総長航海日誌
— UTokyo President’s Log

東日本電信電話株式会社（NTT東日本）との産学協創協定調印式・共同記者会見を行いました。

この産学協創協定は、「つながる地域 新しいミライ」をテーマとし、地域循環型社会の実現に向けた、自律型・分散型の地域を支える次世代デジタルネットワーク基盤の構築と社会起業家の創出を目的としています。
両者が有する知見や技術を活用し、フィールド実践型で地域の課題解決や価値創造にともに取り組んでまいります。

大学院入学式で祝辞をいただいたニューヨーク・カーネギー財団理事長のLouise Richardson氏を本学にお招きし、学生の皆さんとの対話イベントを開催しました。ジェンダーダイバーシティ、キャンパスの国際化、文系の学問を学ぶ意義など様々なテーマで対話が交わされ、学生の皆さんも良い刺激を受けられたのではと思います。

Richardson氏は東京大学グローバル・ナビゲーション・ボードの一員でもあります。前日には、多様な話題で意見交換を行った他、キャンパスの様子もご覧いただきました。

日仏数学連携拠点（FJ-LMI） 設立記念コンファレンスに出席しました。FJ-LMIは、フランス国立科学研究センター（CNRS）と本学数理科学研究科により2023年に設立された国際研究拠点です。

本拠点が両機関の連携のハブとなり、数学の分野における日仏間の研究交流や人材育成に貢献することを期待しています。

東京大学多様性包摂共創センター（IncluDE）の開所式に出席しました。

IncluDEの特徴は、DEI（Diversity, Equity & Inclusion=多様性、公正性、包摂性）関連分野の最先端の研究を行うだけでなく、その成果を支援現場に反映させ、同時に、支援現場で得られた未解決課題を研究にフィードバックしていく点にあります。
IncluDEが、このような研究と支援の好循環を生み出すことで、一層公正な社会の実現に向けて貢献していくことを期待します。

東京大学総長賞の授与式を行いました。

この賞は、本学の学生として、学業、課外活動、社会活動等において特に顕著な業績を挙げ、他の学生の範となり、本学の名誉を高めた者（個人又は団体）について、総長が表彰を行うもので、平成14年度に創設されて以来、20年以上続く歴史ある賞です。

本年は、総長大賞2件、総長賞10件（大賞2件含む）が受賞者として選出されました。受賞者の皆さんが今後ますますご活躍されることを期待しています。

国際原子力機関（IAEA）のRafael Mariano Grossi事務局長を本学にお迎えしました。IAEAと東京大学が現在置かれている状況を互いに確認し、グローバルな課題への姿勢、IAEAの教育関係の活動など、短い時間ではあったものの、様々な話題で会談しました。

東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム（東大EMP）の第29期修了式に出席しました。

今期は28名の方が修了され、全員に修了証を授与しました。修了生の皆さんが、東大EMPの有する多様な知や人的ネットワークを活かして、今後益々ご活躍されることを期待しています。