Voice 職員の声

財務

研究プロジェクト開始から終了まで
資金の管理面から研究者をサポート

定量生命科学研究所 財務会計チーム 主任
採用年月 2012年4月

プロフィール

大学院修士課程修了後の2012年4月に入職。人事部人事給与課、工学系・情報理工学系等国際支援課を経て、2019年7月から現職。

※所属は掲載当時のものです。

これが私の仕事です!

「研究者が国や企業等から資金を獲得し、研究のために使用し、会計報告をする」という、研究プロジェクトのおカネに関わる一連の事務手続きを担当しています。研究資金は有効に、かつ正しく使われなければなりません。そのためには私たち事務職員が出資元や大学の定める会計規定等をしっかり理解し、研究室に情報提供していく必要があります。1円から、上は数億円規模までの研究資金を、日々責任をもって管理します。

仕事の中で大切にしていること

初心を忘れないことです。「教育研究の発展のために尽力したい」といった大きな理想は日常生活では意識しにくいものです。しかし仕事で困難を感じたとき、次の一歩を踏み出す勇気をくれるのは結局のところ入職当初の志だと実感することがあります。また、東大職員は異動のたびに全く新しい環境や業務に身を置くので、つねにゼロから謙虚に学ぶ姿勢は重要です。新人の頃のフレッシュな気持ちを折に触れて思い出すようにしています。

東大での働き方

育児休業からの復帰を機に朝の始業時間を30分早くし、お昼休憩を60分から45分に変更しました。休暇も1時間単位で取得できるなど柔軟な制度に助けられています。周囲の方々に理解をいただき、現在は時間短縮勤務を行いながら3人の子供を育てています。職業生活を続ける中でオン・オフの時間の使い方はさまざまに変化するものと思いますが、仕事にも私生活にも誠実に向き合いながら働いている教職員が多い印象です。

One Dayある一日のスケジュール

8:30 勤務開始メールチェック・本日の業務を確認
10:00 データ作成財務会計システムやExcelを使用
12:00 昼休み学内の美味しいお弁当で憩いの時間
14:00 納品検収購入した実験機器を研究室で現物確認
15:30 問い合わせ対応研究資金の使い方について研究者に回答
16:15 退勤学童、保育園のお迎えへ

Vision &
Mission Message 私にとって「創りたい未来、語りたい使命」とは

大学職員はただ「縁の下の力持ち」というより、ある時は地面、ある時は柱、またある時は大工や補修工、建築家など様々な関わり方で大学というひとつの建物を創っているというのがイメージに近いかもしれません。未来に渡り創り続けるからこそ、自分の役割を自分の中でいつも明確にしながら、その一助となりたいと思います。