東日本大震災被災地スタディーツアー参加者の募集について(2020年3月)

東日本大震災被災地スタディーツアー参加者の募集について(2020年3月)
※募集は終了いたしました。

2020年1月27日

 

 学生の皆さんへ

 

ボランティア支援班

 

東日本大震災被災地スタディーツアー(2020年3月)参加者の募集について

 

 東京大学では、東日本大震災による災害からの復興に向けて、大学全体で支援活動を行うとともに、学生や教職員が自主的・自発的な支援活動を展開しています。
 このたびその一環として、ボランティア活動に対する主体性の育成と震災について考える動機付けの観点から、被災地の現状を実際に見て聴いて学ぶスタディーツアーを企画しましたので、参加者を募集します。
 下記の内容をご覧いただき、積極的な応募をお願いします。
 

スタディーツアーポスター

1 活動期間

2020年3月16日(月)~3月19日(木) <3泊4日>

※募集は終了しました。

 

2 募集人員

10~15名
 

3 応募資格
本学の学生(保護者の承諾が必要)で、本学の支援活動の理念等に賛同する者。
※ 本学の支援活動の理念、ボランティア活動の基本方針については、本学ホームページを参照ください。

 

4 活動日程
(以下は予定概要。内容は先方との調整等により変更になる場合があります。)

○3月16日(月)岩手県陸前高田市
・高田松原津波復興祈念公園
 高田松原津波復興祈念公園は「犠牲者への追悼と鎮魂、震災の教訓の伝承、復興への意志の発信」を目的に震災後整備された公園であり、2019年9月に一部利用が開始されました。公園内には東日本大震災津波伝承館、道の駅「高田松原」、震災後整備された巨大防潮堤、震災遺構、奇跡の一本松と再生が目指される高田松原が存在します。今回は陸前高田市職員の方をガイドとしてお招きし、各場所の説明を受けるとともに陸前高田の過去・現在・未来について共に考えます。

○3月17日(火)宮城県気仙沼市
・気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は震災当日まで宮城県気仙沼向洋高校の校舎として利用されていた建物に震災伝承館を加えた施設です。語り部の方のお話と津波被害を受けた校舎の見学を通し、津波のパワーや震災当時の様子を追体験します。
 
・まるオフィス
 まるオフィスは東日本大震災を機に移住した若者を中心に2015年に立ち上げられた気仙沼のまちづくり会社です。「地域に自分ゴトを」という理念のもと、気仙沼の活動人口を増やす「地域の仕掛人(ローカルマネジャー)」を目指しています。主な取り組みは、地域”協育“や若者の人材育成を行うほか、移住促進など地域内外の人材マッチングを展開しています。今回はオフィスを訪問しプロジェクト内容について伺います。

○3月18日(水)岩手県大槌町
・大槌町役場
 震災によって被害を受けたお店は、震災後、仮設店舗での営業を余儀なくされました。その後少しずつ、移転が可能になった店は末広町商店会に移るなどして、常設店舗での営業を再開しました。2019年12月には駅前にテナント施設が誕生しました。大槌町役場の担当の方から、商店街施策の概要と現状についてお話をお聞きします。
 

・チャリカフェ
 2018年春、地域の方やサイクリスト、観光客のふれあいと憩いの場として、自転車屋さんにカフェを併設した「チャリカフェ」が誕生しました。2019年にはクラウドファンディングを実施して御社地大福を大槌を代表する銘菓にすべく奮闘するなど、商店街を盛り上げていらっしゃいます。仮設店舗の頃のことからチャリカフェ誕生にまつわる経緯やクラウドファンディング、これからについてお話をお伺いします。

・ベルガーディア鯨山「森の図書館」
 ベルガーディア鯨山は大槌町浪坂地区鯨山にあるオープンガーデンとして開園から10年もの間、癒やしの空間として人々に親しまれてきました。
 2011年の東日本大震災では、鯨山の麓にある浪板海岸も津波に襲われました。たくさんの方が命を落とした中、「自分は生かされた。だからベルガーディアが誰かの役に立つ場所にしてきたい」と考え、「風の電話」による心のケア、「森の図書館」による子ども達の感性の育み、障がい者の自立支援等に活動の幅を広げながら、ガーデンデザイナーとして鯨山の環境整備・維持管理を行っています。
 今回のツアーでは「森の図書館」を中心にベルガーディア鯨山様の活動の様子を見学します。

・大気海洋研究所
 国際沿岸海洋研究センターは、三陸沿岸の生態系等を研究する東京大学大気海洋研究所附属の共同研究施設です。センターの概要についてお話を伺った上で、現在センターが力を入れて取り組んでいる「海と希望の学校 in 三陸」という地域振興に向けたプロジェクトについて先生方も交えてお話を伺います。

○3月19日(木)岩手県釜石市
・語り部
 釜石市で被災し、震災後のボランティアとのつながりを大切にされて一般社団法人「三陸ひとつなぎ自然学校」を設立された伊藤聡さんに当時から今に至るまでのお話を、鵜住居を中心に実際に避難道を歩きながら伺います。釜石の防災教育や現在のまちの魅力・取り組みについても伺う予定です。

5 宿泊場所
3月16日(月)・17日(火):二又復興交流センター(岩手県陸前高田市)
3月18日(水):HOTEL ALICE GARDEN(岩手県釜石市)

6 参加費用
活動実施に当たり必要な費用(一部)については、参加者の負担となります。
※ 保険加入費用、飲食費、ガイド代などは自己負担となります(前回はこれらの合計で約10,000円かかりました)。なお、宿泊料金については大学が負担します。(後払いとなりますので、一旦参加者の皆さまにご負担いただく形となります)
※ 現地での移動は、大学が送迎車を借り上げますので、参加者の負担はありません。
※ JR一ノ関駅(集合場所)、JR北上駅(解散場所)までの往復交通費は各自負担となりますが、活動終了後に「ボランティア活動支援金」を申請することにより、20,000円を上限とする実費額が補助されます。(詳細は本学ボランティア情報HP「ボランティア活動支援金について」をご覧ください。)

7 持ち物
〈必需品〉着替え、雨具、洗面用具、入浴用具、タオル、ボランティア保険に加入していることが分かるもの(加入カード、加入証等)、現金(上記の参加費、交通費、他)
〈その他〉携帯電話(充電器含)、時計、学生証、健康保険証、各自必要な薬品、他

8 注意事項等
(1) 活動に当たっては、ボランティアの理念に沿って自己責任・自己完結が原則となります。
(2) ボランティア保険への加入が必須です。各自が事前に、住所地等の社会福祉協議会で「災害ボランティア保険(天災Bプラン推奨)」に加入してください。
(3) 参加に際し、「ボランティア活動届」を所属部局の教務担当へ提出してください。
※ 以上の他、ボランティア活動に伴う注意事項等は、本学ボランティア情報HPの「災害ボランティアQ&A」を参照ください。
※ 「スタディーツアー」では、これまで本学ボランティア支援班が実施してきたボランティア活動に比べ、広範な内容を含む活動を予定しています。ボランティア保険で全日程をカバーできるか不安な方は、ご自身の「学研災」「学研賠」への加入状況の確認を行ってください(詳しくは所属部局の窓口にてお尋ねください)。
※ 最低開催人数は10人です。もしこの人数が集まらなかった場合は開催いたしませんのであらかじめご了承ください。
※ 宿泊施設・交通手段等の都合上、申し込み後のキャンセルは基本的に受け付けておりませんので、予め予定をご確認の上お申し込みいただくようお願いします。

9 応募方法等
 別紙の「スタディーツアー参加申込書」に必要事項を記入の上、締切【2020年2月21日(金)】までに、下記2箇所あてE-mail添付によりお送りください。参加の可否・方法及び活動の詳細については、追って申込書記載の連絡先あてに連絡します。
 申込者数が募集者数を超過する場合、先着順で参加者を決定させていただきますので早めのご応募をお願いします。

提出先
E-mail:utvc.student@gmail.com 学生団体東京大学復興ボランティア会議 (UTVC)
C.C.:volunteer-jimu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp 東京大学ボランティア支援班

10 お問い合わせ
学生団体東京大学復興ボランティア会議 (UTVC)
E-mail:utvc.student@gmail.com

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