UGIP ダイキン工業(株)企画

東京大学グローバル・インターンシップ・プログラム(UGIP)
ダイキン工業(株)企画【応募受付中】

ダイキン工業株式会社を受入先企業として2019年から毎年実施している企画です。
2018年12月、東京大学とダイキン工業は、組織対組織の産学協創協定を締結しました。
未来社会において重要性が高まる「空気の価値化」を軸にイノベーションを生み出し、複雑な社会課題を解決し、新たなビジネスを創出していくことが目的です。
この協定の最大の特徴は、組織対組織の本格的な人材交流で、その一環でダイキン工業が世界170か国以上に広がる海外拠点に東京大学の学生を受け入れます。

<2025年度 実施内容>

説明会

事前登録フォーム
https://forms.office.com/r/EiLgt1AyML別ウィンドウで開く

(開催日程)

  • 4月14日(月)18時45分~ @本郷キャンパス
  • 4月18日(金)18時45分~ @駒場キャンパス KOMCEE West レクチャーホール +オンライン
  • 5月8日(木)18時45分~ オンライン【4/25更新】

【アーカイブ動画(学内限定公開)】

(注意事項)

  • 「共通ID10桁@utac.u-tokyo.ac.jp」でログインして登録してください。
  • 応募受付完了の連絡や今後の連絡は、2025年4月1日現在でUTASに登録されていたアドレス(E-Mail[1])に送信いたします。

応募方法

応募専用フォーム別ウィンドウで開く

(注意事項)

  • 「共通ID10桁@utac.u-tokyo.ac.jp」でログインして応募してください。
  • 応募受付完了の連絡や今後の連絡は、2025年4月1日現在でUTASに登録されていたアドレス(E-Mail[1])に送信いたします。
  • 事務局からの連絡は迷惑メールフォルダも御確認ください。
  • いかなる理由があっても締切後の申込は受け付けません。期間内に提出をすることも選考の一環となります。
  • 募集要項を必ずお読みのうえ応募をしてください。

活動概要(過去の実施例)

●UGIP参加者インタビュー(UTmap)

2023年度のUGIP(ダイキン工業企画)に御参加を頂いた学生2名のインタビュー記事がUTmap上で公開をされています。
3カ月にもわたるプログラムの魅力や苦労、得られた成果などを聞きました。
本気でぶつかり合う3カ月|UGIP ダイキン企画 参加者インタビュー|UTmap (campus-map.jp)別ウィンドウで開く

●キックオフセッション(7月頃)

キックオフセッションの様子
キックオフセッション冒頭
キックオフセッションの様子
グループワークの様子

ダイキン工業株式会社 東京支社にて、キックオフセッションを実施します。
ダイキン工業の事業、社風、課題等について理解するとともに、ディスカッションを通じて与えられたテーマに対する仮説や現地での行動計画、自身の目標を考えていきます。
なお、選考終了時点でテーマ(及び活動拠点)が決定していますので、ディスカッションはテーマのグループ毎に実施します。

●教員セッション(8月頃)

企画テーマと関連する内容等について、専門的な知見を持っている東京大学の先生方から講義を受けます。
【2024年度実施内容】
「空調の技術」講師:大宮司啓文教授
「SFプロトタイピング( テーマ:「2050年の”空調”)講師:渡邉英徳教授
「アメリカの政治・経済・文化について」講師:矢口祐人教授
「エアコンの利用拡大と省エネに向けたHEMS等による制御の重要性」講師:前真之准教授

●テクノロジー・イノベーションセンター・臨海工場見学(8月頃)

テクノロジー・イノベーション・センターの外観
テクノロジー・イノベーション・センター(@大阪)
エアコンの最新技術を学ぶ学生たちの様子
エアコンの最新技術を学ぶ学生

大阪にあるダイキン工業の研究開発拠点と生産拠点を見学します。工場設備・生産ライン・ショールーム等を実際に見学し、最先端の設備に触れます。
テクノロジー・イノベーションセンター VRツアー映像【ダイキン】 - YouTube別ウィンドウで開く

●現地とのセッション(8月頃)

海外渡航直前に、現地社員とのWEB上での顔合わせ等を実施します。
また、学生による仮説についてダイキン工業の社員や東京大学の教職員からフィードバックを受けます。

●海外現地活動(8月~9月頃)

(世界一周型)
米国国会議事堂前で撮影した集合写真
米国国会議事堂前
インドの販売店を訪問している様子
インドの販売店訪問

初週はアメリカのサンノゼとワシントンDCを訪れ、政府関係者や外部有識者との対話を通じて、政府との関わりや大きな社会的テーマに対する企業の対応策についての洞察を得ました。サンノゼではDSVオフィスを訪問し、企業文化や働き方について学びました。また、ホワイトハウスでの記念撮影やCapitol Hillでのアメリカ史学習を通じて、アメリカの文化と歴史に触れる機会もありました。
第二週にはベルギーのオステンドとブラッセルを訪問し、工場視察や自宅訪問を含む多彩なプログラムを通じて、環境先進国での事業展開や地元の人々のエネルギー問題に対する意識について実地で学びました。特にダイキン・ヨーロッパ社での中間発表では、これまでの学びを共有する貴重な機会となりました。また、オステンド工場見学ではグローバルな製造現場のリアルとダイバーシティを体感し、欧州開発センターでの講話や実際のユーザ設置事例の訪問を通じて、ヨーロッパ特有の暖房技術や住宅文化を深く理解しました。
最終週はインドのチェンナイとデリーを訪れ、空調普及率がまだ低いという全く異なる市場環境の中で、成長のスピード感とエネルギーを感じ取りました。新設されたばかりのスリシティ工場の視察では、将来の生産拡大の可能性に驚かされました。また、販売店や社員宅を訪問することで、インド特有の販売スタイルや空調文化に触れ、現地の生活様式やニーズを直接体験しました。インドでのエンジニア育成プログラムやR&Dセンターの訪問は、事業発展における人材育成の重要性を改めて認識する機会となりました。
最終日の懇親会では、参加者たちが過去3週間の経験を振り返り、一生忘れられない貴重な学びと感動を共有しました。

(欧州滞在型)
パリオフィスでグループワークをしている様子
パリオフィスでグループワーク
ミュンヘンでBMWのエンジンを勉強している様子
ミュンヘンでBMWのエンジンを勉強

ベルギーのオステンドでは、DENVの幹部からの講話を聞いたり、現地社員とのセッションで対話を深めたりしました。特に、工場やショールームでのHP暖房商品の実験設備の見学は、欧州におけるものづくりを直接体験する貴重な機会となりました。ブラッセルでは、暖房SBUや環境開発センターの現地社員との対話を通じて、欧州事業の面白さや環境意識の高さについての理解を深めました。また、家電量販店でのHP暖房商品の見学や店員との積極的なインタビューを通じて、顧客目線からの学びを得ることができました。
ドイツのミュンヘンやフランスのパリでは、HP暖房商品の販売店や工事業者を訪問し、現地でのダイキン製品の販売状況やユーザーの声に直接触れました。特にインストーラとのインタビュー調査では、現地の生の声から提案を立案するための貴重な情報を収集しました。また、ミュンヘンではBMW博物館の見学を通じて、欧州の車文化や機械技術についても学びました。
最終的に、インターンシップの成果報告会では、HP暖房の認知度を高めるためのターゲット層を絞ったPR戦略や体験施設の構想、さらには「ダイキン大学」によるサービスマン育成など、現地で感じた課題に基づいた革新的なアイデアが提案されました。

(アジア滞在型)
タイ現地法人の幹部や活動を支えてくれた方々との集合写真
報告会の様子

参加者たちは、タイ現地法人(ダイキン工業など)の拠点を視察し、工場やショールームを見学する中で、現地生産や中国メーカーとの競合状況などを直接学びました。幹部社員との打ち合わせでは、グローバルに展開する企業ならではの組織構造やキャリアパスについて話を聞き、タイ市場の特性やグローバル人材としてのマインドセットを実感する機会となりました。
また、タイの大学(チュラロンコン大学、タマサート大学、カセサート大学)を訪れ、同世代の学生たちに対してアンケート調査や個別インタビューを行い、SNSの利用状況や就職観、日常生活の悩みなど、多面的な視点から現地の声を収集しました。さらに映画館で実施したサーベイでは、ドリンクを配布しながらタイ人の生の意見を把握。こうした大学交流や調査活動を通じて得た計1,000人以上のアンケート結果を基に、参加者たちは短期間で新しい製品・サービスアイデアの立案を進めました。
現地における報告会では、各班が調査から得られたデータとインタビュー内容を論理的にまとめ上げ、ダイキンの強みと結び付けた革新的なアイデアを発表。幹部社員からは、現地でのインタビューを通じて感じ取った視点を活かそうとする姿勢や、東大生ならではの柔軟な発想を評価するコメントがあり、参加者たちも手応えを感じている様子でした。プログラム終了後の交流会では、学生同士だけでなく日本人幹部やタイ人社員とも打ち解けた雰囲気で2週間を振り返りました。

(北米滞在型)
Daikin Texas Technology Parkにて
ニューヨークにおけるショールームの見学

サンフランシスコ、ロサンゼルスを訪れ、Daikin Open Innovation Lab Silicon Valley(DSV)での取り組みを視察しました。現地では、テスラや複数のスタートアップ企業との協業事例を通じて、ダイキンがグローバルなイノベーションをどのように推進しているかを学び、カリフォルニア州で進むヒートポンプ600万台計画や太陽光発電との連携に関する話題にも触れる機会を得ました。さらに、空調コントローラを手掛けるVenstar社の新オフィスを見学し、住宅ソリューション事業やHEMS(Home Energy Management System)の展開に向けた最新動向を調査。
ヒューストンでは、全米でも有数の大規模工場を持つダイキンのDTP工場を見学。生産ラインやショールームの見学を通じ、ヒートポンプやインバータ技術の活用状況を学びました。また、現地幹部とのディスカッションでは、北米市場におけるダイキンならではの戦略や強みを深堀りし、グローバル展開を支える組織面・技術面の取り組みを確認することができました。
ニューヨークでは、近郊のロングアイランドにある住宅2軒を見学。寒冷地仕様の建築やリフォーム、アフターサービスのあり方などを調査し、実際のユーザー目線から空調事業を捉える視点を養いました。
現地における報告会では多様な発想を盛り込んだ提案が披露され、現地法人の幹部からも高い評価を受けました。

●振り返りセッション(9月頃)

グループワークの様子
グループワークの様子
発表の様子
発表の様子

グローバルインターンシップ経験を振り返り、共有し、将来への活かし方を探ることを目的としたセッションです。各地域の拠点での活動や出会いを通じて得た学びや感じたことを共有し、多様な視点から理解を深めることで、グローバル人材としての視野を広げます。また、インターンシップで設定した目標と自身の成長を振り返り、将来のありたい姿を考えることで、インターンシップの学びを自身の将来にどう活かしていくかを言語化し、最終報告会での発表に繋げます。

●最終報告会(9月~10月頃)

報告会の様子
報告会後の学生の様子(24年度企画参加学生)

東京大学本郷キャンパス内にて、最終報告会を実施します。現地活動を踏まえて、各チームがテーマへの取組(ビジネス提案)に加えて、UGIPの活動を通じて得たこと、グローバル人材についての認識の変化等を報告します。

2024年度参加者の声(活動報告書より)

◎価値観の変化や学んだこと

「UGIPを通して、自分の意見を効果的に伝えること、論文や書籍を活用した調査能力の重要性を痛感しました。ステレオタイプを持つことの危険性にも気づき、他者の背景や価値観を尊重する姿勢を身につけたいと思いました。」
「議論を回してまとめる力と、“できるよ感”を養うことができました。他者の視点を汲み取りながらコミュニケーションを進める大切さを実感し、自分の意見を過小評価しない姿勢を持てるようになりました。」
「毎日異なる人々と出会い、仕事が自分にもたらすチャンスや充足感を肌で感じました。困難に直面したときに問題を柔軟に解決する能力を磨くことの重要性を認識し、新しい価値を生み出し環境に順応する視点を得ました。」

◎進路への影響
「研究のみならず、マーケティングや新商品の企画といった総合職分野にも興味を持つようになりました。研究とイノベーションの両面から幅広いキャリアを検討していきたいと思います。」
「海外の大学院への進学を視野に入れ始めました。語学力や研究成果の向上、奨学金の取得など具体的なステップを踏みつつ、日本社会にどう還元するかという視点も大切にしていきたいです。」
「研究職だけではなく、自分の専門知識を活かしてチームでアイデアを考えるのが楽しいと感じました。他分野との連携を通じて新たな応用可能性を見いだせたことが大きなきっかけとなり、研究職以外のキャリアの可能性も模索しています。」
「イノベーションや新技術を取り入れてビジネスを変革する企業の姿勢に触れ、自分自身もビジネスの変革に関わりたいという意欲が高まりました。」

◎グローバル人材の定義について
「相手と自分の違いを理解し、その違いを新たな価値に変えられる人だと思います。これは国内外を問わず、多様な価値観が混在する場で必要なスキルだと感じました。」
「自分のスキルや価値観を持ちつつ、異なる文化を持つ人々と協力し柔軟に対応できる人物。言語力や行動力だけでなく、他者を尊重する心が欠かせないと学びました。」
「未知の領域に踏み込み、物おじせず話をし、現地の文化を理解しようと努める姿勢が真のグローバル人材の特徴だと思います。」
「『グローバル人材』とは『他者との違いを楽しめる人間』。衝突や意見交換を通じて自分の考えを相対化し、新たな発想に至ることができる人こそがふさわしいと考えました。」

◎言語について
「言語はコミュニケーションの手段であると同時に、文化や価値観の一部でもあると実感しました。現地の言葉を学ぶ中で、その背景にある文化を理解する姿勢を磨きたいです。」
「言葉の壁に直面する場面もありましたが、相手の意図を汲み取る努力やジェスチャーなど、語学力以外の部分で相手に寄り添うことが大切だと感じました。」
「語学はあくまでツールであり、根底にある“人間力”や周囲を巻き込む力がより重要だと考えました。一方で語学力の高さは、巻き込める人の数を増やすために大きく作用することも学びました。」
「英語を“壁を乗り越える手段”ではなく、“相手にどう伝わるか”という観点で意識するようになりました。相手の文化的背景やニュアンスを考慮した表現が重要だと感じました。」
「自分の英語アクセントは、これまでのユニークな人生を表す個性だと思えるようになり、誇りを持てるようになりました。」

◎海外/日本への視点
「タイでの経験を通じて、日本社会の強みだけでなく課題も意識するようになりました。特に、地域コミュニティのつながりや助け合いの文化は、日本でも学ぶべき点が多いと感じました。」
「海外の働き方を知ることで、日本の職場文化や働き方を見直すきっかけになりました。タイでは“関係性”が重視される一方、日本では“効率”が重視されがちで、両方のバランスが大切だと学びました。」
「アメリカは世界一の国という印象がありつつも、私が安心感と帰属意識を持てるのは日本で、日本にいる自分に誇りを持ち続けたいと感じました。」

◎チームメンバーについて
「専門性の高い仲間たちと協力し合う中で、自分が不足していると思っていた分野も学び合える環境がありました。お互いの力を補完し合うことで、新たな成長のきっかけを得ることができました。」
「良いチームワークのためには“遠慮しないけど尊重する”姿勢が大事だとわかりました。尊重とは何も言わず受け入れることではなく、相手の意見に真剣に向き合い、自分の意見も伝えることなのだと学びました。」

◎自己理解の深化
「他者が捉える自分と、自分が思う自分の間にギャップを感じていましたが、仲間との活動を通じて自分を発信し、共感を得る努力の大切さを学びました。」
「他者からのフィードバックを通じて、自分の共感力や率先して行動する力を再認識すると同時に、意見を貫く力や調査能力の不足を痛感しました。これらを今後の課題として取り組みたいです。」
「自分の本心を素直に伝え、相手の立場を理解する勇気が不足していると気づきました。今後は率直に意思疎通しようと心がけています。」

◎その他
「現地でのインタビューやアンケート調査を通じ、タイの方々の温かさや親切心を直接感じられたことは大変貴重でした。自分も周囲の人々を思いやる態度を持とうと思います。」
「UGIPでは限界を超える挑戦が続き、体力的にも精神的にも大変でしたが、その分だけ成長を実感できました。このような機会をくださった皆様に本当に感謝しています。」
「帰国後から、まるで馬力が2倍になったようなやる気を感じています。この勢いを止めずに走り続けたいです。」
「私にとって、新たな自分を発見する旅のようでした。参加前は異文化交流に不安がありましたが、実際に触れることでその不安は消え、新しい可能性をたくさん見いだせました。日本人同士でも異なる考え方があり、それを受け入れ合うことで自分自身も大きく成長できたと感じています。」

Q&A

【語学能力について】

ーー英語能力はどれくらい必要でしょうか。
TOEIC730点以上を基準としますが、8月までに勉強して、そのレベルになる意欲があれば問題ありません!!
また、英語だけで選考をいたしません。英語力が不足していても、チームに良い影響を与える専門性や意欲などをお持ちであれば、合格となる可能性があります。
なお、過去、北米・欧州が関わるプログラムでは英語ネイティブとの会話についていくことが難しい人がいたため、選考において英語面接を設けています。
一方、チームで動くことが前提となるため、全体のバランスを考慮します。(参加者全員にビジネスレベルの英語力を必要としているわけではございません。チームで補完可能と考えます。)

ーー英語力が高い方が有利でしょうか。
語学以外の部分とのバランスが重要です。英語力が高いことのみで合格になることはありません。

ーー日本語があまり理解できないが問題ないでしょうか。 I don't understand Japanese very well, is that a problem?
もちろん参加できますが、ある程度の日本語能力は必要です。
選考会や説明会は日本語で開催されるほか、インターンシップ中の基本的なコミュニケーションは日本語で行われます。
また、日本語でのセッションに通訳を用意する予定はございません。
You can apply to this program. On the other hand, it is a fact that some Japanese language skills are required in this program.
I think you can communicate with team members in English to some extent, but you will often need to communicate with them in Japanese.
The resources and information will be mainly in Japanese. (The orientation session will also be conducted in Japanese only.

ーー英語学習(とりわけSpeaking)ができる学内の授業はどんなものがありますか。
学部2年生以上はグローバル教養科目で英語学習ができます。
Sセメスターは計31科目が開講されています。
興味関心があればグローバル教育センターのページで詳細を確認してください。

東京大学グローバル教育センター (u-tokyo.ac.jp)別ウィンドウで開く
なお、学部1年生は英語二列 S(FLOW)等の授業履修を御検討ください。
※上記授業は特に本プログラムで公認するものではございません。

【費用負担について】

ーー費用補助、費用負担について詳しく教えてください。
渡航に必要な飛行機代や私用以外のプログラムに必要な移動に関わる費用、ホテル代はダイキン工業負担です。加えて、一日2,000~3,000円程度(地域による)の生活補助費を提供します。

【選考について】

ーー自分の専攻分野がダイキン工業の事業とマッチしていないことが、選考に不利に働きますか。
様々な専攻分野の方にご参加いただきたいと思っています。直結していないと思っても、実は関わっているものです。遠いと思われるかもしれない専攻でも大歓迎です。
専攻が決まっていない前期教養課程の学生にも多数参加頂いています。

ーー他社就職が決まっている大学4年生や修士2年生でも参加できますか。
もちろん参加できます。是非ご応募ください。

ーー英語面談に不安があります。どのような形式ですか?
例年通りであれば、当日は5~10分程度のオンラインでの英語面談です。内容は簡単な雑談となります。
当然のことですが完璧な英語が求められているわけではなく、コミュニケーションを続ける意欲さえあれば、大きな不安を抱く必要はございません。

ーー面談はオンラインで実施可能ですか?
申し訳ありませんが、面談の段階から対面で参加できる方に限定させていただいております。

ーー書類選考はエントリーシートの記入内容のみが考慮されますか。それとも所属学科や成績等も考慮の対象になりますか?
エントリーシートの記入内容で選考させていただきます。成績は提出いただきません。様々な学年、学科の方にご参加いただきたいと考えておりますので、学科については、考慮する可能性があります。

ーー「期待する学生」として「前期課程修了相当の理工系の知見を有している方」とありますが、どのような知識を身につけている必要がありますか?
実際に東京大学の前期課程を修了していることや、資格取得等を求めるものではありません。
本企画においては、空調に関連した技術等を学ぶなかで、理工系の知識を前提とする講義等があります。
前提知識が不足するものについては必要に応じて自学自習によるフォローアップを行う等、積極的に学ぼうとする意欲があれば問題ありません。

【参加条件について】

ーープログラム中で欠席となる日程があるが、参加は可能でしょうか。
全てのプログラムに指定会場で参加いただくことが原則となりますので、一部でも欠席前提でのインターンシップへの参加は原則不可となります。
(各セッションや最終報告会では、東京大学の先生方の前でも発表いただくことになります。)

ーー各セッションにオンライン参加は可能ですか。
原則、対面での出席が必要となります。
直前に他キャンパスで正規の授業がある方については遅刻しての参加を認めます。

ーー先に現地に行って、現地でプログラムに合流することは可能ですか。
参加者全員が同じスケジュールで行動することが必要となります。現地での合流は不可ということでご承知おきください

ーーCOVID-19のワクチン接種の有無は参加条件に入りますか
新型コロナウイルス感染症に関しては、活動場所の隔離免除措置を受けられる入国条件を受け入れていただくことが必要となります。

ーー外国籍の留学生は参加可能ですか。
もちろん参加頂けます。但し国籍によって、ビザ取得が別途必要となる場合があります

ーービザが必要となる場合、サポートの提供がありますか、それとも独自に手続きを行う必要がありますか。
ビザ取得が必要な国に行く場合、手続きはご自身でしていただく必要があります。(大学側で一定のサポートはいたします。)

【プログラム内容について】

ーー経営戦略の話だけではなく、各テーマで現地の現場(工場)を見学する機会がありますか。
日本においても工場を見学しますし、各地域においても実際に工場に訪れる機会がございます。
そのため、日本と海外の現場の違いを理解できるかと思います。
また、参加者の中に「現地の技術者と話したい」等の強い要望があれば、現地と調整して実現する余地もございます。

【その他】

ーー怪我などに備えて何かの保険に加入する必要がありますか。
大学が案内をする海外旅行保険に自己負担で加入いただきます。

ーーダイキン工業さんにとって、この企画の趣旨は何ですか。
協創を始めた当時、東京大学さんは大学のグローバル化が不十分であることに悩んでいました。
グローバル企業として成長してきたダイキン工業が、その解決のために東大側と一緒に考えたのがこの企画となります。
我々は、この企画を通じて学生の皆様が成長し、東京大学のグローバル化に貢献してくれることを期待しています。
また、欲を言えば、この企画を通じて、将来的にダイキン工業のことをよく知る有為な人材が世界に散らばっていくことを望んでいます。
皆さんが様々な分野で活躍を始めるときに、ダイキンのことをよく知っていてもらえれば非常に有り難いです。
我々は将来への「種まき」をしていると捉えてください。色々なところに、ダイキンのファンを増やしたいと考えています。
皆さんが、UGIP参加後にも、更にご自身でグローバル人材としての活動の幅を拡げていってもらえれば、大変嬉しいです。

(参考)過去の募集要項等

●2024年度UGIP

●2023年度UGIP

●2022年度UGIP

●2021年度UGIP

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2021年度も実施内容を大幅に変更し実施しました。

  • 募集要項(PDFファイル: 220KB)
  • パンフレット(PDFファイル: 1,972KB) ※一部活動については、オンラインに変更して実施しました。
  • 2021年度UGIPグローバル・ワークショップ ~海外での活動について考える~

    東京カレッジ(*)との連携企画です。将来、海外で活躍する可能性を検討されている方を対象にし、
    セッション+グループワークを通してご自身が海外で行いたい内容について具体化/再確認を行ったワークショップです。
    (*)東京カレッジは、東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶインターフェイスとして2019年に設立されました。
    https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/別ウィンドウで開く

●2020年度UGIP(グローバル・ワークショップ)

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年度については実施内容を大幅に変更しオンラインイベント「グローバル・ワークショップ」としてお送りしました。

●2019年度UGIP

五神総長(当時)のUGIP視察の様子
五神総長(当時)のUGIP視察
タイ現地の販売店訪問の様子
タイ現地の販売店訪問

UGIP世界一周型(定員10名)募集要項(PDFファイル: 107KB)
1チームあたり3~4人でテーマを持ち、夏季休業中に3週間をかけてダイキン工業の海外拠点を複数訪問し(中国、欧州、米国、アジア等)、現地社員との対話やフィールドワークを経て新たなビジネスを提案します。

UGIP地域滞在型(定員40名)募集要項(PDFファイル: 107KB)
1チームあたり3~5人でダイキン工業の海外各地域拠点のいずれか(中国、欧州、米国、アジア等を予定)に夏季休業中に2週間滞在し、事業課題のテーマに挑戦します。

【問い合わせ先】

東京大学 グローバル・インターンシップ・プログラム担当
UTokyo Global Internship Program(UGIP)
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 社会連携部内
E-mail: global-internship.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
電話:03-5841-2541
カテゴリナビ
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる