます。東京大学では、秋学期(A1, A2ターム)も数多くのオンライン授業を継続し、皆さんが国外からでも履修できるようにします。

なお、この厳しい入国制限ですが、徐々に緩和されていく方向です。日本への再渡日も、8月5日からは、一定の条件を満たす場合可能となりましたし、新規渡日も、まずは国費外国人留学生から可能となります。

東京大学では、上記のような、新型コロナウイルス感染拡大への対応や学生のための情報を下記の本学ウェブサイトに掲載し、随時情報を更新しています。支援内容や連絡先も記載していますので、是非参照してください。

【本学ウェブサイト】

今後も、学籍や授業履修に関連することなどで、困ったことや不明なことがあれば、所属先の指導教員や留学生担当教職員に連絡をとってください。

東京大学は皆さんがそれぞれの学びの目標に向かって歩み続けられるよう、適切な教育環境を今後も提供していきます。

2020年8月28日

理事・副学長(教育・学生支援担当)   大久保 達也
 グローバルキャンパス推進本部長    相原 博昭

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