東京大学学術成果刊行助成 (東京大学而立賞) に採択された著作を著者自らが語る広場
接続表現の多義性に関...
言語の多義性に関する研究は語彙的要素を対象にすることが一般的である。本書は文法的要素で見られる複数の...
江戸町人地の空間史
この本は、博士論文をもとにまとめた私のはじめての単著である。工学系分野にありながら、建築学科 / 専...
〈ニグロ芸術〉の思想...
本書の特徴の一つとしては、美術史学と人類学の先行研究を踏まえながらも、それらから距離を取り、アフリカ...
エレミヤ書における罪...
21世紀は、宗教戦争の様相を呈するテロリズムから始まりました。もしかすると、倫理や理性といったものが...
森を守るのは誰か
森を守るとはどういうことか。森林保全は、グローバルな環境課題となって久しい。とくに途上国では、国際機...
フランス都市文化政策...
本書は、20世紀後半のフランス地方都市文化政策の歴史的展開を検証した研究書です。冒頭で、文化政策を「...
ベトナムとバリアフリ...
ベトナムにどういうイメージをお持ちであろうか。ベトナムと言えばエスニックなベトナム料理、アジア雑貨、...
〈焼跡〉の戦後空間論
一九四五年八月のアジア・太平洋戦争終結から、来年で七十五年が経とうとしています。そして、この期間を示...
語りが生まれ、拡がる...
本書は、子どもの「非行」に悩み、向き合おうとする親たちのセルフヘルプ・グループの実践について、「語り...
コンドルセと〈光〉の...
18世紀後半のフランスでは、社会経済や国際環境が変化するなか、それまでの身分制秩序を支えてきた制度の...
近代立憲主義と他者
本書は、「近代立憲主義」と呼ばれる概念のイデオロギー批判を試みたものです。ここに近代立憲主義とは、国...
日本語オペラの誕生
日本語で歌われるオペラやミュージカルを見たことはありますか? 帝国劇場や劇団四季や宝塚、各地の市民オ...
小説と〈歴史的時間〉
本書は、近代日本の小説の表現方法から〈歴史的時間〉を見出す試みである。 序章では、...
王朝社会の権力と服装
「王朝社会」ということばから、皆さんは何を想起するだろうか。君主制の社会や宮廷社会だろうか。確かに本...
資本主義的市場と恐慌...
もはや教科書に載るような過ぎ去りし出来事となったが、2008年の「リーマン・ショック」は、世間に相当...