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日本での就職について

卒業・修了後に日本で就職を希望する留学生は年々増えています。また、留学生の採用に積極的な企業も多くあります。
みなさんが日本で仕事をすることを考える場合には、なるべく早い時期に、日本特有のルールやスケジュールなど、日本での就職活動の基本を知っておくことが大切です。

また多くの企業は日本語力を重視しています。一部の研究職などを除いて、ビジネスができるレベルの日本語力が求められます。
このことも、日本で働くことを考えるときには準備するよう心がけましょう。



1) 日本で就職活動を始めるまえに

就職活動を始めるにあたって、初期段階の大切なポイントを整理します。
・日本での就職活動の流れを知り、計画をたてましょう。
日本の就職活動は長い期間かかります。これは時間的、金銭的、精神的に大きな負担となってしまうことがあります。勉強・研究と就職活動のバランスをとりながら、両立できるように、計画を立てましょう。

・「自己分析」の大切さ 
この機会に、「自分について考える」ことをしてみましょう。 就職は「成績がよい」「優秀な大学に在学している」「就職活動を頑張っている」から成功するは限りません。個人個人の考え方、能力・特性が重要視されます。特に留学生は、「卒業後も日本に住み、働く」という大きな人生の選択をすることになります。「自分がこれから、どこでどのようにキャリアを形成していきたいか」についてしっかりと考えてみてください。就職活動が本格化すると、自分自身を振り返ったり、基本的な事を考えたりする余裕がなくなります。時間に余裕がある時に行いましょう。これは、後に実際に企業に応募していく際に、自己紹介文を書いたり、面接に行ったりするときに必ず役に立ちます。
・日本の企業の特徴を知りましょう
日本企業には、みなさんの出身国の企業とは異なる制度がある場合があります。例えば、4月に一斉に採用を行い、一定期間の新人研修を受けてから正式な配属が決定されるという点も特徴の一つです。
また、「終身雇用制度が主である」「総合職と一般職という雇用形態がある」「転勤・人事異動が多い」なども、多くの留学生が“日本独特”と感じる、多くの日本企業が持つ特性です。

<その他、事前に調べておくべきこと>

  *日本企業の特性
  *日本社会はどのような業界で構成され、どのような会社があるのか?
  *企業にはどのような職種があり、自分のやりたい事は何なのか。

書店の「就職活動」のコーナーには、関連の本が多くあります。また企業分析の本(例:会社四季報)や、新聞、ビジネス雑誌なども活用しましょう。
先輩留学生の話を聞けるチャンスがあったら、いろいろ疑問点を聞いてみることも有効です。

夏休み期間には、企業のインターンシップに参加してみるのも良い方法です。また、大学外のイベントや住んでいる地域の日本語ボランティア教室などにも参加して、日頃から広い年齢層や異なる職業の日本人と会話・交流する事もお勧めします。

2) 情報の集め方
・学外の情報を活用する
<公的求人情報提供機関>
外国人の就職を支援する公的機関として「外国人雇用サービスセンター」(東京、大阪)があります。求人登録しておくことをお勧めします。
(東京)https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-foreigner/

大学等に研究者として就職することを希望する場合は、「JREC-IN研究者人材データベース」で検索してみると良いでしょう。

<その他の求人情報サイト>
民間の会社等により留学生出身者等の外国人を対象としたさまざまな求人サイトが運営されています。英語で検索できるサイトや、留学生の出身国にある日系企業への就職を斡旋する会社などもあります。
ただし、応募条件として高い日本語能力を要求される場合が多いので、日本企業や日本にある外資系企業への就職を希望する人は、常日頃から日本語をしっかり勉強しておく必要があります。