石川県能登地方を震源とする地震に関する本学の取り組みについて
2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震に関する本学の取り組みを掲載します。
藤井総長メッセージ
本学の取り組み
支援情報
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文献複写サービスの無償提供(農学生命科学図書館)
取組
(プロジェクト)文献複写サービスの無償提供 担当部署等 農学生命科学図書館 概要 石川・富山・新潟・福井の各県所在の図書館からの文献複写申込について、無償で対応しました(2024年6月30日終了)。 場所 石川・富山・新潟・福井の各県 URL -
授業料・奨学金・宿舎に関する相談窓口の周知(教育・学生支援部奨学厚生課)
取組
(プロジェクト)授業料・奨学金・宿舎に関する相談窓口の周知 担当部署等 教育・学生支援部奨学厚生課 概要 場所 災害救助法適用地域 -
能登の里山里海を紡ぐ関係人口創出(FS能登町支援チーム)
取組
(プロジェクト)能登の里山里海を紡ぐ関係人口創出 担当部署等 FS能登町支援チーム 概要 学内広報(下記URL P.11)やポスター、チームのInstagramアカウントでの情報発信や災害義援金の呼びかけなどの活動を行っております。東京大学・能登町役場と連携し、現地の中高生への支援や東大基金を活用した体験活動プログラムの開催など、能登町の未来につながる支援を進めていく予定です。活動にあたっては、学内の知見やリソースを最大限活用しながら進めていきたいと考えております。
4/13(土)に、「認定NPO法人カタリバ」が運営事務局をつとめる、石川県主催事業「のと未来トーク」の運営スタッフとして、石川県能登町で活動しました。
4/28(日)には、震災前から能登町の日常の風景を撮影してきた能登高校の高校生(地域留学生)と写真展を企画し、東京・渋谷QWSにて実施いたしました。場所 能登町 URL 関係資料 現地活動
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災害時における医療支援活動(JMAT派遣)(医学部附属病院事務部総務課)
取組
(プロジェクト)災害時における医療支援活動(JMAT派遣) 担当部署等 医学部附属病院事務部総務課 概要 令和6年能登半島地震に伴う日本DMATの石川県への派遣を行いました。 場所 能登北部地域 関連資料 -
災害時における医療支援活動(日本DMAT 6次派遣第一ターム)(医学部附属病院事務部総務課)
取組
(プロジェクト)災害時における医療支援活動(日本DMAT 6次派遣第一ターム) 担当部署等 医学部附属病院事務部総務課 概要 令和6年能登半島地震に伴う日本DMATの石川県への派遣を行いました。 場所 能登中部地域 関係資料 -
能登半島地震における石川県A自治体へのヘルスボランティア活動(医学系研究科 健康科学・看護学専攻)
取組
(プロジェクト)能登半島地震における石川県A自治体へのヘルスボランティア活動 担当部署等 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 概要 自治体の保健活動支援を目的に石川県A自治体においてボランティア活動を行った。1回目の活動内容は、[1]在宅訪問用の健康調査票の作成、[2]地区毎の住宅地図の作成等である。2回目の活動内容は、[1]在宅訪問要継続フォローのリスクの可視化、[2]健診事業の準備と手伝い、[3]避難所の片付けと掃除等である。また、収集したデータを早急に保健活動に活かせるように保健師のデータ処理について助言し、現地の保健師が統一したデータ処理を行えるようマニュアルを作成した。 場所 石川県A自治体 関係資料 -
金沢大学環日本海域環境研究センターとの部局間交流協定の締結(大気海洋研究所)
取組
(プロジェクト)金沢大学環日本海域環境研究センターとの部局間交流協定の締結 担当部署等 大気海洋研究所 概要 日本海域における大気海洋科学の推進、人材育成と交流、大槌沿岸センターでの経験を活かした震災復興への連携を目指して2024年3月15日、金沢大学環日本海域環境研究センターと部局間交流協定を締結した。 場所 石川県(金沢大学環日本海域環境研究センター) URL 関係資料
研究者インタビュー
- 能登半島地震と災害マップ──即時対応と継続的な支援のために(情報学環 渡邉 英徳 教授)
- 能登半島地震と日本海側地域の断層──地形・地質・構造調査から分かること(地震研究所 石山 達也 准教授)
- 能登半島地震から半年──災害とコミュニケーション(情報学環 関谷直也 教授)
研究成果
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学術研究船白鳳丸の共同利用緊急公募(大気海洋研究所 兵藤 晋 教授(所長))
取組
(プロジェクト)学術研究船白鳳丸の共同利用緊急公募 担当部署等 大気海洋研究所 兵藤 晋 教授(所長) 概要 全国の研究者のための「大気海洋研究拠点」として、令和6年能登半島地震の実態と周辺環境への影響の早期把握のため、学術研究船白鳳丸共同利用の緊急公募を実施しました。公募期間は1月17日~31日、全国から6件の応募があり、5件を採択し、共同利用航海の実施計画を策定しました。 場所 能登半島周辺海域 URL -
2024年能登半島地震による地盤災害調査(生産技術研究所 清田 隆 教授)
取組
(プロジェクト)2024年能登半島地震による地盤災害調査 担当部署等 生産技術研究所 清田 隆 教授 概要 液状化、斜面崩壊やそれらの地盤災害が住宅やインフラに及ぼす影響を調査しました。 場所 石川県・新潟県 URL 関係資料 - 令和6年能登半島地震新潟県内の地震被害調査(速報) (PDFファイル: 2.1MB) (2024/1/24)
- 令和6年能登半島地震石川中央地域の地震被害調査(速報) (PDFファイル: 4.9MB) (2024/2/1)
- 令和6年能登半島地震能登地域の地震被害調査(速報) (PDFファイル: 3.9MB) (2024/2/3)
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能登半島地震災害に対する行政対応の支援(生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)・情報学環総合防災情報研究センター(CIDIR) 沼田 宗純 准教授)
取組
(プロジェクト)能登半島地震災害に対する行政対応の支援 担当部署等 生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)・情報学環総合防災情報研究センター(CIDIR) 沼田 宗純 准教授 概要 市町の行政の災害対応を支援するために、災害対応業務フロー図の提供、災害対策本部の運営の知見を共有させて頂きました。また、現地活動の報告会を開催し、これから被災地に応援に入る方々への情報共有を行いました。 場所 珠洲市、輪島市、能登町、穴水町 URL -
リモートセンシングによる「令和6年能登半島地震」被害情報の準リアルタイム作成とダッシュボードによる可視化(生産技術研究所 竹内 渉 教授)
取組
(プロジェクト)リモートセンシングによる「令和6年能登半島地震」被害情報の準リアルタイム作成とダッシュボードによる可視化 担当部署等 生産技術研究所 竹内 渉 教授 概要 地震に見舞われた七尾市に実家のある筆者は能登半島一帯に土地勘があることから、遠方から情報収集して支援活動をできないかと考え、地震発生直後の2024年1月1日夕刻17時頃から自宅で活動を開始しました。同時に、筆者が主宰する研究室のスタッフと学生さんに呼びかけてLINEグループを作成し、手分けして情報収集を行う運びとなりました。現在まで、航空機や様々な衛星観測によって被害状況の把握が行われていますが、筆者の研究室の学生を中心に実施している独自情報の作成と被害情報ダッシュボードの作成について紹介します。 場所 石川県全域 URL 関係資料 -
令和6年能登半島地震に関する海洋地球科学総合調査(白鳳丸緊急公募航海)(大気海洋研究所 朴 進午 准教授)
取組
(プロジェクト)令和6年能登半島地震に関する海洋地球科学総合調査(白鳳丸緊急公募航海) 担当部署等 大気海洋研究所 朴 進午 准教授 概要 3月4日~16日、学術研究船白鳳丸(4073トン)を利用し、能登半島北部沿岸および富山湾周辺において、地震の実態解明と周辺環境への影響把握を目的とした緊急総合調査を実施しました。公募により選ばれた、全国12の大学・研究機関の研究者が乗船し、反射法地震探査による海底下の地殻構造探査、堆積物採取、採水、深海カメラ・ドローンによる海底観察、乱泥流観測などを実施しました。 場所 能登半島周辺海域 URL -
珠洲市におけるGoogleストリートビューの撮影および公開(先端科学技術研究センター 大伏 仙泰 特任研究員)
取組
(プロジェクト)珠洲市におけるGoogleストリートビューの撮影および公開 担当部署等 先端科学技術研究センター 大伏 仙泰 特任研究員 場所 石川県珠洲市 URL 関係資料 -
リアルタイム災害情報システムによる情報提供(空間情報科学研究センター 関本 義秀 教授)
取組
(プロジェクト)リアルタイム災害情報システムによる情報提供 担当部署等 空間情報科学研究センター 関本 義秀 教授 概要 上記AIGIDと連携して、1/1からリアルタイム災害情報提供システムにて、事前の協定等に基づき、石川県の道路通行実績情報(パイオニア)や航空写真による緊急撮影画像(パスコ、国際航業、アジア航測、朝日航洋)等の公開を始め、その後、石川県庁が過去に撮影した全域の地形に関する三次元点群データを県庁に働きかけ、オープンデータ(ただし非商用目的のみ)として公開しました。 場所 石川県全域 URL 関係資料 -
デジタル空間における偽誤情報等流通状況に関する調査研究(空間情報科学研究センター 澁谷 遊野 准教授)
取組
(プロジェクト)デジタル空間における偽誤情報等流通状況に関する調査研究 担当部署等 空間情報科学研究センター 澁谷 遊野 准教授 概要 令和6年能登半島地震に関するデジタル空間での偽誤情報等の流通状況の把握を行い、今後の災害時の偽誤情報対策を検討します。 関係資料