東日本大震災被災地スタディーツアー参加者の募集について(H31年3月)

東日本大震災被災地スタディーツアー参加者の募集について(H31年3月)
※募集は終了いたしました。

平成31年1月22日

 

 学生の皆さんへ

 

ボランティア支援班

 

東日本大震災被災地スタディーツアー(H31年3月)参加者の募集について

 

 東京大学では、東日本大震災による災害からの復興に向けて、大学全体で支援活動を行うとともに、学生や教職員が自主的・自発的な支援活動を展開しています。
 このたびその一環として、ボランティア活動に対する主体性の育成と震災について考える動機付けの観点から、被災地の現状を実際に見て聴いて学ぶスタディーツアーを企画しましたので、参加者を募集します。
 下記の内容をご覧いただき、積極的な応募をお願いします。
 

スタディーツアーポスター

1 活動期間

平成31年3月5日(火)~3月8日(金) <3泊4日>

 

2 募集人員
10名程度

 

3 応募資格
本学の学生(保護者の承諾が必要)で、本学の支援活動の理念等に賛同する者。
※ 本学の支援活動の理念、ボランティア活動の基本方針については、本学ホームページを参照ください。

 

4 活動日程
(以下は予定概要。内容は先方との調整等により変更になる場合があります。)

○3月5日(火)岩手県陸前高田市
・陸前高田市役所
 東日本大震災により多数の人命と歴史や文化の証を失った陸前高田市。今回のツアーでは、震災後築かれた巨大な防潮堤の見学をまず行います。そして、陸前高田市の復興についての現状と今後の展望を担当の市職員の方から伺います。

○3月6日(水)岩手県宮古市、大槌町
・学ぶ防災ガイド
 宮古観光文化交流協会による「学ぶ防災ガイド」は、東日本大震災により甚大な被害が出た田老地区の当時の状況を伝えることで、震災の恐ろしさ、命の大切さを伝える震災ガイドです。
 防潮堤の上での案内、被災した状態で保存されている「津波遺構たろう観光ホテル」の館内案内、及び津波発生時の映像(マスコミ未公開)の上映をとおし、自然災害の恐ろしさといち早い避難の大切さを身をもって感じられる場所となっています。

・大槌町役場
 大槌町は旧町役場自体も震災で津波被害を受けました。東大OBで、震災後から大槌町役場に勤めていらっしゃる中村彬良様に大槌町の震災から復興を進めてきた行政の取り組みと、今後のまちづくりの展望などについてお話を伺います。

・大槌臨学舎
 2011年12月に岩手県大槌町で設立し、 町の公民館やお寺・神社などを借りて主に中高生に学習指導と心のケアを行う、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」の2校目である大槌臨学舎様に、活動の様子を拝見させていただきながら、子供と地域コミュニティ、これからの活動についてお話を伺います。

○3月7日(木)岩手県釜石市
・釜石市役所
 今年8月に釜石市の復興のシンボル、釜石鵜住居復興スタジアムでラグビーワールドカップが開催されます。ワールドカップを目前に、釜石市が抱える現状及び課題、また将来の展望について主に行政の立場からお話を伺います。

・三陸ひとつなぎ自然学校
 現地で被災し、震災後のボランティアとのつながりを大切にされて一般社団法人「三陸ひとつなぎ自然学校」を設立された伊藤聡さんに当時から今に至るまでのお話を伺い、内外での連携強化による地域力の向上について考えます。また、都合がつけば地元の子どもたちとの交流も行う予定です。

・東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター
 国際沿岸海洋研究センターは、三陸沿岸の生態系等を研究する東京大学大気海洋研究所附属の共同研究施設です。センターの概要についてお話を伺った上で、現在センターが力を入れて取り組んでいる「海と希望の学校 in 三陸」という地域振興に向けたプロジェクトについてご説明いただきます。
 また、1日目~3日目の振り返りを兼ねたワークショップを実施します。上記の「海と希望の学校 in 三陸」の今後のあるべき方向性や、普段三陸沿岸地域に関わる機会が少ない東大生が「海と希望の学校 in 三陸」に今後どのような形で関わっていけるかなどについて、アイデア出しをしていきます。

○3月8日 (金)宮城県気仙沼市
 宮城県気仙沼市で観光振興に向けた取り組みについて、関係者の方々からお話を伺う予定です。
 また、ツアー振り返りのディスカッションも行う予定です。

5 宿泊場所
東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター

6 参加費用
活動実施に当たり必要な費用(一部)については、参加者の負担となります。
※ 保険加入費用、飲食費、ガイド代などは自己負担となります(前回はこれらの合計で約10,000円ほどかかりました)。なお、宿泊料金については大学が負担します。
※ 現地での移動は、大学が送迎車を借り上げますので、参加者の負担はありません。
※ JR一ノ関駅(集合・解散場所)までの往復交通費は各自負担となりますが、活動終了後に「ボランティア活動支援金」を申請することにより、20,000円を上限とする実費額が補助されます。(詳細は本学ボランティア情報HP「ボランティア活動支援金について」をご覧ください。)

7 持ち物
〈必需品〉着替え、雨具、洗面用具、入浴用具、タオル、ボランティア保険に加入していることが分かるもの(加入カード、加入証等)、現金(上記の参加費、交通費、他)
〈その他〉携帯電話(充電器含)、時計、学生証、健康保険証、各自必要な薬品、他

8 注意事項等
(1) 活動に当たっては、ボランティアの理念に沿って自己責任・自己完結が原則となります。
(2) ボランティア保険への加入が必須です。各自が事前に、住所地等の社会福祉協議会で「災害ボランティア保険(天災Bプラン推奨)」に加入してください。
(3) 参加に際し、「ボランティア活動届」を所属部局の教務担当へ提出してください。
※ 以上の他、ボランティア活動に伴う注意事項等は、本学ボランティア情報HPの「災害ボランティアQ&A」を参照ください。
※ 「スタディーツアー」では、これまで本学ボランティア支援班が実施してきたボランティア活動に比べ、広範な内容を含む活動を予定しています。ボランティア保険で全日程をカバーできるか不安な方は、ご自身の「学研災」「学研賠」への加入状況の確認を行ってください(詳しくは所属部局の窓口にてお尋ねください)。
※ 最低開催人数は8人です。もしこの人数が集まらなかった場合は開催いたしませんのであらかじめご了承ください。
※ 宿泊施設・交通手段等の都合上、申し込み後のキャンセルは基本的に受け付けておりませんので、予め予定をご確認の上お申し込みいただくようお願いします。

9 応募方法等
 別紙の「スタディーツアー参加申込書」に必要事項を記入の上、締切【平成31年2月6日(水)】までに、下記2箇所あてE-mail添付によりお送りください。参加の可否・方法及び活動の詳細については、追って申込書記載の連絡先あてに連絡します。
 申込者数が募集者数を超過する場合、先着順で参加者を決定させていただきますので早めのご応募をお願いします。

提出先
E-mail:utvc.student@gmail.com 学生団体東京大学復興ボランティア会議 (UTVC)
C.C.:volunteer-jimu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp 東京大学ボランティア支援班

10 お問い合わせ
学生団体東京大学復興ボランティア会議 (UTVC)
E-mail:utvc.student@gmail.com

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