UGIP ダイキン工業(株)企画


東京大学グローバル・インターンシップ・プログラム(UGIP)
ダイキン工業(株)企画
ダイキン工業株式会社を受入先企業として2019年から毎年実施している企画です。
2018 年 12 月 17 日に締結した産学協創協定のコア 施策の1つで、ダイキン工業が世界170か国以上に広がる海外拠点にインターンシップ生を受け入れます。
- ダイキンについて|ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
- About Daikin | Daikin Global
- ダイキンx東京大学 グローバルインターンシップ参加感想のインタビュー(詳細版) - YouTube
<2023年度 実施内容>応募終了(書類選考結果通知済)
Global Business Experience by DAIKIN 2023
空調分野で世界No.1、170カ国以上に事業展開、成長を続けるダイキンのインターン生として、グローバル・ビジネス最前線を訪問し、
グローバルな社会課題を肌で感じながら、その解決に向けて、事業課題の難解なテーマにチームで取り組んでいただきます。
また、皆さまが本プログラムに参加することで、東京大学が更なるグローバル化を推進する契機となることを期待しています。


※6月15日(木)18:45~「合格者説明会」は本郷キャンパスで開催いたします。直前に他キャンパスで正規の授業がある方については遅刻しての参加を認めます。
【応募方法】2023年度の応募は終了いたしました。
<北米滞在型> | 「激変しつつある北米空調市場を、ダイキンがリーダーシップを取れる市場へと変革する。~シェアNo.1へ導くための道筋検討」 |
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<欧州滞在型> | 「環境先進地域・欧州で急拡大するHP暖房市場をリードするには。~脱炭素・脱ロシア依存を目指すEUでの次の一手」 |
<アジア滞在型> | 「タイMZ世代向け商品コンセプトとマーケティングの提案~価値観や購入思考の調査を通して」 |
<世界一周型> | 「2030年以降に向けて、ダイキンが発展・成長していくために必要なアクションとは何か~新たな空気・空間に関する価値や事業を提案」 |
- 【対象学生】
本学の学部(前期課程、後期課程)又は大学院研究科・教育部の修士課程に在籍する正規課程生
(※活動期間中に休学中である者、長期に修学を中断している者は除く。) - 【対象学生】
46名(地域滞在型:各地域12名、世界一周型:10名)/書類選考及び面接選考有
- 【渡航地域】
○世界一周型チーム (北米・欧州・アジア)
○地域滞在型チーム (北米・欧州・アジアの3地域から一つ) - 【募集締切】
2023年5月10日(水)23:59(JST)
- 【渡航期間】
2023年8月中旬 ~ 9月上旬※滞在期間はテーマによって異なります。(6月上旬に確定予定)
- 【経済的支援】
・海外渡航にかかる航空券・宿泊費はダイキン工業が全額負担
・渡航期間中の食費・交通費に対しても補助費を支給 - 【説明会】
ZOOM上の説明会や対面の説明会を随時開催予定
☆推奨授業
本プログラムの参加にあたって受講が推奨される授業を紹介いたします。(受講の有無は選考に影響ございません。)
https://www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/projects/looking-ahead-thirty-years/2023s/
学術フロンティア講義「30年後の世界へ空気はいかに価値化されるべきか」金曜5限(17時5分から18時35分)
@21KOMCEE East K011/教養学部前期課程主題科目/教養学部後期課程高度教養特殊講義(東アジア教養学)
※履修・授業に関する詳細な情報については「UTAS」よりご確認ください
2023説明会 アーカイブ動画
※ログインを求められた際は「共通ID10桁@utac.u-tokyo.ac.jp」でログインをしてください。
●4月27日(木)
UGIP0427事前説明会(ダイキン工業企画).mp4
登壇者:ダイキン工業 小山 師真
●4月26日(水)
UGIP0426事前説明会(ダイキン工業企画).mp4
登壇者:ダイキン工業 香川 謙吉
●4月19日(水)
UGIP0419事前説明会(ダイキン工業企画).MOV
登壇者:ダイキン工業 芦田 翼(UGIP アルムナイ)
●4月 7日(金)
(録画トラブルにより公開できません。申し訳ございません。)
●3月29日(水)
UGIP0329事前説明会(ダイキン工業企画).mp4
登壇者:現場ネクスト社 Ashish Busi 社長
活動概要-2022年度活動例-

●キックオフセッション
ダイキン工業株式会社 東京支社にて、キックオフセッションを実施します。
ダイキン工業の事業、社風、課題等について理解するとともに、ディスカッションを通じて与えられたテーマに対する仮説や現地での行動計画、自身の目標を考えていきます。
なお、選考終了時点でテーマ(及び活動拠点)が決定していますので、ディスカッションはテーマのグループ毎に実施します。
●教員セッション
企画テーマと関連する内容について、専門的な知見を持っている東京大学の先生方から講義を受けます。
【2022年度実施内容】()は講演者
「グローバル・コモンズ・スチュワードシップ ーシステム転換に向かう世界」 (東京大学 未来ビジョン研究センター 石井 菜穂子 教授)
「デフレーミング概念で考えるビジネスと社会の変革」 (東京大学大学院 情報学環 高木 聡一郎 教授)
●テクノロジー・イノベーションセンター・臨海工場見学


大阪にあるダイキン工業の研究開発拠点と生産拠点を見学します。
工場設備・生産ライン・ショールーム等を実際に見学し、最先端の設備に触れます。
●直前セッション
海外渡航直前に、現地社員とのWEB上での顔合わせ等を実施します。
また、学生による仮説についてダイキン工業の社員や東京大学の教職員からフィードバックを受けます。
●2022年度の現地活動(北米・タイ)

◎北米(米国:ヒューストン、ワシントン、ニューヨーク)
ヒューストンでは工場見学と販売卸業者を訪問。ワシントンでは、空調工業会や省エネ推進団体幹部の講話、北米議事堂見学を実施。
ニューヨークでは、アプライドソリューションプラザ訪問し、ビル・住宅を見学。
2週間を通じ、幹部や有識者から北米の空調事情、環境・エネルギービジネス等について学びました。
最終日の東大NYオフィスにおける報告会では、インバーター機やヒートポンプの普及策、北米でのプレゼンス向上策等を提言しました。


◎タイ(バンコク、プーケット)
ディーラー訪問、 現地社員とのディスカッションや自宅訪問、映画館等でのZ世代(約500人)へのアンケート調査、現地大学生へのインタビュー調査等を実施。
学生たちは現地の生の声から課題を探り出し、最終日の報告会では「銅⇒アルミ熱交換器を起爆剤にしたゲームチェンジ作戦」「LINEを活用したエコポイントシステム導入」等を提言しました。
また、タイで働く日本人若手ビジネスリーダー・タイ若手起業家との交流会を実施し、多様なキャリアを知って刺激をもらいました。


●振り返りセッション
現地活動を経た学生の仮説について、ダイキン工業の社員や東京大学の教職員がフィードバックをします。
また、インターンを経て得たこと、これからの夢についてのディスカッションをします。

●最終報告会
東京大学本郷キャンパス内にて、最終報告会を実施します。
現地活動を踏まえて、各チームがテーマへの取組(ビジネス提案)に加えて、UGIPの活動を通じて得たこと、グローバル人材についての認識の変化等を報告します。
2022年度 参加学生の声
- 教養学部2年 Aさん
「プログラムを通して自分自身に最も変化があったのは、良い意味で「海外」「世界」を相対化できた点であった」
- 工学部3年 Bさん
「真剣に課題に向き合い、全力を出し切ることができたのは本当に久しぶりだった。(…)全力で向き合ったからこそ悔し涙を流したり嬉し泣きしたりすることができたと思う」
- 教育学部4年 Cさん
「社会課題には教科書的な正解では全く歯が立たないと実感したので、今学んでいる教育社会学でも、机上の空論に終わらない、その先に繋がる研究をしていきたい。」
- 教養学部1年 Dさん
「思い浮かべていたタイ市場と実際に訪れた現場は全く違うもので、グローバル企業として働くことの難しさや現地で実際にユーザーと触れることの大切さが身に染みた。」
- 教養学部2年 Eさん
「環境問題がビジネスの世界では、日常世界よりもシリアスに捉えられていて、かつ大きなビジネスチャンスだと捉えられていることは大きな驚きでした。」
- 教養学部2年 Fさん
「出会った皆さんは、本当に魅力的な方々ばかりでした。ダイキン社員の皆さんは、学生の立場からは想像もつかないような経験や能力を持ちながらも、 時に学生目線で屈託なくプライベートな話題にも付き合って下さるような懐の深さを感じました。また、様々なバックグラウンドを持つ優秀な仲間に出会えたことで、私自身の視野も大きく広がりました。」
- 新領域創成科学研究科2年 Gさん
「気候変動問題に関する企業の戦略策定に対するコンサル事業に携わりたい自分にとって、(…)ステイクホルダーや長期的見通しを学べたことは、かなりの進展となった。」
2022年度 参加学生の声
-
ーー英語能力はどれくらい必要でしょうか。
TOEIC730点以上を基準としますが、8月までに勉強して、そのレベルになる意欲があれば問題ありません!!
また、英語だけで選考をいたしません。英語力が不足していても、チームに良い影響を与える専門性や意欲などをお持ちであれば、合格となる可能性があります。
なお、過去、北米・欧州が関わるプログラムでは英語ネイティブとの会話についていくことが難しい人がいたため、選考において英語面接を設けています。
一方、チームで動くことが前提となるため、全体のバランスを考慮します。(参加者全員にビジネスレベルの英語力を必要としているわけではございません。チームで補完可能と考えます。) -
ーー英語力が高い方が有利でしょうか。
語学以外の部分とのバランスが重要です。英語力が高いことのみで合格になることはありません。 -
ーー日本語があまり理解できないが問題ないでしょうか。 I don't understand Japanese very well, is that a problem?
もちろん参加できますが、ある程度の日本語能力は必要です。
選考会や説明会は日本語で開催されるほか、インターンシップ中の基本的なコミュニケーションは日本語で行われます。
また、日本語でのセッションに通訳を用意する予定はございません。
You can apply to this program. On the other hand, it is a fact that some Japanese language skills are required in this program.
I think you can communicate with team members in English to some extent, but you will often need to communicate with them in Japanese.
The resources and information will be mainly in Japanese. (The orientation session will also be conducted in Japanese only.
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ーー費用補助、費用負担について詳しく教えてください。
渡航に必要な飛行機代や私用以外のプログラムに必要な移動に関わる費用、ホテル代はダイキン工業負担です。加えて、一日2,000~3,000円程度(地域による)の生活補助費を提供します。
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ーー自分の専攻分野がダイキン工業の事業とマッチしていないことが、選考に不利に働きますか。
様々な専攻分野の方にご参加いただきたいと思っています。直結していないと思っても、実は関わっているものです。遠いと思われるかもしれない専攻でも大歓迎です。 -
ーー他社就職が決まっている大学4年生や修士2年生でも参加できますか。
もちろん参加できます。是非ご応募ください。 -
ーー志望するテーマによって選考フローに違いがありますか。
志望するテーマにかかわらず、全員が区別なく同じ選考フローとなります。(一方で、志望テーマに応じて担当面談員を調整する可能性はございます。)
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ーープログラム中で欠席となる日程があるが、参加は可能でしょうか。
全てのプログラムに指定会場で参加いただくことが原則となりますので、一部でも欠席前提でのインターンシップへの参加は原則不可となります。
(各セッションや最終報告会では、東京大学の先生方の前でも発表いただくことになります。) -
ーー各セッションにオンライン参加は可能ですか。
原則、対面での出席が必要となります。
※6月15日(木)18:45~ 合格者説明会は本郷キャンパスで開催いたします。
直前に他キャンパスで正規の授業がある方については遅刻しての参加を認めます。 -
ーー先に現地に行って、現地でプログラムに合流することは可能ですか。
参加者全員が同じスケジュールで行動することが必要となります。現地での合流は不可ということでご承知おきください -
ーーCOVID-19のワクチン接種の有無は参加条件に入りますか
新型コロナウイルス感染症に関しては、活動場所の隔離免除措置を受けられる入国条件を受け入れていただくことが必要となります。 -
ーー外国籍の留学生は参加可能ですか。
もちろん参加頂けます。但し国籍によって、ビザ取得が別途必要となる場合があります -
ーービザが必要となる場合、サポートの提供がありますか、それとも独自に手続きを行う必要がありますか。
ビザ取得が必要な国に行く場合、手続きはご自身でしていただく必要があります。
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ーー経営戦略の話だけではなく、各テーマで現地の現場(工場)を見学する機会がありますか。
日本においても工場を見学しますし、各地域においても実際に工場に訪れる機会がございます。
そのため、日本と海外の現場の違いを理解できるかと思います。
また、参加者の中に「現地の技術者と話したい」等の強い要望があれば、現地と調整して実現する余地もございます。
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ーー怪我などに備えて何かの保険に加入する必要がありますか。
大学が案内をする海外旅行保険に加入いただきます。
過去の募集要項等
※2023年度以降、実施内容に変更がある可能性もございます。あくまで参考までにご覧ください。
●2022年度UGIP
- 募集要項はこちらをクリック (2022/5/10更新/「参加資格等」に新型コロナウイルス感染症についての記載を追加)
- 各テーマの詳細はこちらをクリック (2022/5/2更新)
- 気候変動・環境問題を背景としたルールメイキングの戦略立案(活動地域:アメリカ)
~北米空調分野のカーボンニュートラルに向けたゲームチェンジ作戦~ - アジア地域での新たなブランド戦略提案(活動地域:タイ)
~次世代購買層、Z世代を掴むブランディングとは~
●2021年度UGIP
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2021年度も実施内容を大幅に変更し実施しました。
- 募集要項 (PDF:220KB)
- パンフレット (PDF:1,972KB) ※一部活動については、オンラインに変更して実施しました。
- 2021年度UGIPグローバル・ワークショップ ~海外での活動について考える~
東京カレッジ(*)との連携企画です。将来、海外で活躍する可能性を検討されている方を対象にし、セッション+グループワークを通してご自身が海外で行いたい内容について具体化/再確認を行うワークショップです。詳細についてはこちら(詳細情報)(Excel:12KB)をご参照ください。
(*)東京カレッジは、東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶインターフェイスとして2019年に設立されました。
https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/
●2020年度UGIP(グローバル・ワークショップ)
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年度については実施内容を大幅に変更し
オンラインイベント「グローバル・ワークショップ」としてお送りしました。
●2019年度UGIP
- プログラム募集要項・参加申請書
- パンフレット (PDF:333KB)
※1年間の流れ、開催説明会等についてはこちら(詳細情報)(Excel:13KB)をご参照ください。
【問い合わせ先】
東京大学 グローバル・インターンシップ・プログラム担当UTokyo Global Internship Program(UGIP)
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 社会連携部内
E-mail: global-internship.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
電話:03-5841-2541
◆他にもプログラムを開催しております。こちらも併せてご検討ください。
◆アントレプレナーシップ教育デザイン寄付講座
https://entredu.t.u-tokyo.ac.jp/2022s/