Voice 職員の声

総務

より働きやすい明日のために。
「業務改革」から東京大学を変える

総務部総務課業務改革チーム
採用年月 2010年4月

プロフィール

大学卒業後の2010年4月に入職。総務系・財務系・学生支援系等の業務を経験後、2022年4月から現職。

※所属は掲載当時のものです。

これが私の仕事です!

東大職員に求められる役割は日々高度化・複雑化してきており、業務の質を落とすことなく社会の期待に応えるためには今ある業務をより効率的にする「業務改革」が必要不可欠です。学内の優れた業務改善事例を表彰し普及・展開する「業務改革総長賞」の開催や、様々な業務改善相談の解決を通じてその機運を高めるのが私の使命です。業務の効率化は業務量を削減し、誰もが働きやすい大学の実現にも繋がります。

働き始めてから感じたギャップ

ズバリ、任せてもらえる仕事の幅広さです。学生時代に大学職員の仕事と言われて思い浮かぶのは窓口業務や契約業務くらいでした。しかし、東京大学に就職してからこれまで経験した業務は研修医のローテーション管理、構内警備員の統率、要人警護、伝票監査、運動施設の管理運営、そして今の業務改革とまさにユニークな仕事ばかり。もしも東大職員100人に業務内容を尋ねたら、100通りの答えが返ってくるかもしれませんね。

東京大学の課題

東京大学は8,000人以上の教職員を抱える大規模な組織です。このような大きな組織は人材の幅広さと潜在能力の高さが魅力ですが、同時に「既存の何か」を変える際には多大な労力が必要です。多くの場合、調整が必要な部署の数や法人化以前からある諸規則の複雑さが要因ですが、一方で従来の仕組みの全てが悪いわけでは決してありません。いかに故(ふる)きを温めて新しきを知るかがこれからの職員に求められるといえるでしょう。

One Dayある一日のスケジュール

8:10 ToDo確認本日の作業確認・優先順位付け
8:30 勤務開始メール、Teams投稿の確認・回答
9:30 情報発信学内コミュニティで業務改革事例の紹介
11:00 Web会議出席学内のITツール利用普及について協議
12:00 昼食リーズナブルな学食はお財布の友
13:30 Web講演受講民間企業や他大学のDX化事例を勉強
15:00 RPAの構築単純作業や集計作業はどんどん自動化
17:15 退勤きっちり働ききっちり休む

Vision &
Mission Message 私にとって「創りたい未来、語りたい使命」とは

昨今、DXやGXのように「トランスフォーメーション」という言葉が広く叫ばれています。変化や変容を指すこの言葉は、単なる部分改良や改善に留まらない、在り方そのものの変革を指しています。東京大学の良き伝統を守るためにこそ、その時代に合わせた変革を続けられる職員でありたいです。