UCOP 住友林業(株)企画

UTokyo CO-creation Program(UCOP)
住友林業(株)企画

住友林業株式会社を受入先企業として今年度からスタートする企画です。
2020年9月、東京大学と住友林業は、組織対組織の産学協創協定を締結しました。
木の最先端科学研究を通じて「木の価値」を高め、木質資源の循環利用でサーキュラーバイオエコノミーシステム(循環型共生経済)を構築し、持続可能で人と地球環境にやさしい未来社会を実現することが目的です。
この協定が掲げる人材育成の一環として、日本屈指の森林保有面積を誇る住友林業が、林業・木材関連産業の現場に東京大学の学生を受け入れます。

<2024年度 実施内容>
日本の森が抱える課題を解決するには?-森林の新たな価値の種を蒔こうー

ポスター
ポスター

※万が一に、選考中に日程の変更があった場合は、それを理由とする選考辞退を認めます。

応募方法【受付終了】

応募フォームにアクセスし、提出してください。(7月12日(金)受付終了

(注意事項)

  • 「共通ID10桁@utac.u-tokyo.ac.jp」でログインして応募してください。
  • 応募受付完了の連絡や今後の連絡は、2024年4月1日現在でUTASに登録されていたアドレス(E-Mail[1])に送信いたします。
  • 事務局からの連絡は迷惑メールフォルダも御確認ください。
  • いかなる理由があっても締切後の申込は受け付けません。期間内に提出をすることも選考の一環となります。
  • 募集要項を必ずお読みのうえ応募をしてください。

事前説明会【終了】

日程 場所
6月21日(金)18:45~20:30(18:35集合) 東大本郷キャンパス及びオンライン

説明会アーカイブ動画 公開中

こちらのリンクからアクセスしてください別ウィンドウで開く

※「共通ID10桁@utac.u-tokyo.ac.jp」でログインをしてください。

活動概要(予定)

●キックオフ・事前学習(8/27・9/4)

東京大学本郷キャンパスにて、キックオフセッションを実施します。
住友林業の事業、社風、課題等について理解するとともに、現地での行動計画、自身の目標を考えていきます。

事前学習では、企画テーマと関連する内容等について、専門的な知見を持っている住友林業社員等から講義を受けます。
日本・海外の森林・林業の現状や課題に加え、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブの視点からみた森林の価値向上、林業の新たな展開の可能性について考察します。

●新居浜市での現地活動(9/11-18)

住友創業の地である新居浜市において、別子銅山記念館等の見学や、旧別子登山を通じて、近代産業発展の歴史理解を深めます。

住友林業の各施設や現場を訪れ、住友林業社員とのディスカッションを交えながら、植林事業から最終製品である住宅等の提供まで垂直的に展開されるビジネスへの理解を深めるほか、社有林周辺の調査も予定しています。
現地活動の後半ではグループワークを行い、事前学習や現地活動で学んだことをふまえ、最終日の成果報告会にて、森林の持続可能な活用に向けた事業提案を行います。

日程 プログラム
9月11日(水) AM:移動(羽田→松山)
PM:住友の歴史理解(別子銅山記念館等見学)
9月12日(木) 木材生産・利用の事業理解(木材加工工場、住宅展示場見学)
9月13日(金) 林業の事業理解(育苗センター、林施業地見学)
9月14日(土) 課外活動(現在、詳細を調整中)
9月15日(日) AM:住友の歴史理解(旧別子銅山登山)
PM:森林の新たな価値発見(林地での生物等調査;ベンチャー企業が協力予定)
9月16日(祝) グループワーク、住友林業社員との座談会
9月17日(火) グループワーク、成果報告会
9月18日(水) AM:移動(松山→羽田)、PM:解散

(参考:訪問予定施設の例)

●振り返りセッション(9/24)

現地での活動や出会いを通じて得た学びや感じたことを共有し、多様な視点から理解を深めることで、改めてグローバル人材としての視野を広げます。
また、成果報告会に向けて学生の事業提案に対してフィードバックや意見交換を行います。
インターンシップでの自身の成長を振り返り、将来のありたい姿を考えることで、今回の学びを自身の将来にどう活かしていくかディスカッションします。

●成果報告会(9/27)

住友林業本社にて、成果報告会を実施します。
現地活動を踏まえて、各チームがテーマへの取組(事業提案)に加えて、UCOPの活動を通じて得たこと、社会課題についての認識の変化等を報告します。

Q&A集

【企画趣旨】
――UCOP住友林業企画の趣旨は何か。
日本の森林・木材関連産業は、森林資源の活用が長年叫ばれながらも、林業~木材生産~木材利用のいずれの段階でも課題が積み重なっています。
住友林業も国内最大手の林業企業として事業を通じて課題の解決に取り組んでいますが、まだまだ理想からは程遠い状況です。
今回のプログラムでは、東京大学の学生と住友林業が共に改めて日本の森林、林業に向き合い、新たな森林の価値創造を一緒に検討することを目的としています。
また、プログラムの実施地である新居浜市は、銅山事業による煙害から復活を果たした地です。本学学生にとっては、林業の課題に限らず、環境問題、地方創生などの社会課題についても、真剣に向き合う機会になると考え、企画しています。

【各プログラムへの参加について】
――プログラム中で欠席となる日程があるが、参加は可能か。
すべてのプログラムに指定会場で参加いただくことが原則となります。一部日程を欠席する前提でインターンシップへ参加することはできません。
――一部オンラインでの参加は認められるか。
対面での参加を原則としています。やむを得ない事情がある場合は、事前にご相談ください。

【応募資格について】
――修士課程相当の専門職学位課程の学生は参加できますか。
修士課程相当であれば、応募資格を満たしていると判断します。

【選考について】
――自分の専攻分野が今回の企画趣旨や住友林業の事業から遠い場合は、選考が不利に働くか。
どのような専攻分野の学生でも大歓迎です。様々な視点から森林の価値創造を検討いただけることを楽しみにしています。
――就職先や進学先が決まっている大学4年生や修士2年生でも参加できるか。
もちろん参加いただけます。ぜひご応募ください。
――選考結果はいつ分かるか。
書類選考の結果は7月下旬に連絡を予定しております。
面接選考の結果は面接実施から1週間程度(8月中旬)での連絡を予定しております。

【参加条件】
――現地まで、あるいは現地活動内で別の移動手段を使ってもよいか。
参加者全員が同じスケジュールで行動しますので、現地での合流や現地活動内での別行動はできません。
――日本語が第一言語ではないが、参加に問題ないか。
もちろん参加いただけますが、全プログラムを日本語で実施しますので、ある程度の日本語能力(日本語能力試験N2以上)を要件としています。

【新居浜市での現地活動について】
――費用補助、費用負担はどうなっているか。
飛行機代や現地での交通費、ホテル代は住友林業が負担します。加えて食費相当の補助費を支給します。
――登山や林地での調査において、特別な持ち物や服装は必要か。
旧別子銅山での登山では、未舗装ながらも、なだらかな登山道を往復3時間ほどかけて登ります。また林地での調査は、平地に近いエリアで実施します。
汚れてもよい服装・靴をご用意ください。歩きやすい靴としてスニーカーなどでも登っていただくことは可能ですが、雨天時は足元が滑りやすいので登山靴やトレッキングシューズを推奨します(サンダルなど足が出る靴は避けてください)。
また、マムシやスズメバチなどが出る可能性はありますので、長袖・長ズボンや帽子の着用を推奨します。
急な天候の変化に備えるためにもレインコートなどの(手が塞がらずに使える)雨具もご用意ください。
――怪我などに備えて何かの保険に加入する必要があるか。
費用は住友林業が負担し、大学が指定する保険に加入いただきます。
――現地集合や現地解散でもいいか。
参加者全員が同じスケジュールで行動することが必要となります。現地での合流や解散は不可ということでご承知おきください。

【問い合わせ先】

東京大学 協創企業等との人材育成プログラム担当
UTokyo CO-creation Program(UCOP)
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 社会連携部内
E-mail: global-internship.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
電話:03-5841-2541
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