東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード

東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード

東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードとは

東京大学では、国際的プレゼンスを高めるための戦略を策定し、大胆なアクションを起こすことを目的として、総長諮問委員会であるプレジデンツ・カウンシルを2006年に設置。約10年間にわたり、計12回の会議 を行ってきました。その機能を強化し、全学で支える新たな組織として生まれ変わったのが、東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード (UTokyo Global Advisory Board) です。
東京大学の将来への展望と戦略、様々な課題について、国際的で多角的な視点から助言・提言や支援を行うことを目的としています。

<東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードの目的>
・東京大学の目標や戦略に対するレビューと助言
・特定のアクションについての議論と、進むべき方向性の提示
・研究・教育力の強化のための助言
・東京大学基金形成についての助言
・グローバル・ネットワーク拡充の支援
 
<お知らせ>

NEW 2017年12月20日 タイ王国チュラポーン王女殿下が本学を訪問されました。
NEW 2017年11月27日 小宮山宏元総長がドバイのKnowledge Awardを受賞しました。


トピックToward UTokyo 3.0: The University of Tokyo in the Next 70 years

2017年11月26日(月)・27日(火)の2日間にわたり、東京大学駒場IIキャンパス生産技術研究所にて、第1回東京大学グローバル・アドバイザリーボード・ミーティングが開催されました。今回は23名のメンバーが参加し、五神総長や役員等と意見交換を行いました。

「Toward UTokyo 3.0: The University of Tokyo in the Next 70 years」と題した総長からのスピーチ内で提起された、以下3つの課題について、主に議論がなされました。

1)インクルーシブな社会を見据えた国際化
昨年の会議でも議論を呼んだ話題のひとつである「女性の活躍」は、今年も多くのメンバーが関心を示しました。
その他にも、障害者や年齢を問わない教育など、より広い意味での多様性を考慮した、インクルーシブな社会を構築していくために、東京大学がその一端を担っていくべきであるとの意見もいただきました。

2)財源の多様化を通じた経営基盤の強化
指定国立大学に認定されたことを背景に、より自律した大学経営が求められる中、東大の強みと弱みを把握する必要性を多くのメンバーより意見いただきました。特に卒業生との関係維持や産業界との連携強化については、メンバーの豊富な経験や知識を共有いただきました。


3)研究環境の改善
研究環境の課題の一つとして、研究者の研究時間の劣化が取り上げられました。研究者が研究以外の雑務に多くの時間を費やしている現状を踏まえ、管理・事務機能の体制見直しや専門スキルを持った職員登用など、いくつかの提案を共有いただきました。また、学生についてもグローバルに活躍できる人材輩出を促進するため、海外留学などのプログラムをより充実させる必要性を、多くのメンバーから意見としていただきました。
 

以上の議論を踏まえ、会議の最後には東京大学が今後実現すべき施策をまとめ、後日「提言書」としてボードメンバーから東京大学に提出されました。世界各界のリーダーたちからの意見が集約された提言書には、東京大学の今後あるべき姿、そしてそのために必要なアクションが示されています。今後は、今回提出された提言書の内容を踏まえ、学内での実現を図り、次回会議での進捗報告が期待されています。

会議

東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードは、年に1回程度、委員を招集して会議を開催し、本学に対する助言や提案を行います。
議論の内容は報告書としてまとめ、学内の各種会議を通じて周知するとともに、対外的に活用する予定です。

<これまでの会議>(プレジデンツ・カウンシルを含む)
 
開催地 会議名 関連資料
2006 東京 第1回 プレジデンツ・カウンシル 東京大学紹介 [1.9MB]
本会議討議用資料 [1.5MB]
2007 ロンドン 第2回 プレジデンツ・カウンシル 本会議討議用資料 [125KB]
2007 東京 第3回 プレジデンツ・カウンシル 本会議討議用資料 [304KB]
2008 ニューデリー 第4回 プレジデンツ・カウンシル 本会議討議用資料 [115KB]
2008 東京 第5回 プレジデンツ・カウンシル 本会議討議用資料 [648KB]
2009 東京 第6回 プレジデンツ・カウンシル  
2010 ニューヨーク 第7回 プレジデンツ・カウンシル  
2010 東京 第8回 プレジデンツ・カウンシル  
2011 ジュネーブ 第9回 プレジデンツ・カウンシル  
2013 バンコク 第10回 プレジデンツ・カウンシル  
2014 東京 第11回 プレジデンツ・カウンシル  
2016 東京 第12回プレジデンツ・カウンシル 本会議討議用資料 [1.3MB]
総括・アクションプラン(仮) [468KB]
2017 東京 第1回 東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード 本会議討議用資料 [3016KB]
提言書 

委員

東京大学グローバル・アドバイザリー・ボードは、数十名の委員によって構成されます。日本は勿論、世界各国の学術界、産業界、政界等を代表する有識者に参加いただくことで、専門性と多様性を担保しています。

各委員の詳しい経歴については、下記のPDFファイルをご覧ください。  
HRH Princess
Chulabhorn Mahidol

チュラポーン研究所 所長
Dr. Marta Szigeti Bonifert
Hungarian Business Leaders Forum 理事
Dr. Morris Chang
TSMC 創始者・会長
Dr. Bertrand Collomb
ラファージュ 名誉会長
Mr. Luciano Coutinho
カンピーナス大学
客員正教授
Dr. Victor Kwok-King Fung
フォングループ
会長
Dr. Vartan Gregorian
カーネギーコーポレーション
社長
石井 菜穂子氏
地球環境ファシリティ
CEO・議長
小宮山 宏氏
三菱総合研究所
理事長
Prof. Anthony James Leggett
イリノイ大学
アーバナーシャンペン校教授
Mr. Sunil Kant Munjal
ヒーローコーポレートサービス 会長
Mr. Stefan Noreen
スウェーデン外務省 相談役
Dr. Carmencita D. Padilla
フィリピン大学マニラ校
校長
Dr. John Mark Ramseyer
ハーバード・ロー・スクール
教授
Prof. Emma Rothschild
ハーバード大学 教授
歴史経済センター
ディレクター
Dr. Klaus Schwab
世界経済フォーラム
創始者・議長
許 智宏氏
北京大学
Boya寄付講座特任教授
中国科学院 アカデミー会員
Mr.Yoon Mr. Suk-Mynn Yoon
SBS Media Group
Taeyoung Group
副会長
Mr. Jaime Augusto
Zobel de Ayala

アヤラコーポレーション
CEO
Dr. Jacques Attali
A&A 代表
Prof. Christina Cameron
モントリオール大学
Canada Research Chair on Built Heritage
 教授
 
Dr. Un-Chan Chung
Korea Institute for Shared Growth
代表
Prof. Rita R. Colwell
メリーランド大学
ジョンズホプキンズ大学
特別栄誉教授
Mr. Bill Emmott
著述家、コンサルタント
 
古井 貞熙氏
豊田工業大学シカゴ校
学長
Prof. Frederick G. Hilmer
ニューサウスウェールズ大学
名誉学長
Mr. Hassan Jameel
アブドゥル・ラティフ・ジャミール社
社長代理兼副会長
黒川 清氏
政策研究大学院大学
名誉教授
Prof. Dr. Joybrato Mukherjee
ギーセン大学 学長・教授
ドイツ学術交流会(DAAD) 副会長
Mr. N.R. Narayana Murthy
インフォシス
創始者

Mr. Pär Nuder
AP3 Third Swedish National Pension Fund 会長、
AMF 会長

Dr. Kari Olavi Raivio
ヘルシンキ大学
名誉学長
Mr. Charles P. Rockefeller
Composite Apps. Inc.
部長
Mr. Andreas Schleicher
OECD教育スキル局
局長
汪 婉氏
中華人民共和国駐日本国大使館 参事官
横山 禎徳氏
社会システムズ・アーキテクト
吉野 洋太郎氏
ハーバード・ビジネス・スクール
名誉教授
※敬称略。所属・役職等は2018年10月時点のデータです。
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