学部 令和7年度「多子世帯の大学等授業料等無償化」追加募集のお知らせ


令和7年度「多子世帯の大学等授業料等無償化」追加募集のお知らせ(日本学生支援機構給付奨学金)
○ はじめに :
東京大学では春の在学採用を4月18日に締め切りましたが、文部科学省の要請により、「修学支援新制度(多子世帯の大学等授業料等無償化)」の追加募集を実施します。申請希望者は下記の申請要件、日程等をよく確認し、期限までに申請してください。
※すでに日本学生支援機構の給付奨学金を受給している方、および4月に申込を完了している方は、今回あらたに申し込む必要はありません。
○ 申請締切日 :
2025年6月6日(金)※郵送の場合は当日消印有効
※[1]スカラネット入力、[2]東京大学への出願書類提出の両方が6月6日(金)までに完了している必要があります。どちらかが未入力・未提出の場合は受付できません。申請方法は該当項目をご覧ください。
○ 令和7年度からの多子世帯の大学等授業料等無償化について :
制度詳細は文部科学省によるFAQをご確認ください。
令和7年度からの奨学金制度の改正(多子世帯の大学等の授業料等無償化)に係るFAQ(文部科学省のページにリンクします)
※多子世帯に該当するかどうかの判定は税法上の2023年12月31日時点に生計維持者が扶養している子どもの数に基づきます。
※税法上の2023年12月31日時点で生計維持者が扶養する子どもが3人以上、かつ学生本人が生計維持者に扶養されている必要があります。
※「多子世帯の大学等授業料等無償化」は国の修学支援新制度(給付奨学金と授業料減免のセット支援)の一環として実施されます。この制度の支援を受けるには、日本学生支援機構の給付奨学金に申し込み、審査を受ける必要があります。そのため、多子世帯の条件のみに該当し給付奨学金の収入基準を超えている場合でも、全員給付奨学金の申し込み手続き(学生本人の奨学金振込口座の登録、生計維持者(父母)及び本人の収入情報(マイナンバーの登録またはマイナンバーに代わる書類の提出)など)が必要です。授業料減免のみの申し込み方法はありませんのでご了承ください。
○ 申込資格等 :
申込資格・選考基準(日本学生支援機構のページにリンクします)
※高校卒業後2年以内に大学へ入学している必要があります。(2浪まで申請可)
※学業要件の確認のため、学部1年生は高校の調査書及び学修計画書の両方、2年生以上は学修計画書の提出が必要です。
※過去に留年している場合は支援対象外です(前期課程での降年、留年も含む)。ただし病気等の斟酌すべき事情のある方は申込できる場合がありますので、該当する方は早急に奨学金担当へ連絡し指示を仰いでください。
※斟酌すべき事情があって留年をした場合でも、現時点ですでに修業年限(4年。医学部等は学部毎に定められた年限)を超えている場合は支援対象外です。
※休学期間は在学年数から除外されますので、休学期間を除いた在学年数が修業年限内なら申請可能です。
○ 支援内容 :
給付奨学金の支給対象となる方は、世帯の所得金額に基づく区分に応じて下表のとおり振り込まれます。あわせて授業料免除の支援があります。
※ ()内は、生活保護を受けている生計維持者と同居している人等の金額です。
※多子世帯に該当する場合、第I~第IV区分に当てはまる方は下表のとおり給付奨学金が振り込まれます。
※多子世帯で第I~第IV区分に当てはまらない方は給付奨学金は振り込まれず、授業料全額免除の支援のみ受けられます。
給付奨学金 (自宅通学) |
給付奨学金 (自宅外通学) |
授業料減免 | |
---|---|---|---|
第I区分 | 29,200円 (33,300円) |
66,700円 | 全額免除 |
第II区分 | 19,500円 (22,200円) |
44,500円 | 全額免除 |
第III区分 | 9,800円 (11,100円) |
22,300円 | 全額免除 |
第IV区分(多子) | 7,300円 (8,400円) |
16,700円 | 全額免除 |
区分外(多子) | なし | なし | 全額免除 |
※東京大学では、上記区分および多子要件に当てはまり給付奨学金審査に通った方については、学部1年生は支援上限額を超える分も含めて、区分にかかわらず全員「授業料全額免除」とします。
※4月の申請締切までに申込を完了させている方については前期分授業料は引き落としがかかりません(後日、不採用となった場合のみ授業料を請求します)。
今回の追加募集で申し込む方については、いったん前期分授業料は引き落としがあります。後日、採用となった場合は該当金額を返金します。
<支援区分や月額に関する留意事項>
採用後は日本学生支援機構が税情報等の確認を行い、毎年10月に支援区分の見直しが行われます。
民間団体等が実施する支援が日本学生支援機構の給付奨学金との併用を不可としている場合、本人の希望により振込を停止することができます。
給付奨学生として採用されている間は、同時に貸与を受けることができる第一種奨学金の月額が制限されます。
(給付奨学金を停止している間も同様に第一種奨学金の月額が制限されます)
○ 申請方法 :
1) 申込書類を入手する(5/19~6/6)
奨学金担当窓口で配布します。前期課程1、2年生および教養学部後期課程の学生は駒場キャンパスの学生支援課奨学資金チーム窓口で、それ以外の学生は本郷キャンパスの奨学厚生課奨学チーム窓口で受け取ってください。
キャンパスに来られない方や、遠方への郵送を希望する方は下記フォームに6月1日(日)23:59までに必要事項を入力してください。
郵送希望フォーム
※本フォームの回答にはUTokyo Accountでのサインインが必要です。学生本人が回答ください。
※普通郵便での発送となりますので、書類到着まで数日かかります。
※申込書類には生計維持者の署名が必要な部分等があります。締切間際に申込書類を入手した場合、提出が間に合わない可能性がありますので、可能な限り早く入手してください。締切間際に書類を受け取ったことにより提出が間に合わなかった場合の救済措置はありません。
2)スカラネット入力、マイナンバー情報入力(5/19~6/6)
『給付奨学金案内』や『スカラネット入力下書き用紙』をもとに、スカラネットの入力をしてください。なお学校識別番号等は配布する申込書類に記載しています。
※スカラネット入力の際に、生計維持者および学生本人の資産額や、マイナンバーの情報が必要になります。誤った情報を入力した場合、最初から申込をやり直すことになりますので十分注意してください。なお誤入力により再申し込みが必要になったことで締切日(6/6)に間に合わなかった場合の救済措置はありません。
※生計維持者が海外居住の場合等でマイナンバー情報を提出できない場合は、別途収入に関する書類を東京大学へ提出する必要があります(詳細はJASSOのHPをご覧ください)。この場合も、全ての書類を揃えて提出締切日(6/6)までに提出してください。遅れた場合は受付することができません。
在学採用/大学院予約採用申込みにおけるマイナンバーの使用 | JASSO(日本学生支援機構のページにリンクします)
3)『奨学金確認書兼地方税同意書』を日本学生支援機構へ郵送
スカラネット入力後1週間以内に日本学生支援機構へ郵送してください。
4)東京大学へ出願書類を提出(~6/6まで厳守)※郵送の場合は当日消印有効
東京大学へ提出が必要な書類を下記宛先まで提出してください。窓口提出、郵送のどちらでも構いませんが、郵送の場合は当日消印有効とします。
郵送の場合は、封筒の表面に「JASSO追加募集書類在中」と朱書きし、簡易書留やレターパック等の記録の残る方法で送付してください。
窓口提出の場合も書類一式を封筒に入れ、封筒表面に学籍番号と氏名を明記して「JASSO追加募集書類在中」と朱書きしてください。
○ 学修計画書 :
申込書類のうち「学修計画書」はExcelの様式をダウンロードして使用できます。
○ 申込書類入手先、申請書提出先、各種問い合わせ先
所属学部 | 書類入手先、提出先 | お問い合わせ |
---|---|---|
前期課程1,2年生 教養学部後期課程 |
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学 教養学部等学生支援課 奨学資金チーム |
s-shikin.c[at]gs.mail.u-tokyo.ac.jp ※メールアドレスの [at] は @ に置き換えてください。 |
上記以外 | 〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 本部奨学厚生課 JASSO担当 |
syougaku.adm[at]gs.mail.u-tokyo.ac.jp ※メールアドレスの [at] は @ に置き換えてください。 |
※マイナンバーに関するお問い合わせは下記のマイナンバー提出専用コールセンターまでお願いします。
マイナンバー提出専用コールセンター
電話番号:0570-001-320(ナビダイヤル)
9時00分~18時00分(土・日・祝日・年末年始を除く)
※東京大学へ提出すべき書類を日本学生支援機構へ誤って送付した場合、救済措置はありませんので、十分注意してください。